7月7日(日)は山王学舎子ども食堂開催日でした。本日は今年一番の暑さを感じる一日として、気温も湿度もとっても高く、食事の衛生管理にも十分気を使わないといけないとボランティアで話し合いました。「いなり寿司」を中心とした子ども食堂メニューとして酢飯はこの時期とっても良かったと思います。

本日のボランティアは、地域の調理ボランティアや大学ゼミで参加する学生ボランティアも含めて多士済々です。子ども達もお姉さんたちと遊ぶのを楽しみにしているのでとっても助かりますね。

子ども食堂開催と同時にフードパントリーも開催しました。フードバンク福岡様より提供いただいた食資材を本日参加したご家族に自由に持ち帰ってもらいました。家計の負担が少しでも軽くなると良いですね。

いなり寿司のほかにも調理ボランティアの方々が手際よく副食を作ります。彩り豊かな夏野菜の煮びたしと鮮やかで美味しそうな卵焼きが出来ました。

皆でおいしく実食です。お手伝いに来た人も、子ども達も一緒に食べて仲良くなっています。大学生のボランティアから勉強や進路を聞いても良い年頃になってきました( ´∀` )

大学生のお姉さんをつかまえて小さい子どもは将棋対決です。勝負だけどお姉さんからルールやコマの動かし方を教わっています( ´∀` )

笹の周りでは短冊に願い事を書いてくれています。今日はスタッフもボランティアも子ども達も願い事を短冊に込めて飾り付けました。

一生懸命に作った飾りと短冊をどこに飾ろうかな?

片付けのお手伝いも凛とした佇まいで。

山王学舎の子ども食堂はお手伝いする人、食べに来る人の距離や境があまりない食堂です。いい所に楽しみながらワイワイと。次回は7月21日(日)開催です。どんどん気温が高くなってくるので皆さん体調にくれぐれも気をつけられてください。

6月22日(土)から23日(日)にかけて山王学舎では「学び舎お泊り読書会」を実施しました。舞台は長崎県松浦市福島町にある「旧養源小学校」木造校舎。

長崎県松浦市や福岡県から集まった子ども達が1泊2日を使って、木造校舎に親しみながら読書体験を行い、翌日には読書体験から得られた経験を創作表現に表してもらいます。

まずはみんなここで集まる初めての子どももいるので、大いにゲームやグラウンドで遊んでもらいます。大人が気にするほどもなく、すぐに大の仲良しになります!

お泊り読書会や林間学校の楽しみは食事も大きな要素ですね!子ども達が大好きなものも考えながら、加えて衛生管理、食中毒に注意しながらしっかり火を通したものを作ります。

お泊り読書会を手伝う先生方は、絵も描けちゃうし、デザインも教えることが出来ちゃうし、子どもと遊んだり、そして料理もどんどん作っちゃいます。美味しそうですね!

参加した子ども達も一緒になって料理の配膳を手伝ってくれます。それにしてもこの笑顔!心底この1泊2日を楽しんでくれている様子がうかがえます( ´∀` )。

さあ、2日目の午前中は子ども達の創作表現の時間です。今回は読み込んだ本のテーマ「宇宙」ということで、小説から図鑑まで様々な本を子ども達が持ち寄り、読みあうことが出来ました。そんなそれぞれの本を「オビ」を作ることによってもっと魅力的に、お友達にも手に取ってもらいたくなるための「オビ」を制作します。

そもそもオビって何だろうを知ってもらうために先生たちはプロジェクターに自分たちが作った制作のための資料を作って、子ども達に導入を図りました。さあ!どんな作品が出来るかな?

子ども達も真剣な眼差しです!

オビの幅を決めたりサイズをカットしたり。

先生からオビの発想について、本から受け取る情報を分析したり、

先生達はそれぞれ自分の言葉をかみ砕きながら制作をサポートします。

後は自分でできるよ~と真剣モードの子ども達。

2日目の午後からは作り上げたオビ制作をそれぞれの本に巻いて発表です。先生たちがどんな考えで作ったのかを上手に聞き出しながら制作発表をサポートします。

聞いている子ども達も真剣そのものです。この中から将来の装丁作家が生まれるかも⁉

オビに穴をあけてキャッチ―な部分を際立たせています。素晴らしい着想ですよね!

