平素より山王学舎をご利用の皆様へ

 

1月下旬から「新型感染症」が海外より発生し、今現在日本でも流行の兆しを見せています。

つい昨日、国より公立小中高の学校も臨時休校となり、共働き世帯を含め、保護者の皆様は大変だと拝察いたします。子ども達を常時自宅待機することはなかなか現実的ではなく、また学校という大勢の中に通わせることも難しい判断だと思います。

厚生労働省からは、臨時休校の期間は出来るだけ学童クラブについて、開所の要請があり、山王学舎は福岡市の民間学童クラブとして、3月2日(月)より学校休暇中の学童クラブと同じ扱で、お子様のお預かりを行います。

小規模学童クラブとして、衛生面に気を付け共働き家庭や多子家庭を支え、この困難な時期を皆様と一緒に乗り越えたいと考えています。

今後とも,厚生労働省や福岡市、関係機関と密に連携しながら,迅速で正確な情報提供に努めてまいります。

 

山王学舎代表理事

成田鐘哲

 

 

〇山王学舎は、福岡市の校区関係なく学童のお預かりを実施します

〇3月2日(月)~4月6日(月)の期間を学校休暇中の学童お預かりを実施します

〇小規模学童クラブとして定員19名ですが、この期間より小規模で実施します

〇期間中の日曜日と祝日はお休みとなります

〇8:30~21:00の時間帯を学童クラブのお預かりとします

〇早朝お預かりと延長お預かりは別途費用が掛かります

〇昼食・おやつ代は別途費用が掛かります

〇詳細は担当にお尋ねください。日程・諸費用の計算を致します

 

担当:成田・﨑山

連絡:092-515-8752

Mail:info@sanno-gakusha.or.jp

山王学舎に待望の文学全集が届きました!

飯塚市に在住のI様より児童文学全集寄付の申し出があり、お話を伺うと、御自身が親しんだ本達を出来れば今の子どもたちにも読んでほしいし、そのきっかけで読書が増える機会を作ってほしいお気持ちでした。

鐘哲先生と修平先生の2人でご自宅に伺うと、大切に保管された本達が待っていました!小学館の「少年少女世界の名作」がずらりと並んでいました。そして「原色日本の美術」シリーズが鎮座しており、とても保存状態も良いものでした。山王学舎に携わる人は、美術を生業にしている方々が多いので、これはうれしい!

子ども達も今日山王学舎に来たらびっくりするだろうなと今からワクワクしています( ´∀` )。

壮観ですね!今後本棚を大急ぎで拡充しないといけないですね。これだけの本は、子ども達だけでなく、先生たちも喜ぶだけのものを含んでいます。鐘哲先生は、「隊長ブーリバ」が好きでしたね。勇ましくもちょっと物悲しいお話で一気に読んだ覚えがありますね。

さあ、今日から読書月間?ですかね。

山王学舎の宮本です。
気温が低い日もだいぶすくなってきました。これからは一雨ごとに暖かくなり、春に向かうんでしょう。梅や桜が咲くのが待ち遠しいです。

さて、山王学舎では新規児童さんを募集いたします。
対象は小学生以上。校区や家庭の状況など条件はありません。

 4月からの入会者は、チラシ内のキャンペーン金額が適用になりますので週5日27,000円→9,000円です。なんと1/3の料金!お試し期間として考えていただければ。

おもしろそうだなと思ったら、まずは参加してみてください。見学・体験はいつでも受け付けています。内容が気になる方は、お電話かメールでご連絡をくれるだけでも大丈夫ですよ。何でもお答えいたします。

山王学舎は最大でも児童数19名までの少人数制。今日は何かいいことがあったかな、なんだか元気がないな、お友だちとどんなことを話して、なにに興味を持っているかななど、スタッフが子どもたち一人ひとりをしっかり見守れるよう環境を整えています。

自分で学ぶ力がつくように、毎日学習する時間を作っています。宿題をしたり興味のあることを調べたり。お友だち同士で教えあうのも先生にわからないところを聞くのもOKです。

