1月18日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは「名作」。

各々が思う名作を持ち寄ってもらいました。

「これはすごい名作なんだよ」と、女の子がリュックから取り出したのは「すみっコぐらし大図鑑」。

確かに名作の定義は、それぞれが感動した度合いに寄りけりだなと、ハッとさせられました。

その他には、歴史年表、鉄道等々…。

きっと、きっとそれぞれに感動がある名作なのでしょう。もちろん、他にも様々な本を持って来ていました。

暖房の効いた静かな空間。

大人のぼくはうたた寝してしまいそうでしたが、子ども達は黙々と本に向かっていました。

そして、昼食後は読書感想画制作へ。

生粋の読書家の恒太先生と話し合いながら、絵のイメージを膨らませていました。

下書きして色塗りまではなかなか根気のいる作業。

合間にりんごを丸かじりしながら一息ついている、良い写真が撮れました。

みんなそれぞれのペースで頑張り、低学年の子は大胆に、高学年の子は綿密に、素敵な感想画を仕上げてくれました。

お疲れ様です。

今回はみんな様々な本を手に取ったり、交換し合ったりと積極的だったので、それぞれが新しい本と出会ってくれていたら嬉しく思います。

山王学舎のイベントの中では、最もゆったりとしている子ども読書の会。

たまの休日には、本と共にのんびりとした時間を過ごしてみませんか。

次回は1月25日(土)の10時からです。

ご予約お持ちしております。

 

 

 

 

1月11日(土)に行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

今回も新規のご参加もあり、大勢の子ども達がお泊りをしに集まってくれました。

受付時、新規参加の子ども達は不安な表情をうっすら浮かべていましたが、気持ちは前向きでわくわくしている様子でした。

お泊り読書会、まずはみんなで夕食タイム。

この日は、子ども達のリクエストで唐揚げ。

バヤ先生が手間暇かけて仕込んでくれた唐揚げは、即完売の大盛況でした。

そして、食後は早速読書を始めました。

持参した本を紹介するコーナーでは、6年生が仕切ってくれ、自己紹介も兼ねてみんなで楽しそうに本を紹介し合っていました。

新規で参加してくれた子達は、屋根裏部屋をえらく気に入ってくれ、緊張もほぐれている様子でした。

暑い暑いと言いながらも、落ち着くようで、黙々と読書を続けている姿に少し安心しました。

6年生グループはみんな1カ所にかたまって読書。

こういう異年齢混同のイベントは、年長の子達がその日の空気を作っていくので、みんな読書に向かってくれて、こちらの面も安心しました。

そして、21時半には就寝準備。

低学年の子達は寝心地が良くなるように、みんなで協力して寝床作りに励んでいました。

そして、22時消灯。

でも、まだまだ元気があり余っている子ども達は、ランタンの灯りで眠気の限界まで読書を続けていました。

そして、翌朝7時頃起床。

早くから目覚める子、夜更かしし過ぎてからだが重たい子、それぞれでしたが、みんなで一緒に朝食を摂りました。

 

