10月9日(土)〜10日(日)にかけて行われた学び舎お泊まり読書会の様子をお伝えします。

今年はコロナウイルスの影響で中止が続いてた当イベントですが、10月はようやく開催できる運びとなりました。

子ども達は待ちに待っていてくれたようなので、まだまだ思いっきり羽を伸ばせない状態ではありますが、とりあえず開催することができてぼくらもとてもうれしく思います。

まずはじめに、自己紹介と本の紹介時間。

今回のテーマは「昔話」という事で、子ども達には取っ掛かりやすかったのか、それぞれ好きなお話の本を持ち寄ってくれていました。

夕飯は、フードバンクや伊藤ハムさんから提供していただいたトンカツとウインナーをトッピングしたボリュームあるカレーでした。

子ども食堂をお手伝いしてくれている青山さんと杉本さんが調理してくれました。いつもお忙しい中お手伝いしていただきありがとうございます。子ども達からも好評の味でした。

お腹を満たした後は読書時間へ。

低学年の子達には、バヤ先生が読み聞かせをしてくれていましたが、40分近くもみんな熱中して聞き入っていました。

高学年や中学生は各々自分の世界へ。みんなお家ではどのような状態で読書をしているかは分かりませんが、たまにはごろごろしながら読書を楽しんでもらいたいものです。

22時からは明かりを消し、眠たい子には寝てもらい、まだ眠れない子にはランタンを渡し小さな灯りで再び読書へ。

低学年の子達には、再びバヤ先生が読み聞かせをして寝かしつけてくれていました。

高学年や中学生はたまの夜更かしを。

そして、翌朝は8時から朝食。

バヤ先生が作ってくれたソーセージたまご焼きと味噌汁、ご飯をみんな揃っていただきました。子ども達は朝から元気いっぱい。

朝食後は、小一時間程読書時間を設け、最後は感想画制作へ。

読んだ本の好きな場面を思い出したり、表紙絵を見ながら描いたり。中には面倒くさがる子もいますが、各々しっかりと完成まで向き合ってくれました。

今回参加してくれた子たちの中にもあまり自分の絵に自信がないと言う子はいましたが、時間をかけて何度もかき消しを繰り返して描き進めている姿を見ていたので、その分熱量が加わってか出来上がった絵はとても良いものに仕上がっていました。

本人はあまりピンときていない様子でしたが、その良さは毎回伝えていきたいものです。

今回もみなさんご参加ありがとうございました。

次回は、11月13日〜14日。テーマは「魔法」。

ご予約お待ちしております。

●お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sanno-gakusha.or.jp

7月10日〜11日にかけて行われた学び舎お泊まり読書会の様子をお伝えします。

新型コロナウイルスの影響により去年から中止が続いていた当イベントですが、7月からようやく開催できる運びとなりました。

大人数で宿泊となると、マスクの着用厳守や手洗いうがい等の子ども達にとっては息苦しいルールを強いることになってしまいますが、もうしばらく我慢してもらい、その分のびのびと読書に没頭できる空間を作っていきたいと思います。

まずは集合後、みんなで夕飯のカレーライスをいただき、20時から読書を始めました。

始めはみんなお泊まりに興奮してか落ち着かない様子でしたが、徐々にみんな本へ向かっていき、気がつけばうっすらと流していたピアノ曲がよく聞こえるほど静かな室内となっていました。

低学年の子達は集中力が続かないことはもちろん考慮していますが、今回は高学年の子達が静かな雰囲気を使ってくれていたので、それに影響されてか低学年の子たちも静かに本に向かってくれていました。

そして、22時頃に歯磨きを済ませ、マットと寝袋を広げ寝る準備へ。

と言ってもまだまだ子ども達は眠る様子ではなかったので、バヤ先生がスクリーンを使って読み聞かせをしてくれました。

「くわずにょうぼう」

欲張り男のところへ、よく働くが飯を食わない美しい女がやってきて女房になりました。しかし、不可解な行動が多いその女を怪しく思い、男が隠れて見張っていると、女の恐ろしい正体が明らかに・・・。