素晴らしいオビ制作が次から次へと生まれています。本当に先生たちは子ども達の背中をちょっと押してあげただけです( ´∀` )

とても素晴らしいアウトプットの作品たちです。子どもの自由で柔軟な考え方がそれぞれのオビ制作に表れています。

次のお泊り読書会は、8月の「学び舎林間学校:夏編」を挟んで9月の開催となります。これからもっともっとたくさんの子ども達が、こんなに楽しい読書体験に参加してほしいですね!

お待ちしております!

山王学舎の2024年林間学校体験が始まります!

まずは「学び舎林間学校:夏編」ということで、2024年8月1日(木)~8月4日(日)の3泊4日で開催されます。

「学び舎林間学校:夏編」

対象 小学生及び中学生35名(※最小開催人数17名)

日程 2024年8月1日(木)~8月4日(日)3泊4日

場所 長崎県松浦市福島町原免1051旧養源小学校

主催 特定非営利活動法人山王学舎

参加費用 30,000円

お申し込みは「山王学舎2024年度宿泊体験申し込みフォーム」よりお申込み頂き、お申し込み後山王学舎より、

〇学び舎林間学校:夏編リーフレット〇詳細イベントスケジュール〇林間学校お手続きについて〇お申込書〇返信封筒

上記を申し込み住所もしくは申し込みPCメールに送らせていただきます。お手続き詳細に従って申し込みや参加費の払い込みをお願い致します。

2024年6月17日(月)~学び舎林間学校:夏編申し込み開始 締め切り7月25日(木)迄

お申し込みは山王学舎2024年度宿泊体験申し込みフォーム→コチラから

学び舎林間学校の一番大きな特徴は、長崎県松浦市福島にある、今は使われなくなった木造校舎「旧養源小学校」を2年前より整備拡充して、子ども達の冒険舞台として整えることが出来ています。これまでも夏や冬の宿泊体験事業や各月で行われているお泊り読書体験など、多くの子ども達が旧養源小学校で過ごす子ども達だけの宿泊イベントを楽しんで学んで成長してもらっています。

より山王学舎の様々な活動を知りたい方は、

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「学び舎林間学校:夏編」では子ども達が保護者や家族から離れて3泊4日の宿泊体験を実施します。お泊りを重ねる中で新しいお友達を作ったり、早起きのリズムを作ったり、夏休みの宿題をみんなで行ったり、調理に遊びに学びに3泊4日では抱えきれないほどのイベントが目白押しです。

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皆で流しそうめんを食べたり

皆で思いっきり海遊びをしたり

先生達と一緒にカヌー体験したり

つめた~い!と言いながら水浴びしたり

魚釣りをしてご満悦の表情!松浦といえばアジ!

簡単な仕掛けで釣れるので、子ども達も大満足!

夏の定番スイカわり!

皆カブトムシかクワガタのように!

夜には花火体験も昨年は行いました!

皆がこんな笑顔になる林間学校なことは間違いなし!スタッフも頑張ります!

学び舎林間学校は、こども達の記憶の中で生き生きと息づく思い出を創り上げます。あの時見た夕焼けをまた一緒に見られることを...

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「学び舎林間学校:夏編」

対象 小学生及び中学生35名(※最小開催人数17名)

日程 2024年8月1日(木)~8月4日(日)3泊4日

場所 長崎県松浦市福島町原免1051旧養源小学校

主催 特定非営利活動法人山王学舎

参加費用 30,000円

お申し込みは「山王学舎2024年度宿泊体験申し込みフォーム」よりお申込み頂き、お申し込み後山王学舎より、

〇学び舎林間学校:夏編リーフレット〇詳細イベントスケジュール〇林間学校お手続きについて〇お申込書〇返信封筒

上記を申し込み住所もしくは申し込みPCメールに送らせていただきます。お手続き詳細に従って申し込みや参加費の払い込みをお願い致します。

2024年6月17日(月)~学び舎林間学校:夏編申し込み開始 締め切り7月25日(木)迄

お申し込みは山王学舎2024年度宿泊体験申し込みフォーム→コチラから

お問い合わせ

学び舎林間学校メール sannomanabi@gmail.com

担当連絡先 090-1349-3908(成田)