メニューは、ご飯、みそ汁、卵焼き。

こちらも早朝からバヤ先生が丹精込めて作ってくれたので、愛情たっぷり。

みんな残さず、しっかりたいらげてくれました。

最後に、お迎えの時間までみんなで大掃除。

子どもが十数名集まるだけで一気に散らかりますが、みんな文句を言いながらも後片付けしてくれました。

そうこうしているうちにお迎えの時間。

みんな笑顔で帰っていけていた印象でしたが、実際楽しめていたのでしょうか。

読書はもちろんですが、異年齢のコミュニケーションの発達や、思いやりを育む目的もあるので、このイベントを通して少し強くなってもらえたら、とも思っています。

より良いイベントにしていきますので、どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

次回は、2月8日(土)の開催です。

ご予約どしどしお待ちしております。

12月22日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

今回のテーマは「クリスマス」。

ビスケットを使ってブッシュドノエル風のケーキを作ろうということになりました。

まずは、調理リーダー・バヤ先生からご挨拶と、この日の流れの説明。

今回も人数が多いため4グループに分かれ、料理と工作のローテーションを組みました。

挨拶後、早速子ども達と女性スタッフの方々がテキパキと調理を始めていました。

一方、2階ではクリスマスを意識した工作。

土間の寂しげなツリーを子ども達に装飾してもらうことになりました。

待ち時間の工作も恒例となってきましたが、文句を言わず素直に取り組んでくれる子ども達には毎回感心します。

そして、テーマを伝えられてから作業に取り掛かるまでが、すごく早い。

もちろん、メインの料理もみんな真面目に取り組んでいました。

クリーム作りは簡単なように見えて、子ども達の握力ではなかなかの重労働だったようです。

工作は可愛らしいものたちが仕上がっていっていました。

そんな中で気になったのが、マトリョーシカシステムの小さな包み箱。

最後の箱にはハズレと書かれた紙が入っていました。

工作と同様、ケーキの仕上げも丁寧に。

みんな真剣な表情で、ナイフとフォークを使い綺麗に形を整えていました。

そうやって頑張って仕上げたケーキ。

その場で食べる子もいれば、お持ち帰りする子も。

お持ち帰りする子たちとは、急遽専用の箱も作りました。

そして、もう一品。

バヤ先生がお腹が空いているであろう子ども達のために、カレーを仕込んでくれていました。

それを丁寧ににかたどり、クリスマスらしく雪だるまカレーへ。

ケーキ、カレーと何やかやと忙しくしている内に、壁面も可愛らしく装飾されていっていました。

最後に、バヤ先生お気に入りのクリスマス映画「ポーラーエクスプレス」を鑑賞しながら、保護者のお迎えを待ちました。

今回も参加してくれた大勢の子供たち、みんなが一生懸命がんばってくれたおかげで楽しげな会になったと思います。

お疲れ様、そしてありがとうございました。

みんな毎回楽し気な様子ですが、調理パートをもっと分厚くしてほしい等の声もちょこちょこいただきます。

それはそうだな、とも思いますので、先生達とまた話し合って、より楽しんでもらえる料理教室にしていこうと思います。

ちなみに手前味噌ですが、料理教室以外にも楽しいイベントが揃っていますよ。

気になるものがあればお気軽に、メールかお電話(092-515-8752)へ、お問い合わせください。

 

 

 

 

12月15日(日)に行われた学び舎たき火の会の様子をお伝えします。

第3回目の今回も春住小学校グラウンドで開催されました。

当日は、少し肌寒いくらいのたき火日和。

前回のたき火の会で予告していた通り、皆さんたき火を楽しめるグッズを持ち込んでくださりました。

16時過ぎからみなさんちらほら集まり出し、のんびりとスタート。

スタッフの手際も良くなってきているようで、各台の火おこしはスムーズに成功していました。

火が安定してきたところで、マシュマロ、ソーセージの串焼きや焼き芋を投入。

中には、網がくくり付けてある自作の竿を持参されたご家族もいらっしゃいました。

山王学舎では、ダッチオーブンに「チキンの香草ロースト」を仕込んでいました。

鐘哲先生は、「なんの工夫もなく味付けと香草をなじませた丸鶏を火にかけただけ」と言っていましたが、2時間後には見事な出来栄えのチキンが完成していました。

19時頃には完全に日が落ち、気温もグンと下がってきていました。

火に飽きてグラウンドで遊びまわっていた子ども達も、再び火のもとへ。

火を囲んだ家族団欒はとても微笑ましい光景でした。

みなさんそれぞれが、たき火への愛着と、家族同士の団欒、子ども達へたき火についての教えと注意を行っていました。
今回もとても良い会になったと思います。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は、1月19日(日)の開催です。ご予約どしどしお待ちしております。

 

12月14日(土)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは、鐘哲先生が前日から煮込んだ豚バラ肉カレー。

