7月28日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

今回のテーマは「甘いもの」ということで、チーズケーキを作ることにしました。

毎回大盛況の料理教室。今回もキャパぎりぎりの人数の子どもたちが集まってくれました。

人数が多く、焼き時間も長いので時間を持て余してしまうと思い、4グループに調理と工作のローテーションを組みました。1階の調理場では本物のケーキ作りを、2階では工作好きな先生たちと偽物の画用紙ケーキを作ってもらいました。

まずは、1階の調理チームの様子から。

そして2階の工作チーム。

工作・料理ともに、子どもたちは一生懸命取り組んでくれたので、素敵なケーキたちが仕上がりました。

チーズケーキが完成してこれで終わり!かと思いきや、サービス精神旺盛なバヤ先生が「チーズケーキだけでは物足りないのでは」と気を利かせ、急きょパフェづくりも追加してくれました。

食べたことはあっても、実際にケーキを作ったことがある子は少なかったようです。「こうやって作るのか」と行程をしっかり確認しながら、調理に臨んでいる姿が印象的でした。バヤ先生が途中途中で、泡立て方や温度などでも味が変わってくると子ども達にアドバイスしていたので、お菓子作りは意外と難しく繊細なんだと知れたのではないかと思います。

ご参加ありがとうござました。

次回のテーマは「スタミナ」です。すでに満席が近づいているので、参加ご希望の方はお早目のご予約をお願いいたします。

6月8日~9日(土)に行われた今年度からの新イベント、『学び舎お泊り子ども読書会』の様子をお伝えします。

読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を1日かけて読み通す、読書を通じた宿泊体験イベントです。司書資格を持つ講師と参加者のお互いが自分のおすすめの本を紹介しあったり、読んだ本の感想や絵を描く、複合的な読書体験を行います。

今回が第1回目ということで参加者がちゃんと集まるのか不安でしたが、フリーペーパーの広告で知っていただき遠い地区から参加してくれたお子さんも多くいたので、有難いことに満員御礼となりました。

19時に集合し、まずはみんなで夕食。

読み聞かせも行ってくれるバヤ先生が作った豚丼定食を、子ども達は好き嫌いせずたくさん食べてくれていました。

そして、食後に始まりの会。

みんなで持参した本を紹介し合った後は、いよいよ読書時間のスタート。

落ち着かずうろちょろする子、陣地を作り出す子、眠くなったと言う子、とスタート直後の子ども達はそれぞれ興奮気味でどうなることやらと心配でしたが、一息ついたあとは少しずつ本に向かうようになってくれました。

初めて山王学舎に来る子もたくさんいましたし、ましてや同世代の子達でお泊りなのでそりゃあ興奮するよなぁと見守っていたのですが、どうにか読書に落ち着いてくれて良かったです。

逆に寂しいと帰りたがったり、孤立している子がいなかったので、最初のみんなでの興奮はきっと必要だったのでしょう、と思っています。

そして22:00の消灯後は、子ども達にランタンを渡し、読書を続けたい子は心のおもむくままに読書を、眠たい子は就寝、という形をとったのですが、やはりすぐに寝る子はいず、それぞれ読書の世界に浸ってくれていました。

しかし、読書の世界、睡魔と共に夢の世界へトリップできず、現実世界で遊び続ける子もちらほらいたので、それは我々ツアーコンダクターの今後の課題だなぁと思いました。

とは言うものの、そんな眠れない子ども達には読み聞かせを行なったり、他愛もない話をしたりと、積極的に子ども達と接してくれたバヤ先生、そして臨時スタッフとして入ってくれた子ども専門学校の生徒さん達のおかげで、子ども達も楽しい時間を過ごせたのではないかと思っています。

そして翌日、早朝から元気な子ども達と昨夜の思い出を語り合いながら朝食を食べ、お迎えのお母さん、お父さんと楽しそうに帰っていきました。

たまの夜更かし、友との語らいを通じて、少しでも本が好きになってくれたら嬉しいです。

次回は7月6日(土)、読書好きなお子さん達、ご予約お待ちしております。

 

 

 

山王学舎では毎月日曜日に料理教室を行います。第1回目は5月19日(日)!対象は小・中学生の皆さん。昨年度も本当にたくさんのお友だちに来ていただきました。今回も混雑が予想されますので、テーマを見ながら、希望する月がありましたら早めのご予約をお願いいたします。

参加費は1,000円、三角巾とエプロン、お茶入りの水筒をご持参ください。衛生面から、前日に爪を切ってきていただけばと思います。

お問い合わせはお電話(092-515-8752)メールにて。お電話は15時以降でしたら繋がりやすいと思います。皆さんと会えるのを楽しみにしていますよ~

 

 

山王学舎では毎月2回土曜日、子ども食堂を開催しています。

 

時間は18:00~21:00(20時以降は保護者同伴の利用のみOK!)、献立はカレーとから揚げ定食を軸に隔週でいろんなメニューを提供します。子どもは全員無料、大人は300円。お替わりは何度でも自由です。食事を終えたあとはみんなでゲームや歓談の時間を楽しみます。「食べる」に参加してくれる方、「お手伝い」に参加してくれる方、「食材提供」で応援してくれる方。どんな方でもお待ちしております。