担当メール bazi_tohu@yahoo.co.jp

山王学舎は、2022年度より長崎県松浦市福島にある「旧養源小学校」を活用して、子どもキャンプ活動やお泊り読書体験活動を行ってきました。

場所は長崎県松浦市福島町原免1051旧養源小学校の住所となっており、福岡市内から車で90分ぐらいで到着できる「一番近い長崎県」といったところです。

今年から松浦市役所と連携し、改めて山王学舎が旧養源小学校の木造校舎部分を、いろんな子ども達の楽しみを具体化していく舞台としてお借りすることが出来ました!今からどんなことが出来るかわくわくしています!

2024年度はすでに「学び舎お泊り読書会」がスタートしていて、1泊2日で子ども達がとっても楽しく冒険をしています!

そしてお待ちかねのキャンプ体験ですが、

夏に行う、

「学び舎林間学校:夏編」8月1日(木)~4日(日) 3泊4日

秋に行う、

「学び舎防災子どもダンボールキャンプ」10月12日(土)~14日(月祝) 2泊3日

冬に行う、

「学び舎林間学校:冬編」12月26日(木)~29日(日) 3泊4日

上記の子ども宿泊体験事業を計画しています。6月中には詳細をご案内できると思います。楽しみに待っていてください!

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福島の少し上ったところに小学校があり、朝も夕方もとてもきれいな海の景色を眺めることが出来ます。歩いて10分のところには、有名な「土谷棚田」の景色があります。

島の海水浴場の「初崎海水浴場」です。子ども達も安心して泳げる見守りやすい海水浴場ですし、透明感がありますよね!

美しい夕焼けです。土谷棚田からの夕日は格別にきれいです。子ども達にも是非体験してほしい景色です。

子ども達が楽しめるように野外上映や体育館での上映会など、自然と現代のアクティビティを組み合わせて、かけがえのない思い出を創り上げます。

何かとても懐かしい田舎の景色や時間がここにはあります。

これまで半世紀以上松浦の子どもたちを育ててきた校舎の歴史を感じる教室や廊下です。木造校舎内もみんなできれいに掃除して、これから来る子ども達のために使いやすくしました。

きれいに掃き掃除をした後は水拭きです。そのあとにスノーピークのテントを設営しました。

屋外でテントを設営するよりも室内に設置することで虫や危険生物への予防が出来ますよね。

これまで小学校になかったプロジェクターとスクリーン、そしてスピーカーを設置しました。いろんな映画やアニメーションが見れる環境がここにはそろっています。またWi-Fi環境も整備し、自然豊かな環境ながらも保護者との連絡や外部連絡が取りやすい環境づくりを行っています。

近年の猛暑対策は、単なるキャンプ中の我慢で済まされないものがあります。しっかりとエアコンの機器も設置しました。

自然体験と健康管理のバランスを考えて環境整備を行っています。

皆さんこれから山王学舎が実施する子どもの宿泊体験に参加してみませんか。キャンプ事業の情報は6月中旬に再度ホームページに公開する予定です。皆さん楽しみにお待ちください。

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山王学舎の子どもキャンプ体験や旧養源小学校活用のお問い合わせは、

info@sanno-gakusha.or.jp

までお願いいたします。

「学び舎お泊り読書会」

今年も舞台は長崎県松浦市にある今は使われなくなった小学校「旧養源小学校」を舞台として暖かい木のぬくもりに触れあいながら自分の時間でゆっくりと読書を楽しむプログラムです。素晴らしいたたずまいの木造校舎に、中は冷暖房、冷蔵庫、ガスコンロを完備して、そして近くにはシャワーを備えた教員住宅を借りて事業を進めています。

5月の読書テーマは「世界」。広いジャンルで、今回は車や折り紙、戦国時代に建築など、参加した子ども達も先生もいろんな分野の世界を紹介できる本を持ってきました。

子ども達の休憩は折り紙!いろんな折り方の挑戦です。お泊り読書会では、木造校舎内に設けたテントにマットと寝袋で就寝します。普段と違う非日常が楽しめて子ども達も大喜びです。(虫も屋外と違ってほとんどいないのが良いですよね!)

