読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を一日かけて読み通す、読書を通じた宿泊体験イベントです。

各月ごとにテーマを変え、司書資格を持つ講師と参加者のお互いが自分のおすすめの本を紹介し合ったり、読んだ本の感想や絵を描く、複合的な読書体験を行います。

イベントの流れとしては、始まりの会で自己紹介をし合い、その後みんなで夕食をいただきます。

夕食は、山王学舎の先生が子ども達が喜んでくれるようなメニューを毎回考えて準備しています。

読書をする場所は、基本的に自由です。山王学舎の一階と二階の居心地の良い場所を各々で見つけてもらい、読書を行ってもらいます。

低学年の子達に向けては、本の読み聞かせも行っています。担当の先生達の迫力ある読み聞かせを、是非体感してもらいたく思います。

22時の消灯後は、一人ずつに寝袋とランタンを渡し、それを使って夜の時間を過ごしてもらいます。

ランタンの灯りで読書を続けるも良し、読書の邪魔にならない程度であればひそひそ話しもありです。

ちなみに、読書・就寝場所で子ども達の一番人気は2階の屋根裏部屋です。

そして、翌朝はラジオ体操(その日の参加メンバーのやる気次第)から始まり、12時のお迎え時間まで昨夜読んだ本の感想画を描いてもらいます。

一晩を通して本やお友だちと触れ合いながら、本に興味を持ってもらえればと思います。

毎回様々な校区から参加していただいているので、子ども達も初対面同士ばかりです。ですが、すぐに打ち解けて、翌日には距離感が縮まっている印象です。

始めは緊張するかもしれませんが、興味ある方は気軽にご連絡ください。

ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
【mail】info@sano-gakusha.or.jp

 

新型コロナ感染症の影響により、子ども達も様々な制約を受けています。子どもですから大いに体を動かしてのびのびと活動したいはずです。けれど今の環境ではなかなか難しいですね。

山王学舎がある福岡市でも不要不急の外出自粛、そして小学校中学校の休校措置が2カ月になりました。社会的にもこれまでのような生活を取り戻すというより、これから新しい取り組みを考えながら子ども達の居場所を守っていかないといけないと考えています。山王学舎では、赤い羽根福祉基金より、「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援活動助成事業」のご支援を頂くことが出来ました。4月の第1回の支援に引き続き第3回のご支援として今回採択されました。

支援頂いたものは、子ども達の居場所での食事や、学びの教材として活用させていただきます。

赤い羽根福祉基金を通じてご寄付いただいた方々に、この場にて感謝申し上げます。しっかりと運営、そして子ども達の活動の原資とさせていただきます。

山王学舎は現在福岡市の小学校の臨時休校を受けて、4月7日以降も朝から夜間まで「放課後児童クラブ」を運営しています。

臨時休校期間が延長され不安な思いを拭えない日々が続いていますが、山王学舎の子ども達は毎日明るく元気に過ごしています。

手洗い・うがい・マスク着用の呼びかけを、はじめはうっとおしそうに聞いていた子ども達ですが、近頃ではみんな率先して行ってくれるようになってきました。

自分自身を守るだけの予防ではなく、周りのみんなの為にも、という気持ちになってくれたことはとても大きな前進だと思います。

様々の我慢を強いられながらも、仲良く過ごしてくれている子ども達に感謝です。

そして、学校がなかなか始まらない異様な状況も感じ取り出し、勉強にもしっかり向かってくれています。

家では集中できないからと、友達同士で自習をしに来る子ども達も徐々に増えてきました。

休校期間中のそれぞれの勉強のリズムが出だしてきたようで、とても嬉しく思います。

美術・工作時間は、日頃のため込んだパワーを解放するが如く、それぞれの熱量ある制作を行ってくれています。

そんなを子ども達を見ていて、少しでも早くコロナウイルスが終息することを願うばかりです。

子ども達のより良い憩いの場所となるよう模索しながら、子ども達と共に今のムードを乗り切って行こうと思います。

山王学舎に参加してみたい方は、電話かメールでお気軽にお問い合わせください。

 

