9月25日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。

今回のテーマは「やさい」。

野菜の美味しさを知ってもらうこと、子ども達の食べやすさを考え「野菜たっぷりちゃんぽん」をメインに

春巻き、スイートポテト包みの3品を作ってもらいました。

今回は野菜がたくさん。

まずはひたすら野菜を切ってもらいました。

細かく刻めばいいという訳ではない野菜。メニューや用途に合わせた切り方、美味しく食べられる大きさ、厚さを各々でイメージしながら切ってもらいました。

低学年の子達は小さな手で野菜と包丁をコントロールし、ゆっくり丁寧に野菜刻みに励んでいました。

野菜を切り終えたら、ちゃんぽん前に、まずは春巻き、スイートポテト包みの調理へ。

味付けし炒めた野菜、マッシュして味付けしたお芋を、皮に包んでいきました。

少量の油で揚げ焼きした春巻きとスイートポテトは、予想以上に美味しく完成。子ども達は揚げたてを美味しくいただき、たくさん作っていたはずが、一気に完売となりました。

そして、最後はメインのちゃんぽんへ。

切った野菜を、先生がオリジナルで調合したスープと一緒に炒め、野菜たっぷりちゃんぽんが完成しました。

今回は、3人前ずつ作り、仕上がった順に出来立て熱々のちゃんぽんを食べてもらいました。

たくさん野菜を入れた分、なかなかボリュームのある一人前でしたが、みんなあまり残すことなく美味しくいただいてくれていました。

自分で作って、出来立てを食べる楽しさを体感してくれたようでとても良かったです。

それに、子どものうちは、普段食べている料理に何肉が使われているのか、野菜は?調味料は?具材やできる工程をそこまで意識していないと思うので、自分が何を食べているかが少しでも頭に入ることで、食欲も変わってくるのではないかと思います。

今回もご参加いただき、ありがとうございました。

次回は、10月30日(日)、テーマは「お肉」です。どしどしご参加お待ちしております。

【電話番号】092-515-8752

【メールアドレス】info@sanno-gakusha.or.jp

5月9日(日)は、子ども食堂の予定をお弁当配布会に変更して実施しました。

今回の唐揚げ弁当も、限定20個でしたが有難いことにすぐに予約が埋まりました。

転校して遠方へ引っ越してしまったご家族もご参加してくれたりと、日曜日の忙しい時間に足を運んでいただきとても有り難く思います。

お弁当配布会は、お弁当の受け渡しのみで解散なので、早くみなさんがゆったり過ごせる子ども食堂が再開できることを願っております。

当日は母の日だったので、調理長・青山さんがお母さんのプレゼント用にチューリップを折り紙で作ってきてくれました。

ささやかなプレゼントですが、この量を作るのは大変だったと思います。子ども達が喜んで持っていく姿が良かったです。

青山さん、いつもお気遣いありがとうございます。

そして、フードバンクさん、NPO法人いるかさんから提供していただいた食材も配布させていただきました。

助かっているという声をみなさんからお聞きするので、我々としても嬉しい限りです。

今回もご参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

次回の5月23日(日)もお弁当配布会の予定です。

メニューは煮込みハンバーグ弁当の予定ですので、ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sanno-gakusha.or.jp
HP:http://sanno-gakusha.or.jp/

山王学舎の取り組みを様々な形で知って頂いて、新しいかかわりを持つことが出来ます。新しい繋がりは私たちにとって見守られている大きな励みになります。

この度は兵庫県の方が、山王学舎の取り組みを知って頂いて本のご寄贈を頂きました。「日本の民話」全26巻が送られてきて、まだ子どもたちが読む前に大人の私たちが読みたくなる気持ちになりました。つい九州筑前筑後の巻から見たくなるのは地元愛があるからでしょうか(;^_^A。

兵庫県の奥松幸子様ありがとうございます。大切に使わせていただきますので今後も是非私達の取り組みを見守っていただきたいですね。

「遠隔(リモート )授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」

新型感染症の拡大によって新たな社会生活、様式が生み出され、子ども達も否応なしに適応を求められています。山王学舎でも緊急事態宣言中も放課後児童クラブは休業要請しない施設として運営を続けてまいりました。しかし感染の恐れを考え、多くの保護者が来所を見送り、自宅自粛を余儀なくされました。解除後もまだ来ることが出来ない子ども達がいます。
山王学舎では、6月末よりこのような環境を考え、子ども達が無理なく学べたり、子ども同士が連絡しあったり、会話できる環境づくりに取り組みます。
福岡市NPO活動推進補助金における「新型コロナウイルス対策支援」として採択された本事業は、同時に福岡県共同募金会「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援 全国キャンペーン」としてもご支援いただく活動となります。
具体的には学校が再開されても感染の第2波も予想される中、子ども達は様々な場所で非接触の活動が求められています。そのストレスを軽減するために、自宅にいても先生やお友達と繋がり、一緒に学んだり報告しあったり相談することが出来ます。自宅にばかりいると情報源が少なくなり、価値判断も偏りがちになりかねません。今回の取り組みで少しでも多様な価値観や情報ソースを子ども達に共有してもらうこと。またその一方で、「おうち」という素晴らしい自分の居場所に他者が入り込んでくることの危うさも検討しつつ、これからの新しい生活様式を試行錯誤していかなくてはなりません。
是非この活動に興味を持たれた方はご連絡いただきたいと思います。

