いつもブログを拝見していただいているみなさま、ありがとうございます。

9月に入り少し涼しさを感じてきた今日この頃ですが、今回は子ども達と過ごした夏休みの様子を少し振り返ってお伝えします。

コロナウイルスの感染拡大は収まらず、お泊まり読書会や料理教室等の週末イベントの中止も続き、なかなか羽を伸ばせない状況ではありますが、そんな中でも子ども達は山王学舎を使ってそれなりに楽しんでくれているようでした。

代表理事の鐘哲先生が、予備校のデッサン授業で使わなくなった大きな氷を持ってきてくれた際は、トングを使ってただただ氷を削りました。どういう形に削ろうかではなく、削った際に飛び散る氷のしぶきを浴びて、どれだけ涼しむことができるのかを楽しむ子ども達。最後は、トングが曲がらんばかりに豪快に削っていましたが、汗だくになったのでクーラーの効いた室内へ戻って行きました。

夏休みの宿題の中で、個人的にあまり好きではなかった絵の宿題。

絵というより、宿題という概念が強かったのだろうなと大人になって思うことはありますが、それは置いといて、令和新時代の子ども達も絵の宿題と今年も格闘していました。

夢の中で見た大きな橋が掛かった映像を、思い出しながら描いていく女の子、夜から朝へ飛んでいくトンボを描く男の子等々…。

みんなあまり乗り気でない顔をしながら描き始めたので、気が合うねと思いながら見守っていましたが、あれよあれよとかっこいい絵を描き進めていくこどもたち。

なんだかんだで、みんな数日かけてとても素敵な絵を仕上げていました。一生懸命描く姿を隣で見ることができ、ぼくも良い刺激をもらえました。

内輪びいきではなく、子ども達のこの熱が、実物の絵を見た方々へも伝わる事をどうか信じたいものです。

みんなお疲れ様でした。

その他には、自由研究の宿題をしたり、映画を観たり、ぷよぷよをしたりして過ごしました。

映画で言うと、山王学舎には細田守監督の作品が数本置かれているのですが、子ども達にはそれが人気で(もしくは他に観たい物がないのか)何回も何回も繰り返し鑑賞していました。それを見て、ぼくも小さい頃は、録画した同じアニメを飽きずに繰り返し見ていたな、と思い出しました。

大人になった今は細田作品のおかわりはもういいかなと思うぐらい胸焼け中ですが、また来年も子ども達と一緒に観ているのかもしれません。

振り返ると思い出にふけってしまいましたが、今年の夏休みも子ども達と良い時間が過ごせました。子ども達にとってはどういう夏休みだったのでしょうか。

ペシャンコにされるホラチュカの写真を見ると、まだまだ子ども達は何かしらのストレスは抱えているのか?とも取れますが、きっとホラチュカは楽しんで潰されてやっているのでしょう。

子ども達は、お家とは少し違う顔を見せていることもあるのかもしれませんしお家での顔をぼくは分かりませんが、様々な子ども達の表情を見ながら楽しく過ごして行きたいと思います。

今回は夏休みの様子でしたが、平日もずっと開いていますので、放課後児童クラブとしての山王学舎を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

●お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sanno-gakusha.or.jp

山王学舎は緊急事態宣言解除を機会に、以前より温めてまいりました「酒肆 モドキヤ」を10月1日(金)にプレオープンいたします。

以前より地域の皆様にお酒とおつまみを提供してまいりましたが、お手伝いしてくれている皆様から、このまま是非飲食営業を本格的にやりたいとの声を頂き、準備を進めてまいりました。
地域の大人の皆様にも山王学舎を楽しんで頂き、地域の事や子ども達のこと忌憚なく話し合える場所になってくれればと考えています。

皆様のお越しを是非ともお待ちしております。

8月22日(日)に行われたお弁当配布会の様子をお伝えします。

今回も緊急事態宣言中の為、お弁当配布のみで開催いたしました。

メニューは青山さんが得意とする和食。かしわ飯、厚焼き玉子、きんぴらごぼう、そしてお手製の漬物といったラインナップになりました。

子ども達にとっては少し渋い内容だったかもしれませんが、たまにはこういうのも良いのではないでしょうか。

そして、お弁当と一緒にフードバンク食材も配布させていただきました。みなさまがフードバンク食材を有効活用してくれているので、我々としてもとても嬉しく思います。

次回も、お弁当配布会として開催予定ですので、ご予約お待ちしております。

●お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sanno-gakusha.or.jp

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が延長された為、8月29日の「学び舎子ども料理教室」は中止とさせていただきます。

我々としてもとても残念な気持ちですが、どうぞご理解の程よろしくお願いいたします。

尚、9月回のご予約はお受けしておりますのでご検討ください。

7月28日(水)〜31日(土)にかけて行われた「学び舎林間学校・前期」の様子をお伝えします。

このイベントでは、山王学舎内で3泊4日の宿泊体験を行い、普段とは違う友達との交流や共同料理、また一緒の学びと体験を通じて、子ども達の自主性と協調性を図るプログラムです。

