9月27日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

今月のテーマは「野菜」。

調理を始める前に、まずはみんなで野菜の勉強をしました。

高山先生が、旬野菜のさつまいも、ゴボウ、人参の栄養素をフリップでクイズを交えながら説明してくれ他ので、子ども達はじっくりと聞いてくれていました。

こうして食材について学んだ上で、いざ調理へ。

まずは、きんぴらごぼうを作るために、野菜の切り方「ささがき」を学びました。

包丁の背とピーラーを使いながら、丁寧にゴボウを切って行きました。

その他には、乱切り、細切りも学び、人参、さつまいもも切りました。

アク抜きの為に水にさらしておく事や、水に長時間さらしすぎても栄養素が抜けてしまい良くない事、水分を拭き取り炒め出す事等、を知らない子が多かったので、地味な事ですが学べて良かったのではないでしょうか。

こうして完成したきんぴらごぼう、さつまいもご飯、大学芋。

お肉がなく質素に感じた子もいたかも知れませんが、栄養素から学び、丁寧に切り分け調理した今回の3品はいつもより美味しく感じたのではないでしょうか。

季節を感じながら、よく噛んで野菜の美味しさを改めて実感してくれていたら嬉しく思います。

今回もご参加いただいたみなさんありがとうございました。

次回は10月25日(日)、テーマは「お肉」です。

ご予約お待ちしております。

 

山王学舎にプロジェクターを使って子ども達の新しい居場所(リモート)を実施しました。。
第1回J-coin基金を山王学舎として支援頂き、居場所に集う子ども達と、コロナを避けて自宅で学習や留守番をしている子ども達をつなぐリモート交流会・遠隔での自学のサポート等を実施しています。
どうしてもノートパソコンと手持ちのデジタルデバイスだけだと、先生と子どもだけになりがちです。それが大きなスクリーンを通じて非接触のストレスを感じない広がりを感じます。
今後は子ども上映会やより多くの地域の方々に活用できる取り組みを実施したいと様々に計画しています。
J-coin基金ご寄付を行ってくださった方には改めてここで感謝申し上げます。しっかりと設備を最大限活用し、コロナ禍の中でも子どもの居場所を中心に、地域の必要な交流の場として山王学舎は機能していきたいと考えています。

9月26日(土)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

メニューは「ソースカツ丼」でした。

今回はレギュラーで手伝っていただいている調理スタッフの他に、地域の方達が助っ人としてお手伝いに入ってくれました。

多くのご予約をいただいていたので大忙しの予想でしたが、みなさんのお手伝いのおかげでとても円滑に配膳を行うことができました。

せっかくのご休日をこのような時間に割いていただき、本当にありがとうございました。

とても助かりました。

おかげさまで、大量に用意していたとんかつとご飯は即完売することができました。

やっぱり子ども達はとんかつが好きなのでしょうね。

意外と初めてやったメニューでしたが、子ども達の反応が良かったので、またいつかやれたら良いなと思います。

そして、今回は食後にみんなで「ルパン三世〜カリオストロの城〜」を観賞しました。

最近設置されたこのスクリーン。普段、山王学舎に通っている子ども達はちょこちょこと利用していますが、大人数でのお披露目はこの日が初めてでした。

大きい画面と良い音響で観る映画はやっぱり良いですね。子ども達が夢中で観賞している様子を見ることができて良かったです。

次回は10月3日(土)の開催となります。

メニューは「カレーライス」です。

参加を希望される方は、事前のご予約をお願いいたします。

今回もみなさんありがとうございました。

●お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp

「コロナ禍の中で行う地域の取り組み」へのご寄付
 9月26日(土)は山王学舎子ども食堂開催の日でした。多くの子ども達や保護者でにぎわう中、以前よりヒアリングを続けさせていただいた立正佼成会よりご寄付の贈呈式が行われました。
 立正佼成会では普段より「一食平和基金」の活動を行っており、これまで世界規模での貧困の解消や教育への支援を行ってきました。今年はコロナ禍によって世界への活動が制限される中、日本のそれぞれの地域で活動している団体へ支援をしていくことになり、特定非営利活動法人山王学舎にご支援いただくことになりました。
 小さい団体ですが、しっかり想いを汲み取り子ども食堂をはじめ、地域の取り組みをご支援によって継続してまいりたいと思います。

9月12日〜13日にかけて行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

このイベントでは、読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を一日かけて読み通してもらいます。

みんなで夕食をいただいた後に、読書を始めます。

読書をする場所は基本的に自由なので、山王学舎の一階と二階の居心地の良い場所を各々で見つけてもらい、読書を行ってもらいます。

低学年の子達に向けては、本の読み聞かせも行っているので、担当の先生達の迫力ある読み聞かせを体感し、より本に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