「遠隔(リモート )授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」

2020年6月22日(月)より順次取り組みがスタートします。

取り組む内容例
〇家庭環境にデジタルデバイスがない方は山王学舎より貸出(要Wi-Fi環境)
〇タブレットを使ったホームルーム
〇タブレットを使ったリモート学習(eラーニング含む)
〇山王学舎の先生が作る様々な子ども向け動画配信
〇子どもたち同士のリモート交流会
※タブレット貸し出しも含めて月額1,000円

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp
HP:http://sanno-gakusha.or.jp/

11月も折り返しですが、今月のイベント予定をお知らせします。

山王学舎では、月~土の通常運転のほか、毎週末さまざまなイベントを企画しています。事前予約でどなたでもご参加可能です。今月は、「学び舎 焚き火の会」が人気なようですよ。どのイベントも定員があり、お席がいっぱいになると来月以降のご案内となります。興味のある方はお早めに、メールかお電話(092-515-8752)で気軽にお問合せくださいませ。

10月19日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは「旅行」。

みんながみんなテーマに沿った本を持参しなくなってきている現状ですが、とりあえずまずは本と触れ合ってくれたら良いでしょう。

そんな中、テーマが旅行だと聞いて、サバイバル本を持参してくれた子がいました。

旅行=サバイバル。

その解釈、ワイルドですね。

読書時間がスタートすると、今回は意外とすんなりと読書を始めてくれました。

先生も読書。

渋い本が置かれていると思ったら花田先生の物でした。

そして、昼食を挟み読書感想画制作へ。

感想画が思い浮かばない子は、その代わりに旅行した時の事を思い出して絵を描いていました。

タモリさんのようなマニアの域に達すると、電車の時刻表を読むだけで旅行気分を味わえるようですね。

今月はぼくも子ども達も、読書を通していろいろな物事に思いを馳せることができたらいいなと思います。

次回は10月26日(土)です。

ご予約どしどしお待ちしております。

 

 

10月5日(土)は学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

19時に集合し、まずはみんなで夕食。

バヤ先生が作ってくれた唐揚げ定食を、ラグビー観戦しながらいただきました。

お腹を満たした後は、いよいよ読書タイム。

まずは、持参した本を紹介し合いました。

六年生の子が持って来ていた「日本史100人の履歴書」という本。

坂本龍馬、織田信長等、歴史上の偉人達の性格や生涯が履歴書風にまとめられている内容だったのですが、みんなで楽しそうに読んでいました。

こうやって楽しみながら、みんな学んでいくのですね。

今回も福岡子ども専門学校の生徒さんがお手伝いで入ってくれました。

若い生徒さん達は子ども達に引っ張りだこで毎回忙しそうですが、とても助かっております。

そして、22時に消灯。

子ども達はまだまだ元気なので、ほとんどの子がランタンの灯りで読書やおしゃべりを続けていました。

そして、翌日は7時に起床。

バヤ先生が焼きそばパン、たまごサンドを作ってくれました。

みんな朝から元気いっぱいで、解散の10時まで遊び倒して帰宅していきました。

 

今回もみんなお泊りは楽しんでもらえたでしょうか。

終始読書に集中している訳ではないですが、さっきまではしゃいでいた子達がいつの間にか無防備に本に集中している姿は、とても素敵だなと思いました。

こういう読書の時間をきっかけに物思いに耽ることが増えると、おとなへの階段を一段登るのではないでしょうか。

次回は11月2日(土)です。

ご予約お待ちしております。

 

 