今回で、4度目となる山王学舎では夏のメインイベントと言っても過言ではない「学び舎林間学校」。

3チームに分かれ、夕飯の準備、地図作り等の3泊4日のプログラムをチームごとに協力して行ってもらいました。

夜は片道徒歩15分の場所にある老舗の銭湯・千石湯へ。コロナ禍なので思いきりお風呂を楽しむことはできませんでしたが、昔ながらの銭湯の雰囲気を体験できたのは良かったのではないでしょうか。

そして、地図作りでの町探検は炎天下の中、メモを取りながらたくさん歩いて頑張ってくれました。遊具で遊んだり鬼ごっこをしたり、やはり子ども達は元気が有り余っているのだなと感じました。

夜の花火、BBQも予定通り行うことが出来き、少しは夏らしいことが出来たのではないかと思います。

BBQの火起こしは、急遽お隣に住んでいるご主人が手伝いに入ってくれたので、とても助かりました。

地図作りも最後まで頑張って仕上げてくれました。

他人と一枚の絵を仕上げることは、大人であっても大変な作業かと思いますが、自分の主張と譲り合いを繰り返しながら、どうにか完成にまで持っていってくれました。

参加してくれた子ども達、4日間本当にお疲れ様でした。

コロナ禍の中、不安な状況下での実施となりましたが、子ども達も感染対策には協力的でとても助かりました。この「学び舎林間学校」を通して、学びや規律、自主性が育まれていたら嬉しく思います。

子ども達の中では思い通りに行かず、小さな喧嘩が起こる場面も多々ありましたが、その都度、話し合い、譲り合って、前進している姿が見れたので、たかが4日間ですが、きっと成長していることでしょう。

そして、ボランティアスタッフの皆さんも、全力でお手伝いをしていただきありがとうございました。皆さんのお力添えがあったからこそスムーズにプログラムを進めることが出来ました。

最後に、山王学舎へ子ども達を送り出してくれたご家族のみなさまに心から御礼申し上げます。

また来年も開催できることを願いつつ、山王学舎は前進していきますので、未熟な所がまだまだ山積みですが、今後とも何卒ご理解ご協力の程お願い申し上げます。

福岡県は新型コロナウイルスの感染急増を受けて、緊急事態宣言を発令いたしました。それを受けて山王学舎においても感染拡大防止の観点から、時短営業とイベントの中止を決定しました。

以下、中止となるイベントです。

・8月7日(土)〜8日(日)「学び舎お泊り読書会」

・8月18日(水)〜8月21日(土)「学び舎林間学校・後期」

・8月29日(日)「学び舎子ども料理教室」

ご予約いただいた方々、これから参加しようと楽しみにして頂いた方々大変申し訳ありません。

尚、8月22日(日)の子ども食堂はお弁当配布会に切り替えて開催いたします。

子ども無料、大人300円の限定20個。配布時間は18:00~19:00の1時間となります。お早めのご予約をお願いいたします。

⚫︎「子ども食堂(お弁当配布会)」のご予約、お問い合わせは以下までお願いいたします。
【電話】092-515-8752
【mail】info@sanno-gakusha.or.jp

8月1日に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは、とんかつ定食でした。

みんなが喜んでくれるよう大きなとんかつを沢山用意していましたが、さすがはとんかつ、すぐに完売となりました。

みなさんのお家では、とんかつはよく食卓びあがるのでしょうか?ぼくは定食屋さんでぐらいしか食べないので、久しぶりにお腹いっぱいとんかつを食べることが出来たので大満足でした。

美味しく仕上げてくれた青山さん、そしてお忙しい中お手伝いに来てくれた中島さん、ありがとうございました。

そして、今回も足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

子ども達や保護者の方々がくつろいでいる姿を見て、元気をもらうことが出来ました。

次回は8月22日(日)に開催予定です。

⚫︎「子ども食堂」のご予約、お問い合わせは以下までお願いいたします。
【電話】092-515-8752
【mail】info@sanno-gakusha.or.jp