「遠隔(リモート )授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」

新型感染症の拡大によって新たな社会生活、様式が生み出され、子ども達も否応なしに適応を求められています。山王学舎でも緊急事態宣言中も放課後児童クラブは休業要請しない施設として運営を続けてまいりました。しかし感染の恐れを考え、多くの保護者が来所を見送り、自宅自粛を余儀なくされました。解除後もまだ来ることが出来ない子ども達がいます。
山王学舎では、6月末よりこのような環境を考え、子ども達が無理なく学べたり、子ども同士が連絡しあったり、会話できる環境づくりに取り組みます。
福岡市NPO活動推進補助金における「新型コロナウイルス対策支援」として採択された本事業は、同時に福岡県共同募金会「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援 全国キャンペーン」としてもご支援いただく活動となります。
具体的には学校が再開されても感染の第2波も予想される中、子ども達は様々な場所で非接触の活動が求められています。そのストレスを軽減するために、自宅にいても先生やお友達と繋がり、一緒に学んだり報告しあったり相談することが出来ます。自宅にばかりいると情報源が少なくなり、価値判断も偏りがちになりかねません。今回の取り組みで少しでも多様な価値観や情報ソースを子ども達に共有してもらうこと。またその一方で、「おうち」という素晴らしい自分の居場所に他者が入り込んでくることの危うさも検討しつつ、これからの新しい生活様式を試行錯誤していかなくてはなりません。
是非この活動に興味を持たれた方はご連絡いただきたいと思います。

「遠隔(リモート )授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」

2020年6月22日(月)より順次取り組みがスタートします。

取り組む内容例
〇家庭環境にデジタルデバイスがない方は山王学舎より貸出(要Wi-Fi環境)
〇タブレットを使ったホームルーム
〇タブレットを使ったリモート学習(eラーニング含む)
〇山王学舎の先生が作る様々な子ども向け動画配信
〇子どもたち同士のリモート交流会
※タブレット貸し出しも含めて月額1,000円

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp
HP:http://sanno-gakusha.or.jp/

新型感染症が福岡でも拡大しつつあり、ネガティブな情報が飛び交っている状況ですが、山王学舎には心温まる贈り物が届きました。

休校期間中の子ども達の気が少しでも晴れてくれればと、博多一幸舎さんがラーメンセットをどっさりと寄付してくださいました。

おやつ時間にインスタントラーメンを食べることはたまにありますが、有名な一幸舎のラーメンとなると、子ども達は一段と喜んでいました。

今日の食べっぷりからすると、すぐに食べきってしまいそうです。

スタッフ、子ども達一同元気をいただけました。機会があれば、子ども達と本店へ食べに行きたいものです。

博多一幸舎様、この度は誠にありがとうございました。

山王学舎よりお知らせです。
今夜以降不測の状況により、刻一刻運営状況が変わることが予想されます。

利用されている方々にはご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。

福岡市教育委員会から、再度の臨時休校期間として2020年4月17日(金)までの小学校・中学校の休校が発表となりました。
特定非営利活動法人山王学舎では、夏季や冬季休み期間中と同じく、朝から放課後児童クラブ(学童保育)を実施しております。

山王学舎は、様々な子どもの健全育成事業に取り組んでいますが、その根幹となるのが学童保育です。

休校期間中も毎日子ども達は元気に通っているので、今回はそんな普段の様子をお伝えします。

小さい事業所なので少人数ですが、その分子ども達は広々のびのびと山王学舎を活用してくれていると思います。

学校や学年が違う子ども達が集まりますが、一緒に過ごしていく中で、いつの間にかみんな仲良くなっています。

美術風景の紹介が多い山王学舎ですが、もちろん子ども達は勉強にも励んでいます。

自学の習慣化が目的なので、子ども達に勉強と遊びのスケジュールは自ら決めてもらっています。

勉強中に、もちろんうるさい子もいたりしますが、それはみんなで注意して。

そうやっていくうちに、みんなの学びのリズムがついてきているように感じます。

おやつ時間は、市販のお菓子を食べることが多いですが、山王学舎のキッチン設備はとても充実しているので、唐揚げやパスタ等簡単なものですが、先生たちが得意とする料理が出でくる日もあります。

