5月22日(日)に行われた山王学舎子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは、シシリアンライス。

昭和50年頃、佐賀市のとある喫茶店で誕生したとされるシシリアンライス。1枚の皿に温かいライスを敷き、その上に炒めたお肉と生野菜を盛り合わせ、マヨネーズをかけたものが基本形。時代とともにそれぞれの喫茶店流にアレンジを加え、今もなお佐賀市内ではご当地グルメとして親しまれているようです。

今回は、地域にお住まいの保護者の方々、九州産業大学、福岡こども専門学校の学生さん達がお手伝いに入ってくれました。

料理の仕込みから、配膳、子ども達の見守りまでお手伝いしていただき、とてもとても助かりました。

尚、九州産業大学では、食品ロスを無くす為、家庭で余っている未使用の食品を集め、必要としている方々に無償で提供する活動「フードドライブ」という活動を行っているようです。

今回はその大学内で集めた食材を、子ども食堂のお客さんにご提供していただきました。使い勝手の良い食材ばかりで、みなさん大変喜ばれていました。

九州産業大学の皆様、心より感謝申し上げます。

初挑戦だったシシリアンライスでしたが、子ども達からは大好評でした。

野菜もバランス良く摂れてとても良いメニューでしたので、またいつかやりたいと思います。

ご利用いただいたご家族の皆様、そしてお手伝いしていただいた皆様、今回もありがとうございました。気兼ねなく利用できる空気を作っていくよう努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

次回の山王学舎子ども食堂は6月5日(日)、メニューは「カレーライス」です。

どしどしご予約お待ちしております。

●山王学舎子ども食堂のご予約・お問い合わせは以下まで

【電話番号】092-515-8752

【メールアドレス】info@sanno-gakusha.or.jp

5月14日〜15日に掛けて行われた「学び舎お泊まり読書会」の様子をお伝えします。

今年度も子どもゆめ基金から助成を受けて、学び舎お泊まり読書会を実施できる運びとなりました。

初回となる今回のテーマは「旅」。

常連の子から新規の子、小学1年生から中学3年生まで様々な学校から多くの子ども達が参加してくれました。

まずは、始まりの会での自己紹介。

旅にまつわる本、自分の読みたい本等々、それぞれが持参した本を紹介くれました。

始まりの会の後は、みんなで夕食のカレーライス。

徐々にみんなのテンションが上がって、新規の子達の口数も少しづつ増えいました。にぎやかで楽しい夕食になりよかったです。

そして、メインの読書タイム。

満腹になったからか、テンションが上がりきっている様子の子ども達。ですが、ここはひとまず落ち着いてもらい、みんなで読書のしやすい空間を作っていきました。

30分読書して、10分休憩の3セット。

読書より遊びたがる子もいましたが、時間を区切ると、みんな意外と本へ向かってくれました。

持参した本を交換し合ったり、一緒に読んでみたり。

静かで優雅な時間でした。

21:30頃からは就寝準備、22:00消灯。

毎回、寝床は屋根裏部屋が人気ですが、今回は新規の子達に譲ってあげていました。

消灯とはいえ、まだまだテンションは上がりっぱなしの子ども達。ランタンの灯りで読書をしたり、おしゃべりをしたり。

各々でたまの夜ふかしを楽しんでいる様子でした。

そして、翌朝。

6:00前からみんな目覚め出し、まさかの6:30から近所の公園で鬼ごっこ、だるまさんがころんだ。正直もう少し寝ていたかったですが、たまの早起きも良いものだなと思わせてもらえました。

山王学舎へ戻り、朝食はカレーうどん。

その後は、一旦自由時間で、読書をする子や、お絵かきする子、人生ゲーム等各々で盛り上がっていました。

自由時間後は、スライドショータイム。

いつからか恒例となっている常連の中3男子作のスライドショー。

5月14日〜15日に行われた当イベント。今月の読書テーマが「旅」で、偶然にも5月16日は「旅の日」だったようです。

「※旅を愛する作家や芸術家などによって結成された「日本旅のペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定。

