山王学舎は、松浦市と福島町にある「旧養源小学校」を利活用していく契約を結びました。2年前から実験的に宿泊体験事業を実施し、今年から山王学舎が子ども達のためにどんな活用が出来るかワクワクしながらスタッフで計画を考えています。

とても長い一つ棟の木造校舎です。びっくりするくらい長い木造の廊下があって、いつも子ども達が雑巾がけレースで好タイムを出したがっています。

夕暮れも山の中腹にあるので、海まで見渡せて絶景ですね!

近くにはこんなにきれいな海水浴場があります。自然豊かで子ども達のどんな探検も出来る自然環境になっています。

校舎は九州オルレ(散策やトレッキング)の松浦・福島コースの途中にあり、このような目印も。参加している方々の気持ち良い挨拶が聞こえてきます。

校舎内の様子を少し紹介しますね。学校が小学校として運用されていた頃には、児童会室だった場所にはこんな素敵な手作りの教室案内が。今はみんなの食を満足させる調理場と冷蔵庫などの台所として活用しています。

以前の図工室だったところは、子ども達が寝泊まりするテント室となっています。5~6人寝ることが出来るテントが3張り設置されています。

そして音楽室は、みんなが集まる集合教室として活用しています。夜には大音量でプロジェクターを使って映画鑑賞も出来ます。

学校でもありながら全く違う過ごし方を山王学舎では提案しています。子ども達も参加するたびに新しい発見と満足を見つけます。

是非、山王学舎の体験活動事業にお子様を参加頂いて、この素晴らしい学校を体験してください。今の最新設備では味わうことのできない、そして古くて不便な部分があるからこそ、子ども達が自ら考え、協力し合い、創造性を伸ばしながら成長することが出来るでしょう。

9月27日(土)~28日(日)にかけて長崎県松浦市福島にある木造校舎「旧養源小学校」にて、山王学舎が主催する「学び舎お泊り読書会」を実施しました。初めて家族ではない、一人でのお泊り会に参加する子どももいて、緊張しながら参加してくれました( ´∀` )

最初にみんなが持参してくれた本をみんなで紹介してみました。「旅」をテーマに本を選んでもらっての読書会です。旅といってもいろんな意味を考えてくれて、旅に繋がる本をみんな探し出して持ってきてくれました。「ガリバー旅行記」かなあと考えた先生は直接的過ぎましたね(;^_^A

先生達も旅をテーマに本を探して持ってきましたが、子ども達のテーマに関する感性にはびっくりです。皆で本を紹介しあった後には、学校探検とテントで寝るグループ分けです。せっかく仲良しさんで参加してきてくれたお友達はその通りに、学年が近い子同士でも一緒になってもらいました。緊張したのは一瞬で、すぐにみんな仲良く大騒ぎです( ´∀` )

おとまりの楽しみは御飯もですよね!最初の晩御飯はカレー、朝ごはんはお味噌汁にご飯と副食。そしてお昼はラーメン!とバラエティに揃えました。全部先生たちが作っちゃいます!

みんなで食べるご飯は格別ですよね。学校給食みたいに完食しなくても大丈夫ですからね!

さあ、翌日はみんなが夜中まで読んでいた本を元に、紹介絵画を描いてもらいました。表紙でも良いし、本の中身紹介でも良いし。子ども達が自分の読んだ本をどのように理解して人に伝えるといった、インプットとアウトプットの両方を発揮します。

あれだけ夜中は夜更かしをして大騒ぎをしたみんなも制作が始まると真剣そのものです。

絵だけでなく、文章やイラストもOKです。実際の本よりも情報が多くなっても楽しいですよね。

お友達の作品もみたりして。日曜日の午後には全員を前にしての発表会を行いました。緊張していた子も、自分の絵を前にするとお話しできるようになりましたよね。

単にお泊りや読書するだけでなく、自分の考えを出力していくことが、これからのみんなの成長につながると考えています。絵を描いたり工作したりすることは、なんといっても楽しいですからね!

最後のお昼ご飯は豚骨醤油ラーメン!御馳走さまでした。

来月10月の「学び舎お泊り読書会」は10月26日(土)~27日(日)に開催いたします。本のテーマは「生き物・動物」です。これはたくさん面白そうな本がありそうですよね!

