こんにちは。

山王学舎の宮本です。

本日は第2日曜日。山王学舎は子ども食堂を開催いたしました。

 

まだまだ風の冷たい日が多いので、今回の献立はおでん!鶏肉の炊き込みご飯と白菜の浅漬けもあります。冬野菜でからだの芯から温まってもらおうと思います。

スタッフ司令塔は鐘哲先生、フォワードは修平先生の最強眼鏡タッグ。子どもたちの自学の時間が始まる前に、テキパキと仕込みをすすめていきます。

 

おでんは具材が柔らかくなったら、あとはトロ火でじっくりことこと。お出汁の味が染み込むように煮込んでいきます。

 

2階では子どもたちが自学に励んでいました。宿題は金曜日に済ませた子ばかり。自分の苦手な所や、予習しておきたい教科をそれぞれのペースで学習していました。

  

時間になったらみんなで手を合わせていただきます。子どもは無料、大人は300円です。おかわりは何度でも自由!

 

おなかがいっぱいになった子からトランプやお絵かき、TVを見たり漫画を読んだりしてゆっくり時間を過ごします。常連さんもいれば、はじめての方も毎回います。一緒にご飯を食べ、遊びを通しながら会話をすれば、すっかり仲良くなったり。

山王学舎は来るもの拒まず、去る者追わずです。気が向いたときにどなたでも立ち寄ってください。いつでも歓迎します。

来月の子ども食堂は2月10日(日)17:00~20:00の開催です。献立は「沖縄出身・修平先生のタコライス」。ご参加ご希望の方はお電話かメールにて。スタッフ一同お待ちしております。

すっかり投稿の順序が逆さまになったりしましたが、11月に行われた「第2回学び舎子ども料理教室」の様子を紹介したいと思います。11月のテーマは、「博多」ということで、がめ煮やラーメンや諤々と意見は出ましたが、子ども向け!ということで「うどん」に決定!

前回の評判を聞きつつけて、前にも増しての大人数!一人一人の料理が完成できるかな?

先生が、子ども達に分かり易くうどんの作り方を紹介した案内です。ごぼう天うどんです!最後に色を付けるみたいですね。

まずは先生達からの作り方の紹介です。子ども達のエプロン姿が似合ってますね。

先生の言うことをちゃんと聞いて進めないと、うまくいかないことがたくさんあるのが料理です。4時間の長い時間集中してくれると良いですね。

さあ、個々は楽しい時間です。材料をそれぞれボウルに入れてコネコネ。周りはどうかな?自分のはうまくいっているかな?大きいテーブルで料理できるのでみんなでワイワイガヤガヤ。どころではなく!子ども達の声が大きすぎて、「ワーン」と共鳴しています( ´∀` )。

子ども達にたくさんの先生がついてようやく落ち着きました。ふう。

とにかく衛生面には気を使います。気温が寒い冬でも雑菌はお構いなしです。子ども達は嫌がりますが、常に手洗い・消毒です。

大分うどんの生地らしくなってきました。後半はこの生地を、包丁を使ってうどん麵にしていきます。

少しひと段落しての休憩。お菓子を食べながらお休みするかと思ったら、すぐさま子ども達で遊びを作り出します。

さあ、うどんも切り出して、器も用意して、本日は焼きあご出しを中心とした御出汁です。風味が効いていて、横でも薫り高くおいしそうです。

うどんの他に、さらにかしわおにぎり!もついてきました。ますます博多らしさですね。

みんなで手を合わせて「頂きまーす」。

自分で作ったうどんはどうかな?先生達は本当においしくてびっくりでした。どうしても自宅だと、出来合いのうどんになりがちですが、調理方法やおいしさを知ることは、きっと大人になった時思い出していくことでしょう。

本当に楽しかったですね!次は12月!クリスマスをテーマとした子ども料理教室です。いったいどんな料理を作るのか楽しみですね!

お久しぶりの投稿ですが、元気良く発信してまいります!

12月9日(日)は山王学舎子ども食堂の第三回が開催されました。第三回のメニューは「唐揚げ定食」!定食と銘打つだけあって、一汁三菜を目指しました!