週末にはいろんなイベントを準備しています。好きな本を持ち寄って一日中読書をする「読書の会」。お料理上手なバヤ先生に季節にあったレシピを習う「料理教室」。

心細いなー…と思ったらお友だちと一緒でも大丈夫です。

どのイベントの参加からでも大歓迎です。ぜひ山王学舎に遊びにきてくださいね。

 

 

山王学舎では毎週金・土曜日、希望者のみ「美術・造形活動」を行っています。というと、なんだか難しいことをしているのかしら…と思うかもしれませんが、そんなことはまったくありません。お家にもあるような身近な材料を使って、書いたり塗ったり捏ねたりちぎったりと自由に遊びます。

先生がその日のテーマを準備しているので、お友だちとアイデアを出し合ったり、相談したりしながら自分のペースで取り組んでOK。答えも正解もありません。自分が作りたいように思い切りイメージを膨らませて、手を動かしてみる時間です。

ちなみに美術・造形活動を担当しているスタッフのひとり、修平先生が最近作ったものを一つご紹介。山王ひなた美術教室、2月の壁面飾りです。

修平先生は自由に書いたり塗ったりちぎったり貼ったりしています。なんでしょうねこれ。皆さん、なにに見えますか。なにに見えるかも人それぞれ。お友だちはアイスクリーム!あ!飛行機!と話していました。

山王学舎の「美術・造形活動」は、毎週金・土曜日です。校区の対象はありません。気になった方は、見学・体験も受け付けていますのでいつでもご連絡ください。メールでもお電話(092-515-8752)でも大丈夫です。お待ちしておりますよ~。

特定非営利活動法人山王学舎では、スタッフやお手伝いいただいている保護者の方たちに向けて、個人個人の資質だけに任せて、子ども達への接し方やサポートをするのではなく、自分達自身も学び続けなくてはいけないと思い、外部の先生をお呼びしての第2回「支援向上研修」を1月20日に開催しました。

久留米大学大学院博士課程に在籍している張友樹先生(画面最奥のパソコンを扱っている人)をお呼びして、久留米の放課後児童クラブの現状や子どもに対する地域の取り組み、子ども食堂、そして張先生自らが運営している「パルキッズくるめ」の取り組みを紹介してくださいました。

「パルキッズくるめ」は、久留米大学法学部の学生が中心となって、地域の小学生と一緒に様々な取り組みを行う団体です。一緒に川遊びをしたり、子どもたちの自学の習慣をサポートしたり、そして地域の子どもたちが将来の夢の中に自分たちと同じような取り組みや大学生として育っていくように、子どもと共に過ごされている団体です。

違う地域ながら、事前に話し合っていたこともあり、大変濃い内容のお話をお聞きすることが出来ました。張先生が、私たちの取り組みを前もってお話の中にフィードバックしてくれたからだと感じました。

そして様々な団体や活動が抱える悩みをお聞きして、普段表には出てこない、非営利活動の難しさややりがいを再確認することが出来ました。

そして、お話を通じて決して使命感だけでなく、参加者自身、サポーター自身が楽しむことの大切さと一緒に成長し経験を頂く事の大切さを学ぶことが出来ました。支援する側にありがちな高所からの支援を暗に戒める含蓄のある提言でした。

私たちも気持ちの中にそのようなものが無かったとは言い切れません。本当に今回の研修で考え直させるきっかけをたくさんいただきました!これからも良いお付き合いが出来ると確信しました!張友樹先生、パルキッズくるめの皆様、有難うございました。

 

次回の講演研修は、「子どもたちの造形」にスポットを当てたお話しです。楽しみですね。

特定非営利活動法人山王学舎の運営を始めて3ヶ月、この度初めてのご寄附を頂くことになりました!