そして、22時の消灯後は一人ずつに寝袋とランタンを渡すので、それを使って夜の時間を過ごしてもらいます。

ランタンの灯りを頼りに読書を続けるも良し、読書の邪魔にならない程度ならひそひそ話しも良しです。

翌朝は朝食後、10時のお迎え時間まで昨夜読んだ本の感想画を描いてもらいます。

こうやって一晩を通して、本やお友だちと触れ合いながら、本に興味を持ってもらえればと思います。

毎回様々な校区から参加していただいているので、子ども達も初対面同士ばかりですが、すぐに打ち解けて、翌日には距離感が縮まっている印象です。

始めは緊張するかもしれませんが、興味ある方は気軽にご参加してみてください。

次回は10月10(土)の開催です。

ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
【mail】info@sano-gakusha.or.jp

 

9月5日(土)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは「唐揚げ定食」でした。

近頃は有難いことに、福岡子ども専門学校の学生さん達だけでなく、有志でご連絡をいただいた近隣の方々や高校生達の力もお借りすることができています。

子ども達は同世代のお友達との交流はもちろんですが、大人達との交流も通して、その姿勢を学んだり、反面教師にしたりしていきながら成長していってくれればいいなと思っています。

とは言え、まずは子ども達が山王学舎は居心地が良いなと感じてもらえることが第一だと思っています。

そんな気兼ねなく参加できる子ども食堂で在りたいと思っていますので、気になる方は是非ご連絡ください。

次回は9月26日(土)、メニューは「カツ丼」です。

●子ども食堂のご予約は、特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp

 

8月30日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

今月のテーマは「お魚」。

今年で3年目になる学び舎子ども料理教室ですが、初年度からテーマがお魚の際は、包丁使いがとても勉強になるアジの三枚おろしを行ってきました。

ですので、メニューはアジフライ、それに➕エビフライを作ることにしました。

調理を始める前に、まずは簡単な鯵と海老のお勉強。

これから触る魚の内臓の仕組みや、人間の内臓との共通点をクイズ形式で学んでもらいました。

(ちなみに、8月末に増築工事を終え、↑写真でもわかるように2階に黒板が設置されました。これから、子ども達との勉強やお絵かきで存分に活用していこうと思います。)

そして、実践へ。

毎年参加してくれている子は、手つきや要領も慣れた様子でしたが、中には初めて生魚を触るという子達もいたので、キッチンからはかわいい悲鳴があがっていました。

(これまたちなみに、キッチンテーブルは木製からステンレス製に替り、衛生面の心配が軽減されました。)

アジ特有の硬く鋭いうろこ・ぜいごを削ぎ取る作業は、手を滑らせないか見ていて少しひやひやしましたが、みんなゆっくり丁寧に包丁を進めていました。

骨を切り取り三枚におろす作業でも、身を切りすぎないようにみんなゆっくり丁寧に行っていました。

食べやすいように、小骨もピンセットで取り除いてもらいました。

海老は皮をむき、背わたと腹わたを取り除く下処理を行いました。

海老もただ揚げるだけではいけないのですね。

爪楊枝で取り除くこの作業は、簡単で子ども達も楽しんでいる様子でした。

そして、仕上げの揚げる作業。

キッチンペーパーで水分を取り、小麦粉、パン粉をまぶす作業は工作感覚で楽しんでいる様子でした。

実食では、ご飯も貰いみんなもりもりと食べてくれていました。

ぼくも味見程度に分けてもらいましたが、サクサク、フワフワでとても美味しく揚っていました。

自分で作った出来立ての味は、格別に美味しく感じてくれたと思います。

これを機に魚の三枚おろしを習得し、料理への関心が深まってくれたら嬉しく思います。

そして、家族や友達にそのスキルを存分に自慢してもらいたいものです。

参加してくれたみんな、お疲れ様でした。

次回は、9月27日(日)、テーマは「野菜」です。

●ご予約、お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話:092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp

 