初めはあまり興味なさげな子ども達でしたが、バヤ先生の迫力ある声のトーンに徐々に引き込まれ、最後はみんな聞き入ってくれていました。

子ども達は怖い話が好きですね。

とても素敵な読み聞かせでしたが、結局、読み聞かせ後も元気な子ども達。

高学年の子達は、ランタンの灯りで深夜1時過ぎまで読書を楽しんでいました。

夜更かしもたまには良いかと思います。

そして、翌日は7:30からサンドイッチ、りんご、オレンジ、コーンスープの朝食。

6時前から起きている子多数で、久しぶりに子ども達の朝の早さと元気さを痛感しました。

朝食後は、再びバヤ先生が読み聞かせをしてくれました。

「たべられたやまんば」

やまんばの口車に乗って山姥の家へ上がってしまった小僧が、和尚さんからもらった不思議なお札で難を乗り切るお話。

バヤ先生は「自分がやまんばだから気持ちが乗る」と冗談半分で話してくれていましたが、確かに似合っていたので楽しく聞くことができました。

絵もとても綺麗で、個人的にまた読んでみたいと絵本でした。

それと、山王学舎立ち上がりから参加してくれている中学生男子が、パワーポイントで一休さんを紹介してくれました。昔話で知るポップな一休さん像ではなく、実際はすごく偏屈で変わり者だったという説をみんなに説明してくれ、ぼくも子ども達も勉強になりました。みんなの為にわざわざありがとう。

そして、最後の読書感想画制作。

みんなしっかり取り組んでくれていました。

その中でも印象的だったのが3年生の女の子が描いていたうんこクイズの絵。身体の不思議という本を読んでいたからではありますが、うんこうんこと呟きながら楽しそうに描いている様子がとてもかわいかったです。

みんな最後までお疲れ様でした。

このイベントを通して、日常でも本と過ごす時間が少しでも増えてくれたら嬉しく思います。

8月のご参加もどしどしお待ちしております。

⚫︎「学び舎お泊まり読書会」へのご予約、お問い合わせは以下までお願いいたします。
【電話】092-515-8752
【mail】info@sanno-gakusha.or.jp

このイベントは、読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を一日かけて読み通す、読書を通じた宿泊体験です。

各月ごとにテーマを変え、司書資格を持つ講師と参加者のお互いが自分のおすすめの本を紹介し合ったり、読んだ本の感想や絵を描く、複合的な読書体験を行います。

イベントの流れとしては、始まりの会で自己紹介をし合い、その後みんなで夕食をいただきます。

夕食は、山王学舎の先生が子ども達が喜んでくれるようなメニューを毎回考えて準備しています。

読書をする場所は、基本的に自由です。山王学舎の一階と二階の居心地の良い場所を各々で見つけてもらい、読書を行ってもらいます。

低学年の子達に向けては、本の読み聞かせも行っています。担当の先生達の迫力ある読み聞かせを、是非体感してもらいたく思います。

22時の消灯後は、一人ずつに寝袋とランタンを渡し、それを使って夜の時間を過ごしてもらいます。

ランタンの灯りで読書を続けるも良し、読書の邪魔にならない程度であればひそひそ話しもありです。

ちなみに、読書・就寝場所で子ども達の一番人気は2階の屋根裏部屋です。

そして、翌朝はラジオ体操(その日の参加メンバーのやる気次第)から始まり、12時のお迎え時間まで昨夜読んだ本の感想画を描いてもらいます。

一晩を通して本やお友だちと触れ合いながら、本に興味を持ってもらえればと思います。

毎回様々な校区から参加していただいているので、子ども達も初対面同士ばかりです。ですが、すぐに打ち解けて、翌日には距離感が縮まっている印象です。

始めは緊張するかもしれませんが、興味ある方は気軽にご連絡ください。

ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
【mail】info@sanno-gakusha.or.jp