お問い合わせ、参加申し込みはお電話(092-515-8752)メールにて。スタッフ一同お待ちしております。

3月17日(日)は本年度最後の「スタッフ・保護者の支援向上研修」が山王学舎終了後に行われました。今月は、春住小学校PTA会長でもあり、光薫寺住職の小林信翠さんを講師としてお迎えし、地域の子ども支援や光薫寺の取り組みを熱く語っていただきました。その中で山王学舎はどのような取り組みが可能か、そして地域に開けたお寺を目指している光薫寺とどのような協働ができるか話し合いました。

ちなみに小林信翠住職は、代表理事の成田鐘哲と保育園時代の同級生の間柄なんです( ´∀` )。地域の縁・縁起を感じますね。

今回の講演の舞台は、光薫寺で行いました。20年前より「寺子屋」として、子どもたちの長期休みでは様々なイベントと学習支援を行っていることをご案内いただきました。

そして今一番熱く取り組んでいる「SDGs」の仕組みについてお話しいただきました。「持続可能な開発目標」として国連が掲げた2030年までの開発目標が以下にお寺の取り組みや仏教の取り組みとつながっていることをやさしくお話しいただきました。

地域に根ざす子どもへの取り組みや市民への取り組みの先達として、知見に富んだお話をたくさんいただきました。その中で山王学舎が取り組めることや地域になかでの立場が少しずつ見えた気がします。

本年度の「スタッフ・保護者の支援向上研修」話を今回が最終回となります。来年度も学び続けるスタッフ・講師として様々な先生方をお呼びし、そのつながりが次のつながりになることを期待して取り組んでまいります。

山王学舎に待望の文学全集が届きました!

飯塚市に在住のI様より児童文学全集寄付の申し出があり、お話を伺うと、御自身が親しんだ本達を出来れば今の子どもたちにも読んでほしいし、そのきっかけで読書が増える機会を作ってほしいお気持ちでした。

鐘哲先生と修平先生の2人でご自宅に伺うと、大切に保管された本達が待っていました!小学館の「少年少女世界の名作」がずらりと並んでいました。そして「原色日本の美術」シリーズが鎮座しており、とても保存状態も良いものでした。山王学舎に携わる人は、美術を生業にしている方々が多いので、これはうれしい!

子ども達も今日山王学舎に来たらびっくりするだろうなと今からワクワクしています( ´∀` )。

壮観ですね!今後本棚を大急ぎで拡充しないといけないですね。これだけの本は、子ども達だけでなく、先生たちも喜ぶだけのものを含んでいます。鐘哲先生は、「隊長ブーリバ」が好きでしたね。勇ましくもちょっと物悲しいお話で一気に読んだ覚えがありますね。

さあ、今日から読書月間?ですかね。

こんにちは。山王学舎の宮本です。
日中はコートを着なくてもよい日が増えてきました。絶賛花粉症なことも含め、すぐそこまで春が来ているのを感じます。新緑が芽吹くこの季節は、野菜の種類も一気に増え、食材を見るのがとても楽しいです。さてさて3月10日(日)17~20時に予定している子ども食堂では「春野菜のかき揚げ」と「レモンスカッシュ」を提供しようと思います。

かき揚げは、たまねぎ、ごぼう、三つ葉、枝豆、舞茸、にんじんなどを入れてカラッと。レモンスカッシュは国産レモンで自家製シロップをつくるので、味はお好みに調整できます。食後、さっぱりした気分で山王学舎での時間を楽しんでくれるといいな。

校区・年齢問わず、どなたでも参加可能です。子どもは無料、大人は300円。食数把握のため、かならず事前予約をお願いします。ご連絡はお電話(092-515-8752)メールにて。毎日献立考えるの大変だわ~という保護者の方、ぜひご家族でいらしてください。この日は家事を休んで家族で食卓を囲む時間にしていただければと思います。

スタッフ一同お待ちしております。

2月24日(日)は子ども料理教室でした。

今回のテーマは「野菜」。いろんな料理がありますが、バヤ先生が選んだお品書きは水餃子!一口サイズに丸く包んだ水餃子はつるんと食べやすいし、お野菜がたっぷりとれます。まだ肌寒い日もあるので、ほかほかあったまるのにもぴったりですね。今回も大勢!17名の子どもたちが集ってくれました。三角巾にエプロン、マスクと衛生面への配慮も準備万端です。

諸注意と手順を確認したら、調理開始。なんと餃子は皮から作ります。小麦粉とお塩と水を入れてまぜまぜ。最初は手にくっついてしまうので、ある程度まとまるまでは割り箸で、団子状になってきたら手でよく捏ねて、小さく丸めて寝かせましょう。