 

唐揚げをこよなく愛する男性スタッフ三人が、つけだれをああでもあい、こうでもないと話し合いながらこだわりの揚げ物です。

じゅわー。

作っている最中に食べるのが一番おいしいですが、我慢我慢。味見はしました。おいしかったですよ!

同時に副菜の調理も行います。ジャガイモを使って何を作るのでしょうか?山王学舎は業務用のガスコンロを使っているので、家庭用の鍋だと小さいですね( ´∀` )。どんどん大量に作れてしまう火力なので、大人数が来ても大丈夫です。

う、美味そう!鶏肉の部位も様々に揚げます。案外、鶏肉の皮の食感が苦手な子がいたので事前にヒアリングしてむね肉もたくさん揚げちゃいました。

手羽元も安い食材ながら子どもたちには大好評です。どんどんどんどん揚げます。最後には揚げすぎない適正な調理感覚がわかってきましたね。

先ほど見えていたジャガイモは、ベーコンを和えたジャーマンポテトでした。ちょっっぴりスパイシーな香辛料が食欲をそそります。こちらも少々事前に味見を…。

このくらいでまだ半分。まだまだまだまだ揚げちゃいます。これで実をいうと余りませんでした!

本日黙々と揚げ続けている先生の後ろ姿です。男性の先生は、子ども食堂の時に嬉しそうに働いています。そうなんです!実をいうと調理したりするのが大好きなんです!いろいろ試しながら、そして包丁で野菜を切ったり、炒めたり、洗ったり、そんなことが楽しかったりするのです。家ではというと…。

さあ、だんだんと整ってまいりました!食堂ホールでは、子どもたちがワイワイガヤガヤしています。今日は保護者も多く、お客様は26人に及びました。それはあれだけ唐揚げを上げていかないとですね。お汁は、フードバンク様から提供を受けたフリーズドライの海鮮スープでしたがおいしかったですね!

さあ、皆さんお代わりもたくさんあるので一生懸命食べてください!自宅で食べることよりもたまにはこんなに友達と夕食を食べるのが楽しいですよね。一体ここはどこの定食屋さんでしょうか( ´∀` )。

学校給食だと次の時間があるから結構みんな急いで食べますよね。食が細い子やゆっくり食べたい子はゆっくりと。食べることを楽しんでください。子どもたちはよく食べてよく遊ぶことだと思います。

2階も子どもとご家族組でたくさんの大賑わいでした。初めて山王学舎に来られた家族もいたので、山王学舎の取り組みがどんなところか、そして今後のどのように展開していくのか丁寧にご説明させていただきました。

食後はみんなでカードゲーム。お迎えが来るまで遊んだり、保護者同士でお話をしている間は子ども同士で遊んだり。ほんのつかの間ですが、子ども食堂を始めてこのようなひと時を求めていた場面が現れました。これからもこの時間が多く持てるように、山王学舎のスタッフ一同頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達が放課後に集まっての「自学の習慣化」事業も、子ども達が増えてきて毎日が順調に進み始めました。子ども達それぞれの性質を把握しながらの取り組みで、一人で勉強したい子どもや、みんなでワイワイしたい子、先生にアドバイスが欲しい子など様々です。

昔ながらのちゃぶ台で先生とマンツーマンで宿題に取り組んでいます。うらやましいですね。最近の学童は、受け入れ児童の枠を全学年まで広げているので、出来るだけ山王学舎では、先生と子どもの関係をゆったりと静かなものにしていきたいですね。

普段は元気が良い小学三年生も瞬間的に真剣に取り組んでくれています。その後のおやつや遊びが楽しみに頑張っています。

こちらでは、早めに宿題の取り組みが終わった子ども達が、山王学舎にあるテキストを使って、復習や予習を行います。それぞれの学習進度が違うので、子ども達に場所を提供するだけでなく、見守り、アドバイスや学習指導するのも山王学舎の強みです。

 