7月25日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

まず、調理を始める前に旬の果物や、からだを冷やす食べ物、温める食べ物の特徴をみんなで勉強しました。

食べ物の特徴を知っていれば、自分の体調に合わせて食べる物を選べるので知っておくと便利ですね。

そして、勉強後に調理へ。

今回はフルーツゼリーをメインに、サンドイッチ、ブルーベリージュース作りました。

見栄えよく、美味しく食べるために、小さな子ども包丁で丁寧に切り分けていました。

一方、調理待ちチームはおぼんに敷くシートを切り絵で作ってもらいました。

あえて青と白の画用紙だけで、涼しげなイメージを描いてもらいましたが、こちらもみんな細かく切り分けて、素敵なシートを仕上げてくれました。

お店で飲食する際にこんな可愛いシートが出てきたら感動してしまいますね。

そして、急いで作って急いで冷やしたフルーツゼリーが、時間ギリギリで出来上がりました。

崩れることなくお皿に無事ひっくり返せた際は、子ども達、先生から歓声が上がっていました。

試食タイムでは、毎回お味に関しては賛否両論があり、完食する子もいれば、全く食べない子もいます。

この料理教室を機会に好き嫌いも克服してもらいたい気持ちもありますが、作ることに関しては一生懸命楽しんでくれている様子ですので、徐々に食べれるようになっていくのではないかと思います。

今回もご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は8月29日(日)テーマは「おさかな」となります。この回は既に予約いっぱいですが、ご参加予定の皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

⚫︎「学び舎子ども料理教室」へのご予約、お問い合わせは以下までお願いいたします。
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7月18日(日)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回は4月振りの子ども食堂となり、子ども達も楽しみにしていたので再開できて良かったです。

メニューは「唐揚げカレー」。

山王学舎お得意のカレーライスと唐揚げを一緒に味わってもらいました。

お客さんは普段と比べて少数でしたが、コロナウイルスの消息とともに客足が戻ってくることを願っております。

足を運んでくれた皆さん、そしてボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。

次回は、8月1日(日)。メニューは「トンカツ定食」の予定です。

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7月10日〜11日にかけて行われた学び舎お泊まり読書会の様子をお伝えします。

新型コロナウイルスの影響により去年から中止が続いていた当イベントですが、7月からようやく開催できる運びとなりました。

大人数で宿泊となると、マスクの着用厳守や手洗いうがい等の子ども達にとっては息苦しいルールを強いることになってしまいますが、もうしばらく我慢してもらい、その分のびのびと読書に没頭できる空間を作っていきたいと思います。

まずは集合後、みんなで夕飯のカレーライスをいただき、20時から読書を始めました。

始めはみんなお泊まりに興奮してか落ち着かない様子でしたが、徐々にみんな本へ向かっていき、気がつけばうっすらと流していたピアノ曲がよく聞こえるほど静かな室内となっていました。

低学年の子達は集中力が続かないことはもちろん考慮していますが、今回は高学年の子達が静かな雰囲気を使ってくれていたので、それに影響されてか低学年の子たちも静かに本に向かってくれていました。

そして、22時頃に歯磨きを済ませ、マットと寝袋を広げ寝る準備へ。

と言ってもまだまだ子ども達は眠る様子ではなかったので、バヤ先生がスクリーンを使って読み聞かせをしてくれました。

「くわずにょうぼう」

欲張り男のところへ、よく働くが飯を食わない美しい女がやってきて女房になりました。しかし、不可解な行動が多いその女を怪しく思い、男が隠れて見張っていると、女の恐ろしい正体が明らかに・・・。

初めはあまり興味なさげな子ども達でしたが、バヤ先生の迫力ある声のトーンに徐々に引き込まれ、最後はみんな聞き入ってくれていました。

子ども達は怖い話が好きですね。

とても素敵な読み聞かせでしたが、結局、読み聞かせ後も元気な子ども達。

高学年の子達は、ランタンの灯りで深夜1時過ぎまで読書を楽しんでいました。

夜更かしもたまには良いかと思います。

そして、翌日は7:30からサンドイッチ、りんご、オレンジ、コーンスープの朝食。

6時前から起きている子多数で、久しぶりに子ども達の朝の早さと元気さを痛感しました。

朝食後は、再びバヤ先生が読み聞かせをしてくれました。

「たべられたやまんば」

やまんばの口車に乗って山姥の家へ上がってしまった小僧が、和尚さんからもらった不思議なお札で難を乗り切るお話。

バヤ先生は「自分がやまんばだから気持ちが乗る」と冗談半分で話してくれていましたが、確かに似合っていたので楽しく聞くことができました。

絵もとても綺麗で、個人的にまた読んでみたいと絵本でした。

それと、山王学舎立ち上がりから参加してくれている中学生男子が、パワーポイントで一休さんを紹介してくれました。昔話で知るポップな一休さん像ではなく、実際はすごく偏屈で変わり者だったという説をみんなに説明してくれ、ぼくも子ども達も勉強になりました。みんなの為にわざわざありがとう。

そして、最後の読書感想画制作。

みんなしっかり取り組んでくれていました。

その中でも印象的だったのが3年生の女の子が描いていたうんこクイズの絵。身体の不思議という本を読んでいたからではありますが、うんこうんこと呟きながら楽しそうに描いている様子がとてもかわいかったです。

みんな最後までお疲れ様でした。

このイベントを通して、日常でも本と過ごす時間が少しでも増えてくれたら嬉しく思います。

8月のご参加もどしどしお待ちしております。

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