その間に、餃子の餡づくり。キャベツとにらをみじん切りにします。小さい手でそろりそろりと慎重に切る姿が可愛らしい。怪我をしないように、おいしい餃子になるように。ゆっくり刻みました。単調な作業ですが、根気強くがんばれました。

そうしていると、寝かした皮のグルテンがいい感じに。打ち粉をしながら麺棒で伸ばして、餡を包みます。

手作りの皮は弾力性に富んでよく伸びるので、具をもりもりにいれても大丈夫。存在感たっぷりの水餃子が出来上がりました。やぶれたものはご愛嬌。一緒に茹でて食べよう。

 

合間の時間には、皆でビンゴゲーム。一つのテーブルで額を寄せ合い、自分と相手のシートを見比べながら穴あき具合を確認しています。にらみ合いのすえ、場を制したラッキーマンは誰だったのでしょうか。

包んだ餃子をバヤ先生が茹でてくれました。

鐘哲先生の合図でいただきますの合掌。鐘哲先生は最近髪を切ったので、合掌がよく似合います。

みんなたくさん食べました。このおいしい体験を活かして、ぜひおうちでもお料理をしてくれたら嬉しいです。

次回の開催は3月24日(日)。年度内最後の開催となります。空席が埋まってきていますので、参加ご希望の方はメールかお電話(092-515-8752)でおはやめに、お申込ください。お待ちしています!

山王学舎の宮本です。
気温が低い日もだいぶすくなってきました。これからは一雨ごとに暖かくなり、春に向かうんでしょう。梅や桜が咲くのが待ち遠しいです。

さて、山王学舎では新規児童さんを募集いたします。
対象は小学生以上。校区や家庭の状況など条件はありません。

 4月からの入会者は、チラシ内のキャンペーン金額が適用になりますので週5日27,000円→9,000円です。なんと1/3の料金!お試し期間として考えていただければ。

おもしろそうだなと思ったら、まずは参加してみてください。見学・体験はいつでも受け付けています。内容が気になる方は、お電話かメールでご連絡をくれるだけでも大丈夫ですよ。何でもお答えいたします。

山王学舎は最大でも児童数19名までの少人数制。今日は何かいいことがあったかな、なんだか元気がないな、お友だちとどんなことを話して、なにに興味を持っているかななど、スタッフが子どもたち一人ひとりをしっかり見守れるよう環境を整えています。

自分で学ぶ力がつくように、毎日学習する時間を作っています。宿題をしたり興味のあることを調べたり。お友だち同士で教えあうのも先生にわからないところを聞くのもOKです。

週末にはいろんなイベントを準備しています。好きな本を持ち寄って一日中読書をする「読書の会」。お料理上手なバヤ先生に季節にあったレシピを習う「料理教室」。

心細いなー…と思ったらお友だちと一緒でも大丈夫です。

どのイベントの参加からでも大歓迎です。ぜひ山王学舎に遊びにきてくださいね。

 

 

27日、日曜日は学び舎子ども料理教室でした。

今回のテーマは「さかな」。

生魚の感触と、解体してみると意外とグロテスクな内臓も見て触って体感してほしい、というバヤ先生の思いから、今回はアジの三枚おろしをする事になりました。

今回も満員御礼の料理教室。

キッチンは気合いの入ったエプロン・三角巾姿の子ども達でいっぱいになりました。

バヤ先生の始まりのあいさつの後は、早速調理開始。

頭を切り落とし、うろこ、ゼイゴ(尾の近くにあるあじ特有のウロコ)を削ぎ、内臓を取り出し、三枚におろしていく。

文章にするとシンプルですが、実際の作業はなかなか難しそうでした。

ですが、子ども達はバヤさんの説明と指導をしっかり聞き、黙々と綺麗に三枚におろしていました。そして、三枚におろした後も、ピンセットで一本一本小骨を抜く所まで抜かりなく。

手の空いた子は、キャベツの千切りをする等、流れるように調理が進んでゆき、あっという間にアジフライが完成していきました。

参加した低学年の子に話を聞くと、最初は気持ち悪かったし、骨を切る力加減に苦労したけど、すぐ慣れたし、おろす時も身を切り過ぎないようにしっかり包丁を使えた、と100点満点の回答が返ってきてとても驚きました。

子ども達が作ったアジフライを味見させてもらったのですが、新鮮揚げたてだからこそ市販の物よりも身がふわふわで、とても美味しかったです。

試食後は、今日一日のレポートを書いてもらい、発表までしてくれました。

レポートを書くと言い出した時はブーイングの嵐でしたが、何だかんだで書き始めると、みんな黙々と丁寧に書いてくれ、今日一日のことがしっかり頭に入っているのだなと、とても感心しました。

レポート後は、さかなカルタで大盛り上がりし、魚尽くしの料理教室でした。

ちなみに後日談ですが、今回参加してくれた子がお家でもアジを三枚におろし、お父さんにアジフライを作ってあげたというお話を聞かせてもらいました。

あの短時間で自分のモノにしてしまう子ども達、とても素晴らしいですね。

次回は、2月24日、テーマは「野菜」です。

ご参加お待ちしております。