11月14日(土)に行われた学び舎お泊まり読書会の様子をお伝えします。

今回は低学年の子ども達が多く集まってくれました。

11月のテーマは「伝記」。

伝記とは、個人の生涯を事績を中心に記録したもの。

偉人たちの生き方に刺激を受けて、将来を考える時の助けとなってくれれば良いなと思います。

まずは、始まりの会。

各々が持参した本を紹介し合いました。

そして、夕食はカレーライス。

ぎやかな空気に飲まれて、この夕食時間でついでに嫌いな物も食べれるようになってくれたら良いなと思っています。

そして、読書時間。

いつもはお泊まりに興奮して、なかなか読書に集中できない子達が多いのですが、今回はみんなすんなりと読書に集中してくれていました。

このイベントの常連の子達が増えてきたので、その子達が読書をする空気を作ってくれていたおかげもあるかもしれません。

そして、22時に消灯。

消灯後みんなが落ち着いてきた頃、今回もバヤ先生がスクリーンを使って読み聞かせを行ってくれました。

「あたなをなくしたおとこ」

朝起きたら頭がない。前日に出かけたお祭り会場へ、頭を探しに出かける男。なんで頭が無くなったのか、最後はどうなるのか。

バヤ先生の迫力ある語り口調も相まって、子ども達はじっくりと聞き入ってくれていました。

そして、翌朝。

子ども達は早起きして、UNOをしたり漫画を読んだり、それぞれくつろいでいました。

バヤ先生は子ども達より早起きして、朝食準備。いつも美味しいご飯をありがとうございます。

そして、食後は読書感想画制作へ。

みんな偉人たちのスケッチを頑張ってくれていました。↑の絵はニュートンらしいですが、とても良い表情をしていると思います。

みなさん、今回もご参加ありがとうございました。

このイベントを機に、本に興味を持ってくれたら嬉しく思います。

次回は12月12日(土)、テーマは『哲学』です。

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10月10日(土)〜11日(日)にかけて行われた学び舎お泊まり読書会の様子をお伝えします。

まずは始まりの会で、自己紹介も兼ねて持参した本を紹介してもらいました。

今月のテーマ「旅行」。

中学生男子にテーマに沿った本を持って来たかと聞くと、ドヤ顔で「銀河への旅ですよ」と銀河鉄道の夜を見せつけてくれました。とても良いチョイスですし、「銀河への旅」という返しが洒落ているなと思いました。ぼくも改めて読んでみようと思います。

始まりの会の後は、みんなで夕食のカレーを食べました。

そして、読書時間。

BGMとして微かな小音で流しているピアノの音色が心地よく聞こえる程、今回はみんなとても静かに読書に集中していました。

低学年の子へは、バヤ先生が読み聞かせしてくれていました。

じっくり聞いてくれていたので良かったです。

そして22時の消灯後、寝る前の子ども達にバヤさんがスクリーンを使って「シナの5にんきょうだい」を読み聞かせしてくれました。

超人的な特技を持った5人兄弟が力を合わせて苦難を乗り越えるという内容でしたが、たくましく生きていく力を持ってほしい、とバヤさんは子ども達に伝えたかったのではないでしょうか。

夜の静かな雰囲気とフルスクリーンでの読み聞かせはとても聞き応えがあったので、今後も続けて行きたいと思います。

翌朝はみんな早起きで、読書やカードゲームをして朝食までの時間を過ごしていました。

朝食はカレーうどんでした。

そして、朝食後は読書感想画制作に取り掛かりました。

昨夜読んだ本のイメージを切り出してもらいましたが、それぞれの性格が現れていてとてもおもしろかったです。

絵の具での着色までは行けませんでしたが、みんな丁寧に向き合ってくれたので、とても良い時間になったと思います。

今回もご参加いただいたみなさんありがとうございました。

次回は、11月14日(土)、テーマは「伝記」です。ご予約お待ちしております。

 

9月12日〜13日にかけて行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

このイベントでは、読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を一日かけて読み通してもらいます。

みんなで夕食をいただいた後に、読書を始めます。

読書をする場所は基本的に自由なので、山王学舎の一階と二階の居心地の良い場所を各々で見つけてもらい、読書を行ってもらいます。

低学年の子達に向けては、本の読み聞かせも行っているので、担当の先生達の迫力ある読み聞かせを体感し、より本に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

そして、22時の消灯後は一人ずつに寝袋とランタンを渡すので、それを使って夜の時間を過ごしてもらいます。

ランタンの灯りを頼りに読書を続けるも良し、読書の邪魔にならない程度ならひそひそ話しも良しです。

翌朝は朝食後、10時のお迎え時間まで昨夜読んだ本の感想画を描いてもらいます。

こうやって一晩を通して、本やお友だちと触れ合いながら、本に興味を持ってもらえればと思います。

毎回様々な校区から参加していただいているので、子ども達も初対面同士ばかりですが、すぐに打ち解けて、翌日には距離感が縮まっている印象です。

始めは緊張するかもしれませんが、興味ある方は気軽にご参加してみてください。

次回は10月10(土)の開催です。

ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
【mail】info@sano-gakusha.or.jp