分厚い豚バラ肉の乗ったカレーに、子ども達は喜んでくれていました。

そして、今回も料理長の青山さんを始め、地域の方や高校生の方々がお手伝いをしに来てくれました。

毎回書いていますが、みなさんいつも本当にありがとうございます。

少数のスタッフで運営している山王学舎なので、とてもとても助かっております。

次回は、12月28日(土)。

年内最後の子ども食堂となりますので、忘年も兼ねて子どもも大人もどしどしお越しください。

ご予約お待ちしております。

 

12月14日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは「哲学」。

哲学という言葉に、子ども達は頭に?マークでした。

そんなぼくも説明せよと言われたらうまく説明できない。

そんな中、鐘哲先生が小学生でも読めるだろうという哲学本を持って来てくれました。

その中で6年生男子が手に取ったのは「悪のしくみ」という本。

その中の「いじめ」について、池田晶子さんが書いている項目を今回は読んでいました。

いじめられた子が抗議の意味も含んだ自殺を図っても、死んだらお終い、強い者、生きた者勝ちの世の中。

「人間には命より大事なもの(誇り)があるということを理解しない社会が、生きた者勝ちのまさにこの社会である。抗議の自殺が成立しない。無視されるか笑われるだけである。精神というものを忘れ果て、ただ生き延びようとする者ばかりのこんな社会で、死にたくならない方がおかしいではないか。」

死んだだけ損と説くことで、自殺をする子を思いとどまさせるということはできるかもしれませんが。

今回の読書会では、子ども達と主体性の大事さを話し合い、お互い考えたので良い時間になりました。

次回の読書会は、12月28日(土)の開催となります。

ご予約どしどしお待ちしております。

12月7日(土)~8日(日)にかけて行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

初参加の子、常連の子、今回は1年生~6年生まで、学年が良い具合にまばらに集まってくれました。

19時に集合し、一息ついた後、まずはみんなで夕食タイム。

バヤ先生お手製のコロッケをみんなでにぎやかにいただきました。

そして、食後の20時、ようやく読書タイムスタート。

それぞれ読み出す前に、持参した本を紹介し合いました。

そして、それぞれ定位置を見つけ読書へ。

みんなそれぞれ好きな本を読んでいる中、微生物の本を黙々と読んでいた子が個人的に気になりました。

その子は、微生物のクイズを出したり、珍しい微生物を紹介してくれました。

ぼくは、微生物のようなうねうねとしたフォルムが好きなので楽しい時間でした。

そして、22時から就寝準備。

聞くところによると、お家ではだいたい21時頃には寝ているという子ども達。

でも、この日はまだまだ眠くないと、ランタンの灯りで読書やおしゃべりを楽しんでいました。

翌朝は、6時過ぎから元気な声が部屋中に響き渡っていました。

みんな学校違いの子ども達でしたが、一晩で仲良くなった様子で安心しました。

朝食は、目玉焼きチーズパン。

みんな好き嫌いせず、美味しそうに食べていました。

こうして今回も無事イベントを終えることができました。

次回は1月11日(土)です。

ご予約お待ちしております。

 

 

12月に入った途端、冬っぽくなりました。小学校では風邪やインフルエンザが大流行中のようです。手洗い・うがい、こまめな換気と水分補給を心がけて冬も楽しく元気に過ごしたいですね。

さて、今月のイベントが、山王学舎の黒板にまとまりましたのでご報告です。修平先生お手製の、壊雲体のようなフォントがいい味出してます。どれも事前の申し込みが必要です。気になるものがあればお気軽に、メールかお電話(092-515-8752)へ、お問い合わせください。

 

