5月11日(土)行われた子ども食堂の様子をお伝えします。
献立は唐揚げ定食。

徐々に地域に広まってきているらしい山王学舎の子ども食堂。
今回は飛び入りのお客様の来店もあり、過去最高の40人越えという大盛況振りでした。

余るぐらいが良いのではと準備していた代表・成田の特製唐揚げも、有難いことに完売することができました。
とは言うものの、少数のスタッフで回しているこの子ども食堂。
今回も善意で手伝っていただいた保護者の方々がいたからこそ、どうにか回転することができました。
ご協力、本当に本当にありがとうございました。
子どもはもちろんですが、大人も一息つける子ども食堂でありたい思っていますので、まだまだですが温かい目で見守っていただけたら幸いです。
次回は5月25日、シチューとなっております。
ご来店を考えている方は、できれば事前にご予約をお願いいたします。
では、心を込めてお待ちしております。

5月11日に行われた新年度一発目の学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。
今月のテーマは「冒険」。

子ども達は冒険に沿った好きな本を各々持参してくれました。
そして、今回は小学校や公民館等で読み聞かせを行っているバヤ先生(料理教室の先生も兼任)が、子ども達と是非読書を楽しみたい、という熱い思いと共に参加協力してくれました。
バヤさん効果なのか、普段より高学年が多かったからなのか、ただただ読書に飢えていたからなのか、いつもすぐには読書に集中できない子ども達が今回はスタートからとても静かに読書に没頭していました。

バヤ先生は星新一にハマっているようで、持参した星新一シリーズを子ども達に自慢していました。
ショートショートは、たしかに子ども達にも読みやすいだろうし、案の定ハマっている子もいたので、これを機に新しい興味が持てたのなら良かったなあと思います。
そして昼休憩後は、バヤ先生が読み聞かせを行ってくれました。

高学年は聞いてくれるのかな?という懸念がありましたが、そんな心配はさしおいてバヤさんが読み出すと自然と子ども達は集まり出し、じっくりと静かに聞き入ってくれていました。
バヤ先生は素敵な声をお持ちなので、僕もついつい聞き入ってしまいました。
こうして癒しをもらった子ども達は、読書感想画にもしっかり取り組んでくれ、可愛らしい絵を仕上げてくれていました。

良い時間はあっという間に過ぎていくなあと思った今回の僕の印象、子ども達もそれに少しは共感してくれていたら嬉しいです。
バヤ先生、長時間イベントに取り組んでくれた子ども達、ありがとうございました。
次回もテーマは冒険です。
バヤ先生も参加していただけるので、また読み聞かせをやってくれるのではないでしょうか。
ご予約どしどしお待ちしております。

4月から隔週土曜日の月2回開催となった山王学舎の子ども食堂。

4月20日のメニューは「煮込みハンバーグ」。

今回は、代表理事兼料理長の鐘哲先生が、前夜から特製デミグラスソースに手ごねたハンバーグをじっくり煮込んでくれました。どうやら鐘哲先生は、時間が経てば経つ程味が染み込んでいく煮込み系の料理が好きなようです。

子ども達も、きっと染み込んだ味の方がご飯はすすむはず。

そんな僕らの期待も一緒に染み込んでくれたはずのハンバーグは、有難いことに大盛況で、多めに作っていたはずが一気に売り切れてしまいました。

子ども達には、カレーもですがやはりハンバーグも人気があるのですね。

とはいうものの、開店と同時に予想以上の動員数で厨房の我々スタッフは結構バタついていたのですが、それを見かねた保護者の方々の手助けがあったからこそスムーズに温かいハンバーグを子ども達に提供することができました。協力していただいた保護者の方々、お客さんとしてのんびりとくつろいでいてほしかったのですが、正直助かりました。次回こそはくつろいでいただけるよう準備しておきますので。ありがとうございました。

そして、回を重ねるごとに動員数の伸びと共にいろいろと課題も見えてきました。

ですが、地域の憩いの場で在りたい子ども食堂のテーマは変わりません。より良くみんなに楽しんでもらえるようなるよう準備をしていきますのでよろしくお願いします。

次回はゴールデンウィーク明けの5月11日(土)です。

ご参加どしどしお待ちしております。

こちらも遅ればせながら、先月の料理教室の様子をお伝えします。

毎回すぐに予約で埋まるほど大盛況だった料理教室。昨年度ラストのテーマは「お祝い」。

料理長・バヤ先生の溢れ出るサービス精神から、最後ぐらいは定員を決めず大人数でわいわい楽しもうじゃないか、ということになりました。

そうして集まった子ども達の数22名。そこまで広くはない山王学舎なので、これぞ満員御礼!な賑わいでした。

 そして、今回は料理を学ぶというよりもパーティー会場をみんなで作って、手巻き寿司やポップコーン、ケーキのデコレーション等それぞれが好きなことをして、美味しく楽しもうというのが目的となりました。

