12月14日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは「哲学」。

哲学という言葉に、子ども達は頭に?マークでした。

そんなぼくも説明せよと言われたらうまく説明できない。

そんな中、鐘哲先生が小学生でも読めるだろうという哲学本を持って来てくれました。

その中で6年生男子が手に取ったのは「悪のしくみ」という本。

その中の「いじめ」について、池田晶子さんが書いている項目を今回は読んでいました。

いじめられた子が抗議の意味も含んだ自殺を図っても、死んだらお終い、強い者、生きた者勝ちの世の中。

「人間には命より大事なもの(誇り)があるということを理解しない社会が、生きた者勝ちのまさにこの社会である。抗議の自殺が成立しない。無視されるか笑われるだけである。精神というものを忘れ果て、ただ生き延びようとする者ばかりのこんな社会で、死にたくならない方がおかしいではないか。」

死んだだけ損と説くことで、自殺をする子を思いとどまさせるということはできるかもしれませんが。

今回の読書会では、子ども達と主体性の大事さを話し合い、お互い考えたので良い時間になりました。

次回の読書会は、12月28日(土)の開催となります。

ご予約どしどしお待ちしております。

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