5月14日〜15日に掛けて行われた「学び舎お泊まり読書会」の様子をお伝えします。
今年度も子どもゆめ基金から助成を受けて、学び舎お泊まり読書会を実施できる運びとなりました。
初回となる今回のテーマは「旅」。
常連の子から新規の子、小学1年生から中学3年生まで様々な学校から多くの子ども達が参加してくれました。
まずは、始まりの会での自己紹介。
旅にまつわる本、自分の読みたい本等々、それぞれが持参した本を紹介くれました。
始まりの会の後は、みんなで夕食のカレーライス。
徐々にみんなのテンションが上がって、新規の子達の口数も少しづつ増えいました。にぎやかで楽しい夕食になりよかったです。
そして、メインの読書タイム。
満腹になったからか、テンションが上がりきっている様子の子ども達。ですが、ここはひとまず落ち着いてもらい、みんなで読書のしやすい空間を作っていきました。
30分読書して、10分休憩の3セット。
読書より遊びたがる子もいましたが、時間を区切ると、みんな意外と本へ向かってくれました。
持参した本を交換し合ったり、一緒に読んでみたり。
静かで優雅な時間でした。
21:30頃からは就寝準備、22:00消灯。
毎回、寝床は屋根裏部屋が人気ですが、今回は新規の子達に譲ってあげていました。
消灯とはいえ、まだまだテンションは上がりっぱなしの子ども達。ランタンの灯りで読書をしたり、おしゃべりをしたり。
各々でたまの夜ふかしを楽しんでいる様子でした。
そして、翌朝。
6:00前からみんな目覚め出し、まさかの6:30から近所の公園で鬼ごっこ、だるまさんがころんだ。正直もう少し寝ていたかったですが、たまの早起きも良いものだなと思わせてもらえました。
山王学舎へ戻り、朝食はカレーうどん。
その後は、一旦自由時間で、読書をする子や、お絵かきする子、人生ゲーム等各々で盛り上がっていました。
自由時間後は、スライドショータイム。
いつからか恒例となっている常連の中3男子作のスライドショー。
5月14日〜15日に行われた当イベント。今月の読書テーマが「旅」で、偶然にも5月16日は「旅の日」だったようです。
「※旅を愛する作家や芸術家などによって結成された「日本旅のペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定。
1689年(元禄2年)5月16日(旧暦3月27日)、俳人・松尾芭蕉が江戸を立ち、『おくのほそ道』(奥の細道)の旅へ旅立った。」
松尾芭蕉の歴史を面白おかしく編集したそのスライドショーに、子ども達は大盛り上がりでした。
コウタいつもありがとう。
最後に、各々が読んだ本を読書メモとして記し、読書感想画の制作へ。
今回は子ども達の中で、A4用紙を折ったミニ絵本作りが流行っていました。話の内容も挿絵もかわいい仕上がり。
2時間以上集中して絵を描き続けている子もいたりと、それぞれが作業に没頭していました。
本や作業に没頭する時間は大人になってもかけがえのない時間だと思います。子ども達もいつまでもこんな時間を大切にしてもらいたいです。
今回もご参加ありがとうございました。
次回は6月11日(土)の開催となります。テーマは「世界」。
ご予約どしどしお待ちしております。
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