以前から様々な社会貢献事業に対して支援をしたいとお考えになっていたそうで、これまでもいろいろなNPO法人にアプローチはされていたそうです。しかし会員参加や、直接の支援は、会社員であるために、難しいと考えていた最中、私たちの取り組みをHPを通じて興味を持っていただきました。
1月13日(日)で行われた「山王学舎子ども食堂」に参加・見学に来て下さり、とても素晴らしい取り組みと施設を褒めて頂きました。

そして目録と一緒に記念撮影。「些少ですが支援にお役立てください」の言葉と共に。

私たちが今一番活動を行っていく上で、元気を頂きました!ありがとうございます。大和晋様。

こんにちは。

山王学舎の宮本です。

本日は第2日曜日。山王学舎は子ども食堂を開催いたしました。

 

まだまだ風の冷たい日が多いので、今回の献立はおでん!鶏肉の炊き込みご飯と白菜の浅漬けもあります。冬野菜でからだの芯から温まってもらおうと思います。

スタッフ司令塔は鐘哲先生、フォワードは修平先生の最強眼鏡タッグ。子どもたちの自学の時間が始まる前に、テキパキと仕込みをすすめていきます。

 

おでんは具材が柔らかくなったら、あとはトロ火でじっくりことこと。お出汁の味が染み込むように煮込んでいきます。

 

2階では子どもたちが自学に励んでいました。宿題は金曜日に済ませた子ばかり。自分の苦手な所や、予習しておきたい教科をそれぞれのペースで学習していました。

  

時間になったらみんなで手を合わせていただきます。子どもは無料、大人は300円です。おかわりは何度でも自由!

 

おなかがいっぱいになった子からトランプやお絵かき、TVを見たり漫画を読んだりしてゆっくり時間を過ごします。常連さんもいれば、はじめての方も毎回います。一緒にご飯を食べ、遊びを通しながら会話をすれば、すっかり仲良くなったり。

山王学舎は来るもの拒まず、去る者追わずです。気が向いたときにどなたでも立ち寄ってください。いつでも歓迎します。

来月の子ども食堂は2月10日(日)17:00~20:00の開催です。献立は「沖縄出身・修平先生のタコライス」。ご参加ご希望の方はお電話かメールにて。スタッフ一同お待ちしております。

こんにちは。

山王学舎の宮本です。お正月気分も日に日に薄れ、日常が戻りつつあるのがさみしい限り…ですが、気持ちを切り替え、気を引き締めて!今年も邁進していこうと思います。

さて、1月27日に予定している「学び舎 子ども料理教室」。たくさんの方がご予約くださり定員に達しましたので、締め切りとさせていただきました。ありがとうございます。

今回のテーマは「お魚」。普段口にすることはあっても、触ったり調理したりする機会はなかなかないのではないでしょうか。料理教室を担当してくださっているバヤ先生が、今回も工夫を凝らした素敵レシピを準備してくれています。参加の皆さんはどうぞ楽しみにきてください。

今回予約できなかったー!という方も、2月・3月分はまだまだ空席があり、ご案内できます。お電話(092-515-8752)かメールにて、早めの予約がおすすめです。お一人でも、お友だちをお誘いあわせの上でも大歓迎です。

スタッフ一同、お待ちしております。

すっかり投稿の順序が逆さまになったりしましたが、11月に行われた「第2回学び舎子ども料理教室」の様子を紹介したいと思います。11月のテーマは、「博多」ということで、がめ煮やラーメンや諤々と意見は出ましたが、子ども向け!ということで「うどん」に決定!

前回の評判を聞きつつけて、前にも増しての大人数!一人一人の料理が完成できるかな?

先生が、子ども達に分かり易くうどんの作り方を紹介した案内です。ごぼう天うどんです!最後に色を付けるみたいですね。

まずは先生達からの作り方の紹介です。子ども達のエプロン姿が似合ってますね。

先生の言うことをちゃんと聞いて進めないと、うまくいかないことがたくさんあるのが料理です。4時間の長い時間集中してくれると良いですね。

さあ、個々は楽しい時間です。材料をそれぞれボウルに入れてコネコネ。周りはどうかな?自分のはうまくいっているかな?大きいテーブルで料理できるのでみんなでワイワイガヤガヤ。どころではなく!子ども達の声が大きすぎて、「ワーン」と共鳴しています( ´∀` )。