山王学舎では、地域の寺子屋のような学び舎を目指しています。

学びの場所を作り出すことで、子ども達が自主性を発揮し、お互いが自分の課題に気付き支え合うことが出来ます。

ここはいろんな学年の子ども達が自由に学び合える場所です。

そして、まだちょっぴり勉強が苦手だったり、今日はしたくない日は、先生と一緒に遊べたり、美術や工作を楽しんで作ることができます。

子ども達の毎日の放課後が充実できる山王学舎の取り組みです。

週末には様々なイベントを行っている山王学舎ですが、主軸は「放課後児童クラブ事業」としての子どもの健全育成です。

月曜日~木曜日は学校の宿題や勉強の時間。

そして、水曜日と木曜日は美術の時間を設けています。

山王学舎の前身団体「山王ひなた美術教室」から持っている美術表現のスキルを学びに取り入れ、毎週子ども達と様々なものづくりを行っています。

山王学舎では学びをお友達同士、自分で行える環境が整っていまし、一緒にいる先生達も勉強について、ほんの少しみんなの背中を押してくれます。

学びの機会を塾だけでなく、子ども達自身の自主性を生み出す取り組みがここにあります。

毎日ほんの少しの参加費で参加できますので、塾や習い事ではない、子ども達の放課後の居場所「山王学舎」で過ごしてみませんか。

 

●お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sanno-gakusha.or.jp

 

最終日。

この3日間、子ども達は早起きで朝からにぎやかでしたが、最終日はなかなか起きてきませんでした。

昨夜は遅くまで大いに楽しんだのでしょう。

ですが、みんな目覚めが良く、やはり朝からとても元気でした。

最終日は13時解散なので、朝食を終えた後はすぐさま地図作りの仕上げに取り掛かりました。

仕上げは絵の具を使って、より色鮮やかになり、この林間学校期間中の思い出を凝縮したかのような、とてもさわやかなオリジナルの地図が完成しました。

そして最後の昼食は、炒飯と餃子。

胃袋も最後までわんぱくでした。

といった感じで簡単にまとめましたが、4日間、みんな本当にお疲れ様でした。

コロナ禍の中、不安な状況下での実施となりましたが、少人数だからこそ、子ども達もスタッフものびのびと過ごす事ができたのではないかと思います。

そして、この学び舎林間学校を通して、学びや規律、自主性が育まれていたら嬉しく思います。

子ども達の中では思い通りに行かず、小さな喧嘩が起こる場面も多々ありましたが、その都度、話し合い、譲り合って、前進している姿が見れたので、たかが4日間ですが、きっと成長していることでしょう。

今年は12月に「学び舎林間学校〜冬編〜」も実施予定ですし、もしくは来年の夏に、更に成長して会えることを期待しておきます。

そして、コロナ禍で不安な状況の中、山王学舎へ子ども達を送り出してくれたご家族のみなさまに御礼申し上げます。

心からありがとうございました。

3日目。

朝食は、玉子焼き、とんぺい焼き、味噌汁の卵尽くし。

3日目も朝からみんな元気いっぱいでした。

3日目も午前中は、宿題と自由時間。

自由時間は、漫画を読んだり、映画を観たり、将棋をしたりと、それぞれのんびりと過ごしていました。

みんな慣れ親しんできた様子で、とても和やかな時間が流れていたと思います。

昼食はクリームパスタを食べ、お腹を満タンにして、3日目もチームごとに分かれ、街散策へ出発しました。

写真からもわかるように、3日目も良過ぎるぐらいの快晴でした。

日陰と水分、そして途中で涼みに入ったスーパー内のキンキン冷房の有り難さ。

それ以上に、子ども達はごねることなく、積極的に街散策に取り組んでくれたので、とても有難く思いました。

ちなみに、あるスタッフはこの日、子ども達の鬼ごっこに参加したようですが、久しぶりに走ったからか、足がもつれ、転び、豪快な擦り傷を負いながら笑顔で帰ってきました。

大人は限界を突破した時にこそ、思い出が付いてくるのかもしれません。

そして、3日目は別ルートの道を描き込み、色塗りへ。

2日目同様みんな歩き疲れていたと思いますが、地図作りまでとても頑張ってくれていました。

夕食は鶏唐揚げ。

下味の揉み込みから、衣付けまで、豪快に調理しましたが、サクサクでご飯のすすむとても美味しい唐揚げが仕上がりました。

今回の林間学校中で、この唐揚げが一番売れ行きが良かったと思います。

そして、食後は近所の公園で花火をしました。

ラジカセでBGMとして、はっぴいえんど「夏なんです」を流したくなりました。

3日目はお盆休みを終えた近所の老舗・千石湯へ、ようやく行く事ができました。

湯上りに飲んだ瓶ジュースが美味しかったのですが、カラカラになったからだに、この瓶ジュースの量では足りない!、という子ども達の意見にとても納得しました。

帰舎後は、将棋やカードゲーム。

そして、帰り道で拾った汚れた十円玉を磨きたいという男子の提案をきっかけに、みんなでお酢を使っての小銭磨きに励んでいました。

それを機に疲れも忘れたのか、消灯後もよなよなトランプでの大富豪で大盛り上がりし、みんなで最後の夜を楽しんでいる様子でした。

その4へ。