まずは、山王学舎に通っている子ども達が美術の時間に作ってくれた桜の木に、新学期の目標を掲げてくれました。

 そして、室内の飾りつけ作り。指示をせずとも自然と可愛らしく飾り付けしていく女の子たちにはホント感心しました。

花が空から降ってくるイメージで、こうた先生に設置してもらっていました。

そしてそして、肝心の料理作り。

特大のバケツプリンがお皿に生まれ落ちた時は、自然と拍手が起こっていました。

 他にもポップコーン、手巻き寿司、ケーキ、先生たちが仕込んでいた料理もあったので、だいぶお腹一杯になったのではないでしょうか。

食後はビンゴ大会、人生ゲーム等で各々盛り上がっていました。

お迎えの時間にはみんな満足気な表情をしていた気がするので、料理教室に魂を込めているバヤ先生も少しは安心したのではないでしょうか。

ご参加いただいたみなさん、そして毎回何度もリハーサルを重ねて挑んでくれたバヤ先生、本当にありがとうございました。

新年度からは、参加費が1000円とだいぶ上がってしまいましたが、みなさんに満足していただけるようしっかり準備して参りますので、何卒よろしくお願い致します。

次回は5月19日(日) テーマは『子どもが好きな料理』です。

こちらもだいぶ遅ればせながら、昨年度最後の読書の会の様子をお伝えします。

全16回にわたって開催された子ども読書の会でしたが、回を増す毎に参加者も増えていき、毎回スタッフの僕もとても心地よい時間を過ごす事ができました。

本を読む事でいろんな知識を得たり、ひとりの世界に没頭できたり、心を解放してくれたり、とメリットはたくさんあると思いますが、子ども読書の会では、子ども達が「これ読んだことある」や「それ読ませて」等、本を通して初対面同士でも話が盛り上がっている場面が、ぼくはとても印象的でした。

たくさんの本を読まなくたって、どういう本を読んでいるんだろう、あんな難しい本を読んでるんだ、あれを読んでいるなら気が合いそうだ、と相手に興味を持って思いを馳せることだけでも素敵じゃないかなと思います。

今回の生き物編でも、みんなで盛り上がっている子や、ひとり静かに読んでいる子などスタイルは様々でしたが、何かしら思い出に残ってくれていたらうれしいなと思います。

そして、新年度も引き続き読書の会が開催される事が決まりました。

より一層、子ども達に楽しんでもらえるようにスタッフ一同趣向を凝らしていきますので、ご参加心からお待ちしております。

新年度一回目は、5月11日(土)、テーマは「冒険」です。

遅ればせながら、先週行われた新年度一発目の子ども食堂の様子をお伝えします。

昨年度までは月一回だった山王学舎・子ども食堂ですが、好評につき4月からは月二回で開催することになりました。

今回のメニューはカレーライス。

昨年度までの全6回、毎回メニューを変えながらやってきましたが、子ども達に聞いてみると、一番テンションが上がるのはカレーだそうです。

今回も少し多めに炊いていたご飯もすぐに完売し、新たに炊き直す程の人気でした。

食後は、それぞれボードゲームやトランプ等をして盛り上がっていました。

そして閉店後は、保護者やスタッフ、お客さん達で大人も楽しんだ子ども食堂でした。

次回の子ども食堂は4月20日(土)、18:00~20:00です。

子ども食堂と謳っていますが、地域の方々に広く知っていただき交流を深めたいとも思っていますので、大人も気楽に暖簾をくぐってご来店下さい。

これを読んでくれたみなさん、お待ちしております。

山王学舎では、毎月2回読書の会を行います。第1回目の開催は5月11日(土)10時から!