子ども達にたくさんの先生がついてようやく落ち着きました。ふう。

とにかく衛生面には気を使います。気温が寒い冬でも雑菌はお構いなしです。子ども達は嫌がりますが、常に手洗い・消毒です。

大分うどんの生地らしくなってきました。後半はこの生地を、包丁を使ってうどん麵にしていきます。

少しひと段落しての休憩。お菓子を食べながらお休みするかと思ったら、すぐさま子ども達で遊びを作り出します。

さあ、うどんも切り出して、器も用意して、本日は焼きあご出しを中心とした御出汁です。風味が効いていて、横でも薫り高くおいしそうです。

うどんの他に、さらにかしわおにぎり!もついてきました。ますます博多らしさですね。

みんなで手を合わせて「頂きまーす」。

自分で作ったうどんはどうかな?先生達は本当においしくてびっくりでした。どうしても自宅だと、出来合いのうどんになりがちですが、調理方法やおいしさを知ることは、きっと大人になった時思い出していくことでしょう。

本当に楽しかったですね!次は12月!クリスマスをテーマとした子ども料理教室です。いったいどんな料理を作るのか楽しみですね!

お久しぶりの投稿ですが、元気良く発信してまいります!

12月9日(日)は山王学舎子ども食堂の第三回が開催されました。第三回のメニューは「唐揚げ定食」!定食と銘打つだけあって、一汁三菜を目指しました!

 

唐揚げをこよなく愛する男性スタッフ三人が、つけだれをああでもあい、こうでもないと話し合いながらこだわりの揚げ物です。

じゅわー。

作っている最中に食べるのが一番おいしいですが、我慢我慢。味見はしました。おいしかったですよ!

同時に副菜の調理も行います。ジャガイモを使って何を作るのでしょうか?山王学舎は業務用のガスコンロを使っているので、家庭用の鍋だと小さいですね( ´∀` )。どんどん大量に作れてしまう火力なので、大人数が来ても大丈夫です。

う、美味そう!鶏肉の部位も様々に揚げます。案外、鶏肉の皮の食感が苦手な子がいたので事前にヒアリングしてむね肉もたくさん揚げちゃいました。

手羽元も安い食材ながら子どもたちには大好評です。どんどんどんどん揚げます。最後には揚げすぎない適正な調理感覚がわかってきましたね。

先ほど見えていたジャガイモは、ベーコンを和えたジャーマンポテトでした。ちょっっぴりスパイシーな香辛料が食欲をそそります。こちらも少々事前に味見を…。

このくらいでまだ半分。まだまだまだまだ揚げちゃいます。これで実をいうと余りませんでした!

本日黙々と揚げ続けている先生の後ろ姿です。男性の先生は、子ども食堂の時に嬉しそうに働いています。そうなんです!実をいうと調理したりするのが大好きなんです!いろいろ試しながら、そして包丁で野菜を切ったり、炒めたり、洗ったり、そんなことが楽しかったりするのです。家ではというと…。

さあ、だんだんと整ってまいりました!食堂ホールでは、子どもたちがワイワイガヤガヤしています。今日は保護者も多く、お客様は26人に及びました。それはあれだけ唐揚げを上げていかないとですね。お汁は、フードバンク様から提供を受けたフリーズドライの海鮮スープでしたがおいしかったですね!

さあ、皆さんお代わりもたくさんあるので一生懸命食べてください!自宅で食べることよりもたまにはこんなに友達と夕食を食べるのが楽しいですよね。一体ここはどこの定食屋さんでしょうか( ´∀` )。

学校給食だと次の時間があるから結構みんな急いで食べますよね。食が細い子やゆっくり食べたい子はゆっくりと。食べることを楽しんでください。子どもたちはよく食べてよく遊ぶことだと思います。

2階も子どもとご家族組でたくさんの大賑わいでした。初めて山王学舎に来られた家族もいたので、山王学舎の取り組みがどんなところか、そして今後のどのように展開していくのか丁寧にご説明させていただきました。

食後はみんなでカードゲーム。お迎えが来るまで遊んだり、保護者同士でお話をしている間は子ども同士で遊んだり。ほんのつかの間ですが、子ども食堂を始めてこのようなひと時を求めていた場面が現れました。これからもこの時間が多く持てるように、山王学舎のスタッフ一同頑張ります!