3月14日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。
今回のテーマは「食べ物」。
低学年の子達は、キャベツのきゃべたま探偵が様々な事件を解決する「キャベたまたんていシリーズ」や、農家とそこに研修にやってきたガーナ人の青年の交流のお話「チョコレートと青い空」等を持参。
それを読んでいた男子が、「ガーナはカカオの生産国だけど、チョコは高級品だからガーナ人はあまり食べないらしいよ」と教えてくれました。
高学年の子が持参したのは、宮沢賢治の「やまなし」。
読了後、読書家のこうた先生と「クラムボンって結局何なのだろう?」や、「手塚治が漫画でリメイクしているらしいよ」という話で盛り上がっていました。
そして、12時からは昼食。
いつも子ども食堂でお手伝いしてくれている青山さんが、その日は仕事が休みだからと、子ども達の為に昼食を作りに来てくれました。
青山さん作の皿うどん、ちくわの天ぷらは、普段お世辞を言わない子ども達が「修学旅行で食べた皿うどんよりおいしい」と声をあげるほど美味しかったです。
青山さん、いつも子ども達を気にかけてくれてありがとうございます。
昼食後は、読書感想画制作へ。
印象に残ったシーンを想像して描いてもらいました。
本の挿絵に頼らず想像で描くことは難しいと、はじめはみんな頭を抱えていました。
ですが、描き始めてみると迷いのないペン運びで、素敵な下書きを仕上げていました。
そして、色塗りも絵具、水彩色鉛筆、クレパスを使い分けて丁寧に仕上げてくれました。
「やまなし」の情景、本を読んで食べたくなったたこ焼きなど、それぞれがその子らしいなと思う絵を一生懸命描いていたので、横で見ているぼくは楽しい時間でした。
次回は3月21日(土)、引き続きテーマは「食べ物」です。
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