お泊り読書会では食事も楽しみの一つです。みんなで作るカレーにホットサンド、そして具沢山のラーメン!ここではみんな美味しく残さず食べてくれますね!

読書が終わった翌日には、人にどんな本を読んだかを伝える「読書感想画」に挑戦です!ああでもないこうでもないとみんな楽しそうです。先生たちも自分の読んだ本を元にスケッチ開始です。

次回のお泊り読書会は6月22日(土)~23日(日)の1泊2日、読書テーマは「宇宙」です!みんなどんな本を持ってきてくれるか楽しみですね!

皆さんどしどしお申し込みください!

2月とは思えない暖かさが続いています(寒くないが正しいですね)。11日(日)は子ども食堂開催日でした。同時にフードバンク福岡様からも食材提供を頂いて、にぎやかな食堂となりました。

カップ焼きそばにゼリーなんて、絶対子ども達が好きな奴ですね!今は食材もあらゆるものが高騰しているので、大変ありがたい食材提供でした。

兄弟仲良く今日の食堂定食を頂いています。しかし本当はすぐにでも山王学舎で遊びたい気持ちが満点です。はやる気持ちを抑えてゆっくり食べましょう。

中高年たちはすぐに友人が集まるとだらしない感じを出してきますね。悪ぶっていますが、何のすごく素直な子たちです( ´∀` )。

ようやく遊びの時間になりました!山王学舎にお手伝いに来てい頂いているボランティアのお姉さんたちを捕まえて百人一首ですかあ。しかも読み手になってくれて( ´∀` )。

一所懸命に歌を詠んでくれてびっくりしましたよ。そうやって成長しているのだなあとこっちは違う感慨でひとしおでした。

次回は2月18日(日)の開催とすぐですが、「豆まき」と「ちらし寿司」の調理を行います。こちらも楽しみにしておいてください。

1月28日(日)は14:00より子ども食堂を開催しました。

当日のテーマが「もちつき」ということで、今回いつも食べに来てくれる高校生や中学生も手伝ってくれて、とっても活気にあふれた1日となりました。

普段にぎやかな子ども達も食事を作る側に立てばみんな真剣です!特に包丁などの刃物も扱っているのでなおさらですね。またインフルなどの感染症も福岡は猛威を振るっているので、手指消毒含め衛生面には気を使いました。

こちらの調理場では、もち米を蒸しながら、いろんな薬味で食べる準備です。ここでは中学生が大活躍!

餅がつきあがりました!あったかというより熱々の餅をみんなで小餅にしていきます。大人も子どもも一緒に大急ぎでした。今回の餅つきは、全国の子ども食堂を支援する「むすびえ」様からの応援を受けて実施することが出来ました。子ども食堂にも季節の彩が加わって、参加するみんなが楽しめます。

そして今日の子ども食堂は「豚汁定食」です。また冷え込んできましたし、あったかい汁物はとっても美味しいですね。

参加したみんなが作って食べて、お餅も豚汁もとっても美味しかったです( ´∀` )

2月18日(日)は「豆まき」をテーマに子ども食堂を実施します。皆さんまたその時をお楽しみに。

今回は普段の子ども食堂と違って、みんなでワイワイガヤガヤと地域の交流、ボランティアとの交流、そして全員でニコニコと気持ちの良い子ども食堂開催となりました。

2024年も子どもの居場所や地域の皆さんが集う山王学舎をどうぞよろしくお願いいたします。

1月14日(日)に2024年一番最初の子ども食堂が開催されました。当日は大学共通テスト入試日でしたね。まだ山王学舎に集まっている子ども達は、学年的に関係ないかもしれませんが、少しずつ進学について考え始まる年頃ですよね。受験生の皆さん頑張ってください!