そんな日はみんなとても喜んでくれるので、我々もとても作り甲斐があります。

そして、近所に小さい公園があるので、たまに遊びに出たり。

子ども達に寒さは関係ないようです。

とても簡単な紹介でしたが、こんな風に山王学舎では一日一日を過ごしています。

新型ウイルスで不安な日々が続きますが、いつか訪れる新学期を期待して、スタッフ、子ども達共々衛生管理に十分気を付けながら楽しく過ごしていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

本日福岡市教育委員会から、再度の臨時休校期間として2020年4月17日(金)までの小学校・中学校の休校が発表となりました。
特定非営利活動法人山王学舎では、前回の3月2日(月)~3月24日(火)までの臨時休校期間中は、夏季や冬季休み期間中と同じく、朝から放課後児童クラブ(学童保育)を実施しました。
今回も4月7日(火)から4月17日(金)にかけての臨時休校においても同様に、朝7:00より夜21:00迄放課後児童クラブを実施致します。
ご家庭でのお預かりだけでなく、小規模の放課後児童クラブ「山王学舎」も是非ご利用いただき、長期自宅待機の子ども達、保護者のご負担を軽減したいと考えています。

無論今後の福岡県や福岡市自治体の発出する要請に従い、またスタッフの衛生管理に十分気を付けながら実施してまいります。


電話092-515-8752
特定非営利活動法人山王学舎
代表理事 成田鐘哲

福岡県で新型感染症の発症例が相次いでいます。
本日福岡市教育委員会からも、再度の臨時休校期間として2020年4月17日(金)までの小学校・中学校の休校が発表となりました。
放課後児童クラブ、子ども食堂、子ども達の様々な体験活動を実施する山王学舎では、スタッフの咳エチケットの徹底や手洗いうがいの励行に努め、校舎・教室内の換気、不特定多数の方が接触する箇所の消毒を行うなど、感染予防・拡大防止のための対策を行っております。
なお、参加するお子様の健康と安全を考慮し、マスクを着用して勤務させていただくことがありますのでご了承ください。

特定非営利活動法人山王学舎
代表理事 成田鐘哲

3月22日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

新型感染症による臨時休校期間が続く中、だいぶ新型感染症について気を付ける衛生管理、そして状況が整理されてきたと思います。

図らずも新型感染症の為にキャンセルが多く出ましたが、衛生管理をいつも以上にチェックして、イベントを開催させていただきました。

今回のテーマは「お祝い」ということで、飾り巻き寿司を作ることにしました。

飾りというぐらいですから、みんな綺麗のお寿司を作ることができるのでしょうか。

気合を入れて作業に取り掛かりました。

べたべた触りすぎては美味しくなくなってしまうので手際よく、かつ力の加減も大事なようです。

その上で、断面の模様をイメージしないといけないので、なかなか難しそうですね。

高学年の子達は自力で、低学年の子達は先生にサポートしてもらいながら、集中して頑張っていました。

一方、二階での調理待ちチームは、巻き寿司に飾る「水引」を作りました。

祝儀の際に用いられる飾りの水引ですが、初耳の子も多かったので、始めは作り方に苦戦していました。

ですが、見本のように作らなくても良いと伝えると、子ども達は自分好みで結んで行き、とても可愛らしい水引たちが完成していました。

そして、水引を作った後は、握り寿司工作へ。

折り紙、画用紙、綿を使い分けて、可愛く美味しそうなミニ寿司が完成していました。

一階では飾り巻き寿司も続々と完成していました。

添物の紅白かまぼこは、器用に包丁で切り込みを入れ、結び、うさぎの形を作っていました。

そして、完成したのがこちら。

巻き方を工夫するだけで、こんなに華やかな仕上がりになるのですね。

ちなみに、お寿司を乗せている寿司下駄は、鐘哲先生と保護者の方が木材をカットし、手作りしてくれました。

飾り巻き寿司、水引、寿司下駄が揃うと、お祝い感が増す気がします。

休校期間中のこんな時期に、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今年度の学び舎子ども料理教室はこれにて終了です。

毎回多くのお子さんが参加された人気イベントだったので、準備が大変でしたが、スタッフ一同とても楽しく行う事が出来ました。

工作パートも多めな料理教室ではありますが、来年度も子ども達に料理の楽しさを伝えていけるよう計画しておりますので、また開催する際は何卒宜しくお願い致します。