11月24日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

今回のテーマは「デザート」。

まずはガトーショコラ作り。

バヤ先生の簡単な説明を聞き、早速4グループに分かれて実践へ移りました。

分量、時間、温度等、お菓子作りはきめ細かさと手際が大事なようで、先生も子どもも手順を追ってテキパキと進めていました。

今回は工程が多かったようで、いつも以上にキッチンは忙しそうな様子。

一方、2階の調理待ち・工作チームは、今回作ったお菓子に添えるメッセージカードを作りました。

お母さん、お父さん、兄弟、友達等々、渡す人を思い浮かべ、日頃の思いを記してくれました。

高学年男子は乗り気ではなかったのですが(まあ、その気持ちはわかります)、女の子たちは黙々と作業に取り組んでくれていました。

材料を渡しただけで、さらっとかわいくデザインしていく女の子たち。

中には、家族全員分のメッセージカードを書いたりする子も。

この日は暖かい陽気だったのですが、それに子ども達の愛のパワーがプラスされた室内は、あたたかくやさしい空気が流れていたような気がします。

もちろん、メッセージカードを丁寧に作っている男子もいましたが、それに興味が無い子達は、昆虫作りや、なぜか呪いの絵本作りで盛り上がっていました。

呪いの絵本は、読むと呪われるという内容でしたが、意図する怖さとは裏腹に、挿絵のタッチはかわいらしい仕上がりになっていました。

こちらの提案とは違えど、何かしら仕上げてくる子ども達には今回もとても感心しました。

そして、2階とはまた違う熱気を帯びるキッチン。

先生達、子ども達は素早く丁寧に工程を重ねていっていました。

そして、ガトーショコラの次は、ボールクッキー作りへ。

怒涛のガトーショコラ、ボールクッキー、メッセージカード作りが終わったところで、ようやく焼き上がり待ち時間。

子ども達のリクエストで、「アナと雪の女王」を観ながら待ちました。

この大勢の子ども達を、一気に静かにさせるアナ雪の威力。

そうこう見入っている内に、ようやく焼き上がりました。

味の感想を聞いてみると、ものすごく甘かったそうです。

焼きたてだったので、冷やして食べるとまた違った感想だったかもしれないですね。

クッキーは綺麗にラッピングしたうえで、メッセージカードを添えていました。

クッキーもカードも一生懸命作っていたから、その思いが伝わるといいですね。

今回もみんなお疲れさまでした。

甘い香りと、笑い声が広がる楽しそうな会になっていたと思います。

子ども達が頑張ってくれていたので、閉会後の料理の先生達も達成感に満ちていた気がします。

ご参加ありがとうございました。

 

次回は、12月22日(日)、テーマは「クリスマス」。

既に予約いっぱいとなっていますが、1月は若干空きがあります。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

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11月23日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは伝記。

あまり読書家ではなかった僕は、伝記と聞くと学校の図書館に置いてあったベーブ・ルースやヘレン・ケラー等のまんが伝記シリーズを思い出してしまいます。

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今回参加してくれた子どもの中にも、そのシリーズの野口英世とライト兄弟を持って来ている子がいました。

最近はスティーブ・ジョブスもあるみたいですね。

そんな中、野口英世の伝記を読んでいる子から、「他の本で読んだけど、この人本当は遊び人だったらしいよ。」という情報が入ってきました。

有名な話なのかもしれませんが、無知なぼくは早速パソコンで調べてみると、確かにそういった情報がいくつか出てきました。

遊び人というよりは、いろいろ借金もあり、伝記に書いてあるような真面目な人間ではない、と本人が否定している一説があるようですね。

この日参加した子ども達は、感想画、感想文を書きたくないとのことだったので、昼食後も

思う存分読書を楽しんでもらいました。

天気の良い日だったので、西日にあたりながら絵を描いたり、ごろごろと軽く昼寝をし出す子もいましたが、静かでのんびりとした時間が流れていたので、それもいいねと思えました。

子ども達と普段話していると、本から得た知識を得意気にふんだんに教えてくれます。

それには毎回感心しますし、この時期頭に入った情報はどんどん吸収されていくのでしょう。

スタッフの僕らも、子ども達に面白い話ができるよう、もっと様々な本を読んでいかないとな、と毎回痛感させられます。

次回は12月14日(土)、テーマは、「哲学」。

子ども達はどんな本を持ってくるのでしょうか。

メールorお電話(092-515-8752)でのご予約お持ちしております。