餅つき機の真価が発揮されているところです!じーっと見てても見飽きないですね。あっという間に望の月上がりです。

当日は今度みんなで「餅つき」を行うために、お試しで餅つき機を取り出して1升分作ってみました!しっかり浸水や水切り、そして蒸米時間もきちんと時間通りに行ったせいか、とってもうまくつきあがりました!

ボランティアの皆さんが手早く小餅に整えてくれて、見た目も美しく!しかも美味しい!餅つき機もすごいですがボランティアの皆さんもすごい!次回の餅つきイベントはばっちりですね( ´∀` )

食堂メニューは、新年らしく「博多がめ煮」と唐揚げの定食でした。寒い季節にあったかい煮物は体が温まります。

食べる前に中学生、高校生と一緒に何やら打ち合わせ?悪だくみ?いえいえしっかりと次回の餅つきについて役割分担の打ち合わせです。

食堂と同時にフードパントリーも実施しています。今は社会全体の物価が上がっているので、山王学舎でも皆さんフードパントリーを活用いただいて少しでも役立ててほしいですね。

寒さがだんだんと感じるこの季節ですが、子ども達は元気いっぱい!今回も11月のお泊り読書会の様子をお届けします。

まずは土曜日にみんな集まってオリエンテーション。少し風邪やインフルエンザの流行、そしてなんと荒天による船の欠航!自然の事にはいかんともしがたいことですが、ご予約いただいた人数より少なくなってしまったことは残念でした。オリエンテーションは保護者もご一緒にお泊り読書会の意義や諸注意を伝えました。

今回は松浦市の図書館から「図書館車」出動!私たちお泊り読書会のためにテーマ別に本を探して持ってきていただきました。今回のテーマは「魔法」ということで、沢山の本があって迷ってしまいます(;^_^A

こんな素敵な図書館車が全国にあるとみんなもっと読書が好きになるだろうな~!と感じてしまいました。

もちろん今回の一番の目的は読書。それぞれ読みやすい場所を見つけて読書活動がスタートです。

晩御飯のハヤシライスと食後のおやつ。ストーブといえば焼き芋ですよね!

翌朝皆朝ご飯を食べたら、昨日から今日にかけて読み込んだ本の読書感想画制作です。

みんな自分の読んだ本の感想を、絵と共にしっかり伝えてくれました!

最後はみんなで記念撮影!

次のお泊り読書会は、年が明けて2024年の2月開催となります。次もテーマをよく考えて面白そうな本を探してくださいね!

福岡県共同募金会と福岡市NPO活動推進補助金のご支援を頂いて、山王学舎に来ているまたはコロナ禍によって大勢の子どもがいる居場所に通えなくなった子どもを対象に、「遠隔(リモート)授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」を始めました。子ども達の中にはデジタルデバイスに不慣れな子どももいます。この機会に新しいつながりを生かして、学びに役立てようとするチャンスかもしれません。それは私たち団体にとっても今の状況下で子ども達とどのような形で接していくのか模索して導き出す時期でもあります。

遠隔(リモート)授業は、現役の大学生のサポート先生とつながることで、学校に通えていなかった時期を埋めるようにわからないところを聞いてみたり、常時オンラインシステムを繋げておくことで安心したりする子ども達もいます。案外そこに先生と繋がっているだけで充足した時間が過ごせているのかもしれません。

また、低学年や小学生の子ども達は、新しいつながりを楽しみながらやすやすと環境を受け入れてくれているようでした。時には居場所に直接来て過ごしたり、体調がすぐれない時や感染状況が悪化した時に備えて、今は慣れていく時期なのかもしれません。

山王学舎の新しい子ども達への取り組み、仕組みの構築に向けてご支援頂いた福岡県共同募金会(赤い羽根)様、福岡市にあらためて感謝申し上げます。そしてこの取り組みが地域の子ども達に資するものになるよう努めたいと思います。