まだ皆さん参加者を募集をしていますので、メール(info@sanno-gakusha.or.jp)にて、

〇参加者のお名前

〇男女の違い

〇小学校・中学校・学年

〇保護者連絡先

〇特記事項

上記を送って申し込まれてください。皆様のご参加をお待ちしています。

8月17日(土)から8月17日(日)の1泊2日の日程で山王学舎は、長崎県松浦市図書館が主催する「おとまり読書会inとしょかん」イベントのお手伝いに行ってきました!松浦市図書館は1階が図書館、2階は公民館機能を併せ持つ地域密着の図書館です。松浦市は海沿いの地勢で島も多く、その特性から図書館車も持っており、毎日のように島々を回って市民の皆さんの知的欲求を満たしてくれています。

山王学舎は2022年度より松浦市福島にて子ども達のキャンプ事業や、お泊り体験を実施しており、今回図書館が「おとまり読書会」を実施するということで、これまでの経験からお手伝いさせていただくことになりました!これまで行ってきた福島の旧養源小学校でのお泊り読書会では、みんな夜更かしが楽しくなりすぎて、読書経験をもっと行ってほしかったので、今回の図書館ではみんなどんな感じになるのか楽しみです( ´∀` )

まずは松浦図書館館長の辻館長から、図書館の仕組みや本の分類方法を子ども達にもわかりやすく説明解説してもらいました!なるほどの気づきがいっぱいです。そして図書館のバックヤード見学!閉架図書の蔵書や、松浦市ならではの図書館車が格納されている場所など、秘密の場所がいっぱいでした( ´∀` )!

図書館探検は続きます!子ども達が図書館を利用する時は、年齢に合わせるとどうしても児童書コーナーばかりになると思います。今回はもっとこれから大人の書籍のコーナーにも興味を持ってもらう仕組みを作ってきました!みんなこれで図書館を隅々まで知ることになりますね!

今回は特別に!図書館の中で夕食を頂きます!今日は2階の公民館で作ったカレーが参加者の皆さんにふるまわれました。司書の方々も今回はお鍋にお玉と使うものが違いますね!

普段と違う環境は、子ども達にとって、とても特別感があります。子どもと一緒に参加したお父さんお母さんもきっとそうでしょう。今日はカレーを頂きながらそれぞれ「おとまり読書会」に参加したきっかけや子どもに読んでほしい本の紹介などお父さんやお母さんに発表して頂きました。そんなお父さんやお母さんの姿を見ることも中々ないので、子ども達は照れながらもちょっと誇らしい気持ちのようです。

夜10時を回るころには照明も格段に暗くなって、図書館が一層広く感じられます。また違う図書館に顔になってきました。

今日の本を読むところと就寝場所をそれぞれ図書館の中で探します。

そりゃもう!ランタンを持てば、子ども達は一人前の探検家になっちゃいます( ´∀` )!

小学校も高学年になると一人一人が自覚して自分の読みたい知的体系が出来上がってきます。こんな時に出会う本はきっとこれからも記憶にとどまっていることでしょう。

朝はみんな定刻に起きることが出来ました!朝食は、山王学舎スタッフ特製のホットサンド!だんだん上手になっていますね!

朝食の後は読書感画に挑戦!みんなの思い出を小さい子ども達も表すことが出来る絵画表現は最適です。もちろん絵が苦手な子は文章や図解でもOK!

やっぱりお父さんも子どもの様子が気になります( ´∀` )。ほほえましい日曜日の午前中です。

表現することを頑張ってくれたみんなには、本のプレゼントが行われました。大切に大事に読んでくださいね。

おとまり読書会の2日目日曜日は、読書感想画を子ども達に描いてもらう時間でした。読書(インプット)と絵画(アウトプット)の両輪があって体験が経験となっていくと思います。

これからも山王学舎は9月以降も長崎県福島にある「旧養源小学校」(木造校舎)でお泊り読書会やキャンプ事業を行ってまいります。皆さんどうぞよろしくお願い致します。

6月22日(土)から23日(日)にかけて山王学舎では「学び舎お泊り読書会」を実施しました。舞台は長崎県松浦市福島町にある「旧養源小学校」木造校舎。

長崎県松浦市や福岡県から集まった子ども達が1泊2日を使って、木造校舎に親しみながら読書体験を行い、翌日には読書体験から得られた経験を創作表現に表してもらいます。

まずはみんなここで集まる初めての子どももいるので、大いにゲームやグラウンドで遊んでもらいます。大人が気にするほどもなく、すぐに大の仲良しになります!

お泊り読書会や林間学校の楽しみは食事も大きな要素ですね!子ども達が大好きなものも考えながら、加えて衛生管理、食中毒に注意しながらしっかり火を通したものを作ります。

お泊り読書会を手伝う先生方は、絵も描けちゃうし、デザインも教えることが出来ちゃうし、子どもと遊んだり、そして料理もどんどん作っちゃいます。美味しそうですね!

