9月28日(土)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは、「白身フライあんかけ定食」。

副菜はさつまいもサラダ。そして、きのこのみそ汁。

出光さん、青山さんが丹精込めて作ってくれました。

山王学舎の子ども食堂では、意外と残す子が多いので、↑写真ぐらいの小盛りが丁度良いと最近分かってきました。

もちろん、おかわりする子も大勢いますが。

この日はラグビーW杯、日本vsアイルランドの試合がちょうど中継されていたので、一階土間では保護者さん方が観戦に白熱。

番狂わせの日本勝利も、子ども達は特に興味が無いようでした。

そして、この日は筑紫女学園高校の生徒さん達が、授業の一環として子ども食堂を見学兼お手伝いに来てくれました。

福岡子ども専門学校の生徒さん達もお手伝いに来てくれていたので、とても大助かりでした。

みなさん本当にありがとうございました。

19時を過ぎると新規のご家族や常連のお客さん達も来てくれたので、今回も大盛況。

ご来店いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は10月19日(土)、メニューはカレーライスです。

ご予約お待ちしております。

 

 

9月14日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは「西洋」。

西洋とは、広義でキリスト教文明に根ざしたヨーロッパ諸国、及びアメリカを指し、トルコのボスポラス海峡が西洋と東洋の境界線になるようです。

 

ちなみに読書とは関係ないのですが、西洋といえば、最近はクラシック音楽を無理せず聴けるようになってきました。

クラシックを聴いている大人はかっこいいと思っているタイプなので、この読書の会でクラシックを聴きつつ、子ども達と一緒に西洋文化について少しでも触れることができたらな、と思います。

では、当日の様子へ。

常連の子ども達も増えてきて、徐々に盛り上がり出してきている読書の会。

回を重ねるごとに、子ども達は静かに本に没頭してくれるようになってきました。

バヤ先生と高学年の子達がメリハリをつけ、読書をする空気を作ってくれているのが要因でしょう。

そんな高学年の子達に続いて、低学年の子達も先生に読んでもらったり、ここで知り合った子達と一緒に読んだりと、とてものびのびと読書に没頭していました。

階段読書スタイルは、落ちてしまいそうだったのでさすがに止めましたが。

少し涼しくなってきたぽかぽか陽気の中、みんなとてもくつろいでいる様子でした。

そして、昼食後は感想文or感想画制作へ。

出来るだけ挿絵や表紙の絵は見ずに、自分の中のイメージを膨らませて描いてみようと話し合い、そこからはみんなすらすらと描き上げていました。

子ども達の柔軟性には毎回感心させられます。

次回の学び舎子ども読書の会は9月28日(土)です。

引き続きテーマは「西洋」。

どしどしご予約お待ちしております。

読書の会同様、7月の子ども食堂も2週連続で行われたので、まとめてその様子をお伝えします。

まず20日の回は、2ヶ月に一度やってくる定番メニュー「唐揚げ定食」。

今回から、以前紹介した青山さんに続き、山王学舎をサイトで知り、お手伝いを志願してくれた出光さんが調理サポートとして入っていただく事になりました。

手慣れた手つきと手際の良いふたりのおかげで、これまでよりも美味しい食事を提供することができると思います。

お二人とも、本当にありがとうございます。

そして、毎回お世話になっている福岡子ども専門学校の生徒さん達もありがとうございました。

配膳サポートから子ども達のお世話までしていただき、我々スタッフも子ども達も若いパワーにとても助けられています。

男くさかった山王学舎が、女性陣のおかげで照明の実力以上にとても明るく感じますね。

子ども達は校区の垣根を越えて仲良くなってきているようですし、次回のメニューと開催日を聞いてくるほど楽しみにしてくれているようなので嬉しく思います。

 

そして、次は翌週27日に行われた「豆腐ハンバーグ丼」の回の様子です。

ちなみに、今月のポスター2枚は山王学舎の昌美先生が描いてくれています。

美術、デザイン学校出身の先生が多いこの山王学舎。

毎回ポスターを描くノルマが特にあるわけではないのですが、子ども食堂を彩る為にいつの間にか誰かしらが持ってきてくれるのでこれまた有難いです。

そして、この回は出光さんが調理リーダーとしてみんなを引っ張ていってくれました。

この日は、近所の春住小学校のお祭りがあったので、祭り帰りに寄ってくれた子ども達や家族で賑わっていました。

この日も猛暑日だったので、ぼくは暑さでへこたれそうになっていましたが、子ども達の陽気な浴衣姿を見て夏がやってきたんだなと感じることができ、元気をもらうことができました。