時間は10:00~16:00.1日かけてテーマに沿った本をじっくり読み通します。お友だちと本を交換したり、好きな場面について話したり。読み終えたあとは、作文や絵を描いてみて、どのように本の世界をとらえたかを表現します。正解はないので、自分の納得のいくようにたっぷり時間をかけて考えて大丈夫です。

 

本に出会う機会を増やして、自発的に知識を習得する取り組みです。参加費は300円、テーマに合わせて自分の好きな本を持ってきて下さい。お問い合わせ、参加申し込みはお電話(092-515-8752)メールにて。新しい本とお友だちに出会えることをスタッフ心待ちにしております。

3月17日(日)は本年度最後の「スタッフ・保護者の支援向上研修」が山王学舎終了後に行われました。今月は、春住小学校PTA会長でもあり、光薫寺住職の小林信翠さんを講師としてお迎えし、地域の子ども支援や光薫寺の取り組みを熱く語っていただきました。その中で山王学舎はどのような取り組みが可能か、そして地域に開けたお寺を目指している光薫寺とどのような協働ができるか話し合いました。

ちなみに小林信翠住職は、代表理事の成田鐘哲と保育園時代の同級生の間柄なんです( ´∀` )。地域の縁・縁起を感じますね。

今回の講演の舞台は、光薫寺で行いました。20年前より「寺子屋」として、子どもたちの長期休みでは様々なイベントと学習支援を行っていることをご案内いただきました。

そして今一番熱く取り組んでいる「SDGs」の仕組みについてお話しいただきました。「持続可能な開発目標」として国連が掲げた2030年までの開発目標が以下にお寺の取り組みや仏教の取り組みとつながっていることをやさしくお話しいただきました。

地域に根ざす子どもへの取り組みや市民への取り組みの先達として、知見に富んだお話をたくさんいただきました。その中で山王学舎が取り組めることや地域になかでの立場が少しずつ見えた気がします。

本年度の「スタッフ・保護者の支援向上研修」話を今回が最終回となります。来年度も学び続けるスタッフ・講師として様々な先生方をお呼びし、そのつながりが次のつながりになることを期待して取り組んでまいります。

こんにちは。山王学舎の宮本です。

山王学舎の兄弟、山王ひなた美術教室にて修平先生が制作した3月の壁飾りをご紹介。

どーん!と大迫力。向かって右に紅梅、左に白梅。真ん中はなんでしょう。博多区を悠々と流れる御笠川かなー。下地に貼ったクラフト紙がどこか金屏風のようで、日本美術史の中でも最高傑作と謳われる尾形光琳の「紅白梅図屏風」のオマージュにもみえます。中央に配置した英語の文字で、雑誌のカバーやCDのジャケットっぽいバランスがでて絶妙。面白いですね~。流水紋も、修平先生の手にかかれば、迷路のような、花びらのような、乙事主がタタリ神になる途中のような模様に。みんなは何に見えるかな。

そんな修平先生が担当する山王学舎・金曜の「美術・造形活動」。身近な素材と想像力を使って、ものづくりをみんなで楽しむ時間を設けています。

 

その場にあるものを使って趣向を凝らす遊びは、ひらめきや発想の転換など促し、物事を柔軟に考える力を養います。気になる方は体験を受け付けていますので、ぜひ遊びに来てみてくださいね。ご連絡はメールかお電話(092-515-8752)にて。スタッフ一同お待ちしております。

9日の土曜日は、学舎子ども読書の会でした。

今月のテーマは「伝記」。

まずは、みんなで持参した本を紹介し合うのですが、一人の男子は、最近ちょうど野口英世にハマっていて、同じ本を何回も読んでいるんだ、と意気揚々と話してくれました。

午前中はみんなで本を交換しながらのんびりと読み回し、午後からは感想画に取り掛かりました。

そんな中、一人の子が覚えている知識を年表に書き起こし出したので、それを見た周りの子も真似してみんなで年表作りが一気に始まりました。

黙々と書き進めていく子もいれば、偉人達の幼少期のエピソードにエネルギーを注ぎ過ぎ、肝心な活躍期へ辿り着くまでに集中力とエネルギーを使い果たしてしまう子もいました。

小学生らしいというか、僕も様々な面で最初に飛ばし過ぎて後から後悔する事がよくあるので、その姿がおかしくもあり同情できるので心から応援したくなりました。

そして、何度かの休憩を挟み、最終的には年表とセットで偉人達の肖像画まで、今回は完成させてくれました。

子ども達が自発的に始めてくれた今回の年表作りは、記憶をたどったり読み返して調べたりと、とても難儀な作業だったと思いますが、肖像画も含め最後までしっかりと頑張ってくれてました。

読書の会・伝記編の全体の形を、子ども達だけで作り上げてくれた事はとても喜ばしくもあり、心から感謝しております。

そして、30分程時間が余ったので、最後は近所の公園でみんなで思いっきり遊びました。
みんな本当にお疲れ様でした。

次回の読書の会・伝記後編は、2月23日(土)です。

参加者どしどしお待ちしております。