 

7月11日から12日にかけて行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

今回は、高学年から中学生が多く集まった会となりました。

お兄さん、お姉さん達が静かな空気を作ってくれていたので、低学年の子達もそれに合わせて割りかし落ち着いて読書に向かってくれていたと思います。

中学生の子達の中には今日は部活で疲れたからと、早い時間から寝袋を出し、横になりながら読書をしている子達もいましたが、くつろいでくれて何よりです。

とは言え、22時消灯後にすぐ寝る子はいず、みんな読書やお話で盛り上がり、たまの夜更かしを楽しんでいるようでした。

翌日、ほとんどの子ども達が6時前から起き出し、先生達もすかさず起こされ、みんなで予定より早い朝食時間となりました。

そして、食後は読書感想画へ。

読んだ本のあらすじ等も添えて、みんな真面目に取り組んでくれていました。

みなさん一泊二日お疲れ様でした。

本を交換し合って読んでいる様子を見れたり、息抜きになったという声が聞けてとてもよかったです。

のんびり読書ができるように準備しておきますので、またのご参加お待ちしております。

次回は8月1日(土)の開催です。

 

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6月13日(土)に行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

みんなでお泊りして夜通し読書を楽しむこの会、新型コロナ感染症の影響で5月の会は中止とさせていただきました。学校が再開したとはいえ、第2波が予想されておりまだまだ油断はできない状況下にあります。

ですが、どこもかしこも非接触の活動を求められると、子ども達のストレスはたまっていく一方だと思い、今月は開催させていただきました。

感染拡大防止に注意を払いながらの為、まだまだのびのびとまではいきませんが、子ども達が一息つける場を提供できればと思います。

では、当日の様子へ。

受付後、まずはみんなで夕飯のカレーを食べ、そして自己紹介&持参した本紹介へ。

今回の子達は、あまり人見知りせず、楽し気に紹介し合っていました。

学校、学年、毎回ばらばらで初見同士の子ばかりなので、せっかく一夜を共にするわけだし、この時間で少し距離が縮まればと思います。

そして、読書時間。

始めは、お泊りで興奮冷めやらぬ様子の子ども達でしたが、徐々に各々の落ち着く場所を決め、本に向かっていきました。

低学年の子達には、バヤ先生が読み聞かせを行っていました。

高学年になるとあまり興味を示さなくなる印象ですが、低学年の子達は前のめりでバヤ先生の話に聞き入っていました。

リアクションの良い子達だったので、バヤ先生はやりがいがあったと思います。

そして、22時消灯。

消灯後は、もちろん寝てもらって結構です。眠れない子達にはランタンを渡し、寝ている子の邪魔にならない程度の灯りで読書を続けてもらいます。

とは言え、お泊り会でテンションがあがっている子ども達。今回の子達もみんなすぐには眠らず、たまの夜更かしを大いに楽しんでいる様子でした。

そして、翌朝。

みんなで朝食を食べた後は、昨晩読んだ本の挿絵、もしくは感想画をかんたんに描いてもらい解散しました。

朝からのお絵かきで、絵の具で色塗りまで進む子はいませんでしたが、鉛筆、色鉛筆を使いみんな真面目に取り組んでくれていました。

このような不安定な状況の中、ご参加いただいたみなさんありがとうございました。

気がきく子ども達ばかりで、スタッフは楽しく過ごすことができました。

できる限りリラックスできる空間を提供できるよう準備しておきますので、またのご参加お待ちしております。

次回は7月11日(土)の開催予定です。

 

ご予約、お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
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HP:http://sanno-gakusha.or.jp/

 

 

読書経験が少ない子ども達でもじっくりと本と向き合えるよう、子ども達が大好きな「みんなと一緒にお泊り」の特別な体験と合わせて、自分が読みたい本や出会いたい本を一日かけて読み通す、読書を通じた宿泊体験イベントです。