風物詩を見て季節を感じることは大事ですね。

そして、出光さん特製の豆腐ハンバーグ丼は、色とりどりでさっぱりと食べることができたので、これにも夏を感じることができました。

いろんな人や物に勝手に夏を重ね、勝手に思いを馳せながら8月も頑張っていこうと思います。

ご来店いただいたみなさん、ありがとうございました。

前投稿で書きましたが、次回の子ども食堂は光薫寺で行います。

ご予約お待ちしております。

 

学び舎子ども読書の会、普段は隔週で行われているイベントなのですが、7月は2週連続で行いました。

ということで、2週分まとめた様子をお伝えします。

梅雨が明け、今年も灼熱の太陽がじりじりとからだを焼き付けてくる夏がやってきました。

口数少ない人見知りの大人、子どもでさえも、「暑いね」という話題でとりあえずの時間は稼ぐことができることでしょう。

そんな暑い中、今月もたくさんの子ども達が、読書と涼しさを求めて山王学舎へ集まってくれました。

7月のテーマは「日本」。

今回も「日本」以外の本でも、読みたい本であればもちろんO.Kだったのですが、みんな意外と日本に関連した面白そうな本を持ってきていました。

テーマ外の本では、あいかわらず星新一シリーズが人気のようです。

各々好きな体勢で本に向かってくれています。

日本の歴史を学校で勉強中の6年生の子は、歴史問題集なども使いながら黙々と歴史本を読みふけっていました。

ぼくにはオーストラリア人の友達がいるのですが、日本の文化や歴史、自分の家系のルーツはどこにあると思う?等のことをよく質問されます。

でも、学生時代の歴史知識も抜けていっている上に、ルーツについてはあまり考えたことがなかったので、なかなか良い返答ができません。

自分の事、母国の事ぐらい知っておきたいし、そんな話で盛り上がれたら、国は違えど、言葉たどたどしくとももっとわかり合えるのかな、と思うことがあります。

回りくどいですが、読書している子ども達を見習って、ぼくも日本のことをもっと知らないといけないな、と考える回となりました。

そして午後からの読書感想画制作も、一生懸命頑張ってくれていました。

歴史問題集を読みふけっていた子は、偉人たちを丁寧に描きまとめていました。

間の抜けた卑弥呼の表情、すごく素敵です。

次回の読書の会は、8月10日(土)です。

8月のテーマは「ファンタジー」。

そして、ひとつ注意点があります。

通常の読書の会のスケジュールは、10時から読書を始め、12時にお昼ご飯、午後は読書or読書感想画制作という流れになりますが、10日だけは特別で午後からは読書感想画制作をご近所の光薫寺で行います。

その日、光薫寺では山王ひなた美術教室主催の「玄海のお魚絵画コンクール」が開催されているので、そのイベントに山王学舎も便乗させてもらおうと思います。

その後は、そのまま光薫寺で子ども食堂も開催しますので、こちらも是非。

献立:白身魚のフライ定食

料金:子ども無料/大人300円

時間:16:45~18:00
場所:福岡市博多区山王1丁目11-11光薫寺ホールにて

お寺で絵を描いたり、食事をするはなかなかないと思いますので、是非ともご参加下さい。

ご予約お待ちしております。

 

 

今週10日(土)の山王学舎の子ども食堂は、ご近所の光薫寺で開催させていただきます。

皆さんお寺に最近行ったことありますか?

光薫寺は住職の小林信翠様を始めとして、地域に開いたお寺の運営を行っています。

今回の山王学舎子ども食堂も、是非一緒にやってみましょうということで、お寺の調理室とホールをお借りして、絵を描いたり、みんなで食事をしたり、楽しい一日となります!