1689年(元禄2年)5月16日(旧暦3月27日)、俳人・松尾芭蕉が江戸を立ち、『おくのほそ道』(奥の細道)の旅へ旅立った。」

松尾芭蕉の歴史を面白おかしく編集したそのスライドショーに、子ども達は大盛り上がりでした。

コウタいつもありがとう。

最後に、各々が読んだ本を読書メモとして記し、読書感想画の制作へ。

今回は子ども達の中で、A4用紙を折ったミニ絵本作りが流行っていました。話の内容も挿絵もかわいい仕上がり。

2時間以上集中して絵を描き続けている子もいたりと、それぞれが作業に没頭していました。

本や作業に没頭する時間は大人になってもかけがえのない時間だと思います。子ども達もいつまでもこんな時間を大切にしてもらいたいです。

今回もご参加ありがとうございました。

次回は6月11日(土)の開催となります。テーマは「世界」。

ご予約どしどしお待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
【mail】info@sanno-gakusha.or.jp

5月8日(日)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは、とんかつ定食でした。

地域の保護者の方、そして今年度から定期的にお手伝いいただいている福岡女学院大学の学生さん達がボランティアスタッフとしてお手伝いしてくれました。

お客さんも多くキッチンは大忙しでしたが、皆さんがお手伝いしてくれたおかげで揚げたてのとんかつを提供することができたと思います。

子ども達にもとんかつは好評で、食材を追加で買い出しに出る程でしたが、ご満足いただけていた様子で嬉しい限りです。

今回も山王学舎・子ども食堂に足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。

そして、お手伝いいただいた皆様にも心より感謝申し上げます。

次回は5月22日(日)の17:00~20:00での開催となります。メニューは佐賀発のB級グルメ「シシリアンライス」です。

ご予約どしどしお待ちしております。

●子ども食堂のご予約・お問い合わせは以下まで

【電話番号】092-515-8752

【メールアドレス】info@sanno-gakusha.or.jp

子ども達は食べることが大好きです。本当はお母さんやお父さんと一緒に料理を作ったり、習ったりしたいのではないでしょうか。

山王学舎の学び舎子ども料理教室では、毎月決められた料理テーマで、子ども達が料理に果敢に挑戦します。そして、何を作るか、下ごしらえ、調理、実食まで、子ども達が中心となってチームで実施します。

どんな料理になっても自分が作った料理はきっとおいしいはずです。

山王学舎の子ども料理教室では、料理テーマに沿った簡単な工作も時に交えつつ、おもしろおかしく進行していきます。

料理が好きな子、手先が器用な子、ただただおいしい料理が食べたいだけの食いしん坊な子、小学生ならどんな子ども達でも参加可能です。

ここで習った料理を子どもがお家で改めて作り、その料理を囲んで家族団らんの場が生まれたらとても嬉しく思います。

ご参加お待ちしております。

【募集対象】小学1~6年生

【参加費】1200円

【参加方法】メール、またはお電話でご予約ください。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sanno-gakusha.or.jp
HP:http://sanno-gakusha.or.jp/

このイベントは、読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を一日かけて読み通す、読書を通じた宿泊体験です。

各月ごとにテーマを変え、司書資格を持つ講師と参加者のお互いが自分のおすすめの本を紹介し合ったり、読んだ本の感想や絵を描く、複合的な読書体験を行います。

イベントの流れとしては、始まりの会で自己紹介をし合い、その後みんなで夕食をいただきます。

夕食は、山王学舎の先生が子ども達が喜んでくれるようなメニューを毎回考えて準備しています。

読書をする場所は、基本的に自由です。山王学舎の一階と二階の居心地の良い場所を各々で見つけてもらい、読書を行ってもらいます。

低学年の子達に向けては、本の読み聞かせも行っています。担当の先生達の迫力ある読み聞かせを、是非体感してもらいたく思います。

22時の消灯後は、一人ずつに寝袋とランタンを渡し、それを使って夜の時間を過ごしてもらいます。

ランタンの灯りで読書を続けるも良し、読書の邪魔にならない程度であればひそひそ話しもありです。

ちなみに、読書・就寝場所で子ども達の一番人気は2階の屋根裏部屋です。

そして、翌朝はラジオ体操(その日の参加メンバーのやる気次第)から始まり、12時のお迎え時間まで昨夜読んだ本の感想画を描いてもらいます。

一晩を通して本やお友だちと触れ合いながら、本に興味を持ってもらえればと思います。

毎回様々な校区から参加していただいているので、子ども達も初対面同士ばかりです。ですが、すぐに打ち解けて、翌日には距離感が縮まっている印象です。

始めは緊張するかもしれませんが、興味ある方は気軽にご連絡ください。

ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
【mail】info@sanno-gakusha.or.jp