各月ごとにテーマを変え、司書資格を持つ講師と参加者のお互いが自分のおすすめの本を紹介し合ったり、読んだ本の感想や絵を描く、複合的な読書体験を行います。

イベントの流れとしては、始まりの会で自己紹介をし合い、その後みんなで夕食をいただきます。

夕食は、山王学舎の先生が子ども達が喜んでくれるようなメニューを毎回考えて準備しています。

読書をする場所は、基本的に自由です。山王学舎の一階と二階の居心地の良い場所を各々で見つけてもらい、読書を行ってもらいます。

低学年の子達に向けては、本の読み聞かせも行っています。担当の先生達の迫力ある読み聞かせを、是非体感してもらいたく思います。

22時の消灯後は、一人ずつに寝袋とランタンを渡し、それを使って夜の時間を過ごしてもらいます。

ランタンの灯りで読書を続けるも良し、読書の邪魔にならない程度であればひそひそ話しもありです。

ちなみに、読書・就寝場所で子ども達の一番人気は2階の屋根裏部屋です。

そして、翌朝はラジオ体操(その日の参加メンバーのやる気次第)から始まり、12時のお迎え時間まで昨夜読んだ本の感想画を描いてもらいます。

一晩を通して本やお友だちと触れ合いながら、本に興味を持ってもらえればと思います。

毎回様々な校区から参加していただいているので、子ども達も初対面同士ばかりです。ですが、すぐに打ち解けて、翌日には距離感が縮まっている印象です。

始めは緊張するかもしれませんが、興味ある方は気軽にご連絡ください。

ご予約お待ちしております。

お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで

【電話】092-515-8752
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3月7日(土)~8日(日)にかけて行われた学び舎お泊り読書会の様子をお伝えします。

今回は、福岡市の小中高学校の臨時休校期間中ということもあり、そのような状況の中、子ども達の居場所を運営する団体の実情を知りたいということで、日本経済新聞社の取材を頂きました。

私たち自身の中にも、運営をどうするのか、自問自答していました。

新型感染症に対する専門的な知見があるわけではないので、努めて冷静に上がってくる情報を精査しながら、出来るイベントや少人数、そして衛生管理と換気に気を付けて実施してまいります。

確かに事前に予約いただいた方々から多くのキャンセルを頂きました。

その中で、家に閉じこもってばかりの子どもを心配する声も上がっています。今はそのどちらの声にも耳を傾けながら、出来ることと取りやめることの是非を判断したいと思います。

 

そんな中、開催された3月のお泊り読書会。

少人数とはいえ衛生面を徹底し、まずはみんなで夕飯の鍋をいただきました。

野菜たっぷりの鍋は子ども達に不評かなと思っていたのですが、意外とみんなもりもり食べて、豚肉の取り合いになるくらい大盛り上がり。

みんなで楽しく食べることができたので、鍋の醍醐味を感じることができました。

そして、読書時間へ。

夕食の時点でみんな仲良くなっている様子でしたが、改めて自己紹介と持参した本を紹介してから読書を始めました。

いつもよりスペースを広々と使えるので、みんな揉めることなくのびのびと読書を楽しんでいました。

そして10時の消灯後は、ランタンの灯りで読書を続けました。

低学年の子達には、バヤ先生が読み聞かせをしてくれていました。

翌朝は7時半から朝食。

バヤ先生が早朝から仕込んでくれていた卵焼きとみそ汁で力を注入しました。

それと同時に日経新聞さんも朝から取材を始めてくれました。

そして、朝食後には読書感想画制作に取り掛かりました。

記者さんとカメラマンさんがいて、少し緊張気味でしたが、逆にそれが良かったのか、みんな集中して絵を描き進めていました。

子ども達は記者さんのインタビューには照れながらも、休校中の過ごし方やお泊り読書会の面白みを話してくれていました。

感想画の方は、お母さん、お父さんのお迎え時間ギリギリまで頑張ってくれたので、とても疲れたと思います。

みんな朝早くから本当にお疲れ様でした。

 

翌日の日経新聞には、少しですがお泊り読書会についての記事を載せてくれていました。

記者さん、カメラマンさん、丁寧に取材を行っていただきありがとうございました。

コロナウイルス感染予防で、まだまだ気が重い日々が続きそうですが、子ども達のいつもの居場所としてありたいと思っていますので、休校期間中も気楽にお立ち寄りください。

ご連絡お待ちしております。