献立:白身魚のフライ定食

料金:子ども無料/大人300円

時間:16:45~18:00
場所:福岡市博多区山王1丁目11-11光薫寺ホールにて

当日はお昼より山王ひなた美術教室主催の「玄海のお魚絵画コンクール」が開催されています。地域のみんなと一緒に食べる食事はまた格別です!光薫寺住職の信翠様には感謝しかありません。
今回は事前申し込みが必要となりますので、山王学舎メールに申し込みを宜しくお願い致します。
(写真は前回の子ども食堂の様子です)

6月30日(日)は、学び舎子ども料理教室でした。

テーマはお肉。

山王学舎は昭和の飲み屋のような雰囲気も持っているから子ども達にもそれを味わってみてもらいたい、というバヤ先生の思いから、今回はやきとりと子どもビールで乾杯しよう、という事になりました。始まりのあいさつの後、まずはお肉の調理前と調理後の写真でワンペアとなるトランプを使って、みんなでお肉神経衰弱ゲームを行いました。独特のヴィジュアルとバヤ先生が前から持っていたという事実に、スタッフも子ども達も動揺を隠しきれませんでしたが、始めてみるとみんな楽しそうに盛り上がっていました。

そしてそのお肉ゲームの横では、辻先生と恒太先生が七輪の火起こしをせっせと準備してくれていました。

お肉の部位と調理バリエーションを習得した所で、いよいよやきとりの串打ちをグループに分かれて行いました。

意外と難しい串打ち。

子ども達の握力では大変かなと思っていましたが、バヤ先生、白石先生が丁寧に教えてサポートしてくれていたので、やきとりらしいやきとり、そしてアスパラ巻き、トマト巻きが仕上がっていっていました。

そして、いよいよ焼き作業。

盛大に白煙があがる中、辻先生と恒太先生と一緒に炭火でジューシーに焼き上げていました。

そしていよいよ、やきとりと子どもビールで乾杯。

ジョッキに入れた子どもビールの見た目は完全にビール。

ここまできて、教育上どうなんだという葛藤に襲われましたが、子ども達が大盛りあがりだったので、どうか良しとさせて下さい。

ちなみに、味は炭酸りんごジュースでとても美味しかったです。

子どもの頃、『サザエさん』で波平とマスオさんが屋台で一杯やって帰宅するシーンを観ていて、大人は何か楽しそうだな、一杯飲んでいこうよ、って何か言ってみたいな、というよくわからないけど何か憧れるという感覚がありました。

参加してくれた子ども達がみんなそういう感覚だとはもちろん思っていませんが、蒸し暑い梅雨時期に、みんなで煙を浴びながら焼いたやきとりは、良い思い出として残ってくれたらなと思います。

今回もご参加ありがとうございました。

次回のテーマは「甘いもの」です。

6月29日(土)は、子ども食堂でした。

今回は、ひなた美術教室に長年通っている70代、人生の大先輩、青山さんが調理サポートとして参加してくれました。

手際の良さ、熟練された舌の感覚、ひと時も座らず動き続けるその姿勢、そして、やんちゃな子ども達の受け入れ方、いなし方、とても勉強になり、とても助けられました。

息子ならば叱っているわね(スタッフの手際に対して)、と叱咤激励もいただき身が引き締まりましたので、山王学舎の子ども食堂は今後より良くなっていくでしょう。

そして、今回も福岡子ども専門学校の生徒さん達がお手伝いで参加してくれました。

配膳から子ども達との遊びまで、一生懸命やってくれ、とても助かりました。

毎回本当に感謝しております。

そして、そんなパワフルな裏方よりもパワフルな子ども達が今回も大勢足を運んでくれました。

山王学舎に通っている子以外でも、顔見知りの子達が増えてきましたし、ご家族で参加される方々も増えてきているので、子ども食堂としてとても嬉しい限りです。

今回もありがとうございました。

この活気をもっと地域の方々と共有できるよう邁進していきますので、次回もどうぞよろしくお願いいたします。

6月29日(土)は、学び舎子ども読書の会でした。

テーマは前回に引き続き「神話」。

始まりの会では、持参した本をみんなで元気よく紹介し合っていました。

初参加の低学年の子は少し緊張気味でしたが、高学年の子達がフォローしてくれ、徐々に表情が和らいでいっている場面が印象的でした。

大人からしたらみんなの前で本をだいたいで紹介するぐらい簡単にできてしまいますが、小学生の頃は、ぼくもみんなの前に出て何かを話す時は変に緊張していたなあ、とそれを見て思い出しました。