参加した子ども達も一緒になって料理の配膳を手伝ってくれます。それにしてもこの笑顔!心底この1泊2日を楽しんでくれている様子がうかがえます( ´∀` )。

さあ、2日目の午前中は子ども達の創作表現の時間です。今回は読み込んだ本のテーマ「宇宙」ということで、小説から図鑑まで様々な本を子ども達が持ち寄り、読みあうことが出来ました。そんなそれぞれの本を「オビ」を作ることによってもっと魅力的に、お友達にも手に取ってもらいたくなるための「オビ」を制作します。

そもそもオビって何だろうを知ってもらうために先生たちはプロジェクターに自分たちが作った制作のための資料を作って、子ども達に導入を図りました。さあ!どんな作品が出来るかな?

子ども達も真剣な眼差しです!

オビの幅を決めたりサイズをカットしたり。

先生からオビの発想について、本から受け取る情報を分析したり、

先生達はそれぞれ自分の言葉をかみ砕きながら制作をサポートします。

後は自分でできるよ~と真剣モードの子ども達。

2日目の午後からは作り上げたオビ制作をそれぞれの本に巻いて発表です。先生たちがどんな考えで作ったのかを上手に聞き出しながら制作発表をサポートします。

聞いている子ども達も真剣そのものです。この中から将来の装丁作家が生まれるかも⁉

オビに穴をあけてキャッチ―な部分を際立たせています。素晴らしい着想ですよね!

素晴らしいオビ制作が次から次へと生まれています。本当に先生たちは子ども達の背中をちょっと押してあげただけです( ´∀` )

とても素晴らしいアウトプットの作品たちです。子どもの自由で柔軟な考え方がそれぞれのオビ制作に表れています。

次のお泊り読書会は、8月の「学び舎林間学校:夏編」を挟んで9月の開催となります。これからもっともっとたくさんの子ども達が、こんなに楽しい読書体験に参加してほしいですね!

お待ちしております!

「学び舎お泊り読書会」

今年も舞台は長崎県松浦市にある今は使われなくなった小学校「旧養源小学校」を舞台として暖かい木のぬくもりに触れあいながら自分の時間でゆっくりと読書を楽しむプログラムです。素晴らしいたたずまいの木造校舎に、中は冷暖房、冷蔵庫、ガスコンロを完備して、そして近くにはシャワーを備えた教員住宅を借りて事業を進めています。

5月の読書テーマは「世界」。広いジャンルで、今回は車や折り紙、戦国時代に建築など、参加した子ども達も先生もいろんな分野の世界を紹介できる本を持ってきました。

子ども達の休憩は折り紙!いろんな折り方の挑戦です。お泊り読書会では、木造校舎内に設けたテントにマットと寝袋で就寝します。普段と違う非日常が楽しめて子ども達も大喜びです。(虫も屋外と違ってほとんどいないのが良いですよね!)

お泊り読書会では食事も楽しみの一つです。みんなで作るカレーにホットサンド、そして具沢山のラーメン!ここではみんな美味しく残さず食べてくれますね!

読書が終わった翌日には、人にどんな本を読んだかを伝える「読書感想画」に挑戦です!ああでもないこうでもないとみんな楽しそうです。先生たちも自分の読んだ本を元にスケッチ開始です。

次回のお泊り読書会は6月22日(土)~23日(日)の1泊2日、読書テーマは「宇宙」です!みんなどんな本を持ってきてくれるか楽しみですね!

皆さんどしどしお申し込みください!

毎月恒例の「お泊り読書会」ですが、いよいよ3月の回が今年の最後となります。最後の回はたくさんの参加者に来てほしいと考えて「マンガ」を設定。たくさん来るかな…と心配でしたが、びっくりするくらい多くの参加者に来てもらいました!

松浦市の図書館車にも来ていただきました!松浦市は島が多く、普段中心部の図書館を活用できない方々のために、毎月スケジュールを決めて各島を回っているそうです。今回もテーマがマンガということで、図書館車もマンガテーマの本をたくさん持ってきてくれました!

マンガは…自然と…姿勢が…楽な格好になりますよね。

マンガは…自然と…姿勢が…楽な格好になりますよね。

みんなと楽しく晩御飯、朝ごはん、昼ご飯を頂きました。みんな夜更かししたからおやつまで!

二日目の朝から昼は、読んだ本を元に読書感想画制作を行いました。終わった子ども達は、思いっきり旧養源小学校の校舎を満喫していました!

最後はみんなの前で持ってきた本の紹介を読書感想画と共に行いました。マンガという親しみやすい本だからこそみんながどれだけ内容を深堀りしているかわかりますよね!

最後はみんなで記念撮影!

今回を機会にもっともっと読書会を好きになって欲しいし、旧養源小学校の事を知ってほしいですよね!2024年度も是非開催の際には、ご参加をよろしくお願いいたします。

2月も松浦市福島町にある旧養源小学校の木造校舎で「お泊り読書会」を実施しました。この時期だから仕方ないことですが、インフルエンザやコロナ禍の影響で、10名以上いた予約参加者も2名まで激減してしまいました。そんな子ども達がさみしくならないように、スタッフ一同元気よくお泊り読書会を実施しました!