9月28日(土)に行われた子ども食堂の様子をお伝えします。

今回のメニューは、「白身フライあんかけ定食」。

副菜はさつまいもサラダ。そして、きのこのみそ汁。

出光さん、青山さんが丹精込めて作ってくれました。

山王学舎の子ども食堂では、意外と残す子が多いので、↑写真ぐらいの小盛りが丁度良いと最近分かってきました。

もちろん、おかわりする子も大勢いますが。

この日はラグビーW杯、日本vsアイルランドの試合がちょうど中継されていたので、一階土間では保護者さん方が観戦に白熱。

番狂わせの日本勝利も、子ども達は特に興味が無いようでした。

そして、この日は筑紫女学園高校の生徒さん達が、授業の一環として子ども食堂を見学兼お手伝いに来てくれました。

福岡子ども専門学校の生徒さん達もお手伝いに来てくれていたので、とても大助かりでした。

みなさん本当にありがとうございました。

19時を過ぎると新規のご家族や常連のお客さん達も来てくれたので、今回も大盛況。

ご来店いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は10月19日(土)、メニューはカレーライスです。

ご予約お待ちしております。

 

 

9月14日(土)に行われた学び舎子ども読書の会の様子をお伝えします。

今月のテーマは「西洋」。

西洋とは、広義でキリスト教文明に根ざしたヨーロッパ諸国、及びアメリカを指し、トルコのボスポラス海峡が西洋と東洋の境界線になるようです。

 

ちなみに読書とは関係ないのですが、西洋といえば、最近はクラシック音楽を無理せず聴けるようになってきました。

クラシックを聴いている大人はかっこいいと思っているタイプなので、この読書の会でクラシックを聴きつつ、子ども達と一緒に西洋文化について少しでも触れることができたらな、と思います。

では、当日の様子へ。

常連の子ども達も増えてきて、徐々に盛り上がり出してきている読書の会。

回を重ねるごとに、子ども達は静かに本に没頭してくれるようになってきました。

バヤ先生と高学年の子達がメリハリをつけ、読書をする空気を作ってくれているのが要因でしょう。

そんな高学年の子達に続いて、低学年の子達も先生に読んでもらったり、ここで知り合った子達と一緒に読んだりと、とてものびのびと読書に没頭していました。

階段読書スタイルは、落ちてしまいそうだったのでさすがに止めましたが。

少し涼しくなってきたぽかぽか陽気の中、みんなとてもくつろいでいる様子でした。

そして、昼食後は感想文or感想画制作へ。

出来るだけ挿絵や表紙の絵は見ずに、自分の中のイメージを膨らませて描いてみようと話し合い、そこからはみんなすらすらと描き上げていました。

子ども達の柔軟性には毎回感心させられます。

次回の学び舎子ども読書の会は9月28日(土)です。

引き続きテーマは「西洋」。

どしどしご予約お待ちしております。

読書の会同様、7月の子ども食堂も2週連続で行われたので、まとめてその様子をお伝えします。

まず20日の回は、2ヶ月に一度やってくる定番メニュー「唐揚げ定食」。

今回から、以前紹介した青山さんに続き、山王学舎をサイトで知り、お手伝いを志願してくれた出光さんが調理サポートとして入っていただく事になりました。

手慣れた手つきと手際の良いふたりのおかげで、これまでよりも美味しい食事を提供することができると思います。

お二人とも、本当にありがとうございます。

そして、毎回お世話になっている福岡子ども専門学校の生徒さん達もありがとうございました。

配膳サポートから子ども達のお世話までしていただき、我々スタッフも子ども達も若いパワーにとても助けられています。

男くさかった山王学舎が、女性陣のおかげで照明の実力以上にとても明るく感じますね。

子ども達は校区の垣根を越えて仲良くなってきているようですし、次回のメニューと開催日を聞いてくるほど楽しみにしてくれているようなので嬉しく思います。

 

そして、次は翌週27日に行われた「豆腐ハンバーグ丼」の回の様子です。

ちなみに、今月のポスター2枚は山王学舎の昌美先生が描いてくれています。

美術、デザイン学校出身の先生が多いこの山王学舎。

毎回ポスターを描くノルマが特にあるわけではないのですが、子ども食堂を彩る為にいつの間にか誰かしらが持ってきてくれるのでこれまた有難いです。

そして、この回は出光さんが調理リーダーとしてみんなを引っ張ていってくれました。

この日は、近所の春住小学校のお祭りがあったので、祭り帰りに寄ってくれた子ども達や家族で賑わっていました。

この日も猛暑日だったので、ぼくは暑さでへこたれそうになっていましたが、子ども達の陽気な浴衣姿を見て夏がやってきたんだなと感じることができ、元気をもらうことができました。

風物詩を見て季節を感じることは大事ですね。

そして、出光さん特製の豆腐ハンバーグ丼は、色とりどりでさっぱりと食べることができたので、これにも夏を感じることができました。

いろんな人や物に勝手に夏を重ね、勝手に思いを馳せながら8月も頑張っていこうと思います。

ご来店いただいたみなさん、ありがとうございました。

前投稿で書きましたが、次回の子ども食堂は光薫寺で行います。

ご予約お待ちしております。