そして、散乱した本たちの周りで読書タイムスタート。

うっすらとスピーカーから流れているオリエンタルな音楽が響き渡るほど、今回はみんな読書に集中して良いスタートを切ってくれました。

そして、自分の本に飽きた子達は、バヤ先生に読み聞かせをしてもらい、じっくりと聞き入っていました。

バヤ先生の子ども達を惹きつけるパワーには、毎回感心させられます。単純にハスキーバヤボイスはかっこいいですし。

昼食後は、感想画制作へ。

この時間になると、初参加の子もみんなと打ち解けて、楽しそうに馴染んでいたので安心しました。

黙々と挿絵を模写する子、先生と本の内容を話しながら絵の構成を考えていく子、すぐ絵に飽きて遊びたくなる子、様々ですが、みんなどうにか最後まで頑張っていました。

何度か読書会に参加してくれていて、絵には自信がないと自称する子がいるのですが、ぼくはその子が描く絵がすごく好きだし、自信がないと言いつつ、毎回時間を掛けて丁寧に描き込んでいきます。

今回は風神を仕上げた所で集中力を使い果たしてしまい背景までには至らなかったのですが、始まりから終わりまでを見ていたぼくにはすごく素敵な絵として写ります。

テーマが神話。

中にはロケットで宇宙へ飛び立っている絵もあり、あの子は確かに神話の本を読んでいたよな,と困惑する場面もありましたが、そんな事も毎回おもしろいファンタジック子ども読書の会。

次回もご参加お待ちしております。

6月15日(土)の子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューはカレーライス。

山王学舎のレパートリーはまだ少ないので、カレーと唐揚げは2か月に一度やってきます。

基本的にカレーは子ども達に人気なのが分かってきましたが、少しのスパイスの辛さにも敏感に反応する子が多いことも分かってきました。

2か月に一回来るからこそ、子どもも大人も美味しく食べられるカレーが作れるようになったら良いな、と思っています。

今回はカレーの味うんぬんの前に、ご飯の水の量を間違えてべちゃべちゃ気味になってしまいましたが。

 

それは反省しておきつつ、当日の様子へ。

今回も多くの子ども達と大人達が足を運んでくれました。

福岡子ども専門学校の生徒さん達のボランティアでのサポートもあり、子ども達にはスムーズに配膳することができました。

生徒さん達、助かりました。本当にありがとうございました。

そして、今回は保護者の方々のご来店も多かったのですが、子どもは食後2階で遊び、大人はその間1階で飲食をしながらくつろいでいる様子がとても印象的でした。

子ども達だけでなく大人も楽しめたり地域の方々での交流の場として活用してもらえたらな、と始めた子ども食堂だったので、そんな光景が垣間見えてとても良かったです。

ですが、まだまだ手が回っていない所がたくさんあるので、ご愛敬だけでごまかさず、より良くなるよう励んでいこうと思います。

今回も足を運んでくれた子ども達、そして保護者の方々、ありがとうございました。

次回は6月29日(日)、メニューは『トンテキ丼』となっています。

ご予約お待ちしております。

6月15日(土)は子ども読書の会の様子を簡単にお伝えします。

今回のテーマは「神話」。

じわりじわりと好評を得てきている学び舎子ども読書の会。

新規の子も加わり、今回もたくさんの子ども達が参加してくれました。

今回のテーマが『神話』と聞いて、子ども達はあまりピンときていない様子でしたが、当の僕もどういうものかと聞かれてすぐにわかりやすく答えることができませんでした。世界各国、様々な地域に存在する神様たちの昔話だよ、と言ってもピンときていなかったので、ジブリの『もののけ姫』はたぶん神話を元にしているはずだよ、と言うと何となくわかってくれていました。

ヤマタノオロチというキーワードで神話の意味を理解した子どももいましたが、改めて僕もしっかりして説明できるように神話の本を読んでみようと思いました。

これを書きながら思い出したのですが、手塚治虫の『火の鳥』は読み出すと深々としていますが、神話のニュアンスを説明するには良いかもしれないですね。

ちなみに、神話のテーマが難しかった低学年の子達には、ジャンル関係なく読みたい本を持ってきてもらいました。

 

では、本題の当日の様子へ。

まずは始まりの会で、それぞれ持参した本を紹介し合いました。

読書時間が始まると、それぞれ好きな場所でのんびりと読書を開始。

開始早々落ち着かない子や、まどろみだす子もいましたが、そんな時はバヤ先生が一緒に読み聞かせをしながら楽しませてくれていました。

そして昼食後は、読書感想画へ。

読書感想文でも良いのですが、毎回みんな自然と絵へと流れて行きます。

みんなを巻き込んでいく文字書き好きの子もお待ちしております。

みんな丁寧に描き上げてくれています。

次回は6月29日(土)、テーマは引き続き「神話」です。

学校やお家とは違った楽しみやくつろぎがあると思うので、是非ともご参加お待ちしております。