もしご興味のある保護者の方がいましたら、いつでもお気軽にお電話・メールを頂きたいと思います。

11月11日(日)、子ども食堂を開催しました。

「子ども」と名がついておりますが、事前の予約でどなたでも参加オッケー!子どもは無料、大人は300円であたたかいお食事を提供します。今回は鯖の味噌煮定食。鯖は記憶力をアップさせるDHAや、歯や骨の発育を助けるビタミンD、血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれているとっても頼もしい食材!寒くなってきたので、根菜ときのこをたっぷり入れたけんちん汁も作ります。子どもたちには大人気のトマトも小鉢に。今の子たちはトマト好きさんが多いですね。

今回の献立を修平先生に伝えると、のれんと貼り紙を手作りしてくれました。

ありがたやー。

17時になると、勉強を終えた子どもたちが2階から降りてくるので食事の準備をします。「ご飯は多めで!」「私のは豆腐入れないで」「トマト20個は食べられるわー」。各々の希望に可能な限り対応しますよー。

机についたら揃っていただきますをします。無理せず、食べれるだけ食べてね。不思議なことに、皆で食卓を囲むと、普段苦手で食べられない食材を克服できたり、おかわりできちゃったりします。食事の環境ってなにやら大事なのかも知れません。

魚の食べ方がどなたも美しい!ちゃんと骨から身を外していました。素晴らしいね。食事を終えた人から下膳をして、好きなことをして遊びます。

大人もよもやま話を楽しみます。「今日はご飯作らなくていいと思ったら、気が楽〜」。保護者の方々からはそんなお声もいただきました。山王学舎の子ども食堂は毎月第2日曜日に開催しています。その日ぐらいは、保護者の方も晩御飯づくりを休んでのんびりしませんか。来月は12月8日(日)17:00〜20:00。受付はメールお電話(092-515-8752)にて。ぜひぜひ遊びに来てくださいね。

こんにちは。

山王学舎スタッフの宮本です。晴れの日が続いて日中は暖かですが、朝晩寒くなって来ました。学舎に来ている子たちの中にも風邪引きさんがいます。先日松浦で収穫した甘いみかんを合間に食べて、みんなで乗り越えようと思います。

今日の山王学舎は4人の子どもたちの利用がありました。おしゃべりはちょこちょこありますが、自学と休憩のメリハリがついた時間を過ごせたように思います。

 

今週末のお知らせを。

11月10日(土)10:00~16:00は「子ども読書の会を行います。

対象は小学生、参加費200円です。テーマは「旅行」。旅行にまつわる本を2冊以上ご持参くださいね。みんなでのんびり本を読んで、どんな話だったか、どう思ったかを話しましょう。お友だちの本とかえっこしてみるのもいいですね。本を読み終えたら感想画や感想文を書いて残りの時間を楽しみましょう。自分でイメージしたことを表現してみる練習にもなりますよ。参加してみたい方はお電話かメールで申し込みをお願いします。

それから、

11月11日(日)17:00~20:00は「子ども食堂」を行います。

ご参加どなたでも大歓迎です。子どもは食事代無料、大人は300円を握りしめて遊びに来てください。献立はサバの味噌煮定食です。寒くなってきてるのでけんちん汁も作ります。お腹からあったかくなってくださいね。こちらも食数把握のために、お電話かメールにてご連絡をお願いします。

明日も皆さんが来るのを、スタッフ一同お待ちしています。

 

さわやかな秋晴れの中、先日山王学舎の子ども達と一緒に、長崎県松浦市の一泊二日の民泊体験ツアーに行ってきました!山王学舎がある福岡市から長崎県松浦市は、車で2時間強といった距離でしょうか。そのくらい離れると自然が豊かな里山の風景が広がります。海も山もとても近く、昔ながらの里山風景を楽しむには絶好の地域でした。

まずは地域の神社にお参りしました。左に稲荷神社がある珍しい神社でした。

初日の午後は、みかん農家の田中さんの畑にてみかん狩りを楽しみました。田中さんのみかん愛が凄くて、子どもにも真剣に温州みかんの歴史や由来等熱心に話して頂きました!

子どもたちは大喜びでたわわになっているみかんを取っていました。この時まで先生は半信半疑でした。すっぱいやろなと。

取っても取っても一本の木からすべてのみかんを取ることは出来ませんでした。けれどもみんなのかごの中は、いっぱいのみかんです!

試食の時間で、食べてびっくり!ものすごい甘さが口