読書はたくさんの人と一緒に読むのも楽しいし、一人で没入して読むのも楽しいですし、それぞれのキャラクターが現れますよね。

土曜日の夕食は子ども達と一緒に作ります。さあ、何が出来るのかな?

先生たちもその都度自分たちが持ってきた本をゆっくり読みます。もちろん今月のテーマに合わせた本をみんな持ってきました!

大勢の子ども達が一緒に楽しく泊まれるように木造校舎内でテントを設営しています。テントは6基あるので30人も40人も大丈夫です( ´∀` )

食事の風景。翌日朝はホットサンドとスープ。昼食はチャンポンにしました。

どんなところでも楽しく過ごせるのが読書の素晴らしさだと思います。是非3月の回はマンガなので大勢の参加をお待ちしております。

山王学舎はNPO法人チャリティサンタと連携して子ども達に様々な本をクリスマスの時期に贈る「ブックサンタ」を開催しています。「ブックサンタ」とは全国の書店で皆様が子ども達に読んでほしい本を実際に購入した後寄贈する形の取り組みです。子ども達には全国から集まった様々な子ども達に読んでほしい本をプレゼントとして渡されます。

山王学舎ではそのように寄贈された本を200冊送って頂き、山王学舎に来ている子ども達のプレゼントとしました。サンタクロースからのプレゼントとして丁寧にラッピングをしてクリスマスカードをつけて、今回はなんと英語圏のサポートスタッフも駆け付けたので、クリスマスカードは英語で音読いただきました!

今回のプレゼントを機会にみんなが読書が大好きになって欲しいですし、少しでもプレゼントを行ってくれた全国の篤志の方々に思いを馳せてくれると嬉しいです。

ブックサンタの本は1月の子ども食堂でもプレゼントしますので、みんな是非山王学舎にいらしてくださいね。

寒さがだんだんと感じるこの季節ですが、子ども達は元気いっぱい!今回も11月のお泊り読書会の様子をお届けします。

まずは土曜日にみんな集まってオリエンテーション。少し風邪やインフルエンザの流行、そしてなんと荒天による船の欠航!自然の事にはいかんともしがたいことですが、ご予約いただいた人数より少なくなってしまったことは残念でした。オリエンテーションは保護者もご一緒にお泊り読書会の意義や諸注意を伝えました。

今回は松浦市の図書館から「図書館車」出動!私たちお泊り読書会のためにテーマ別に本を探して持ってきていただきました。今回のテーマは「魔法」ということで、沢山の本があって迷ってしまいます(;^_^A

こんな素敵な図書館車が全国にあるとみんなもっと読書が好きになるだろうな~!と感じてしまいました。

もちろん今回の一番の目的は読書。それぞれ読みやすい場所を見つけて読書活動がスタートです。

晩御飯のハヤシライスと食後のおやつ。ストーブといえば焼き芋ですよね!

翌朝皆朝ご飯を食べたら、昨日から今日にかけて読み込んだ本の読書感想画制作です。

みんな自分の読んだ本の感想を、絵と共にしっかり伝えてくれました!

最後はみんなで記念撮影!

次のお泊り読書会は、年が明けて2024年の2月開催となります。次もテーマをよく考えて面白そうな本を探してくださいね!

長崎県松浦市旧養源小学校でお泊り読書会を実施しました!

今回集まった全員でオリエンテーション。今月の読書テーマは「旅」でした。みんなテーマを気付きにいろんな本を持ってきてくれました。楽しみですね!

それぞれ持ってきてくれた本について紹介してくれました。どうして「旅」をテーマにこの本をチョイスしたのか、みんなの考えが聞けて、どんどんその本に興味がわいてきました。

本を読むことにつかれた時こそ旧養源小学校の出番です!ちょうどよいグラウンドの大きさと、不思議な滑り台もあるし、いろんな遊びに挑戦できます。みんな本そっちのけで遊ぶ時間もたくさんです。

1泊2日を思いっきり読書と宿泊体験(みんな夜更かしが楽しすぎて寝不足です( ´∀` ))の後はみんなで本を紹介する読書感想画もしくは本の紹介画を制作しました。自分が一番どんなところが面白かったか、みんなに伝えたいか工夫しながら絵を描いたり文章やポップを考えます。読む経験だけでなく、このようなアウトプットはとても大切だと考えています。

さあ!みんなの前で発表会です。先生がヒアリングしながら本の見所や読書感想画の工夫した点をアピールしてくれました!

最後はみんなで記念撮影!みんなほんとに楽しかった~!!と言ってくれたので、是非これからもどんどん参加してくださいね!以上10月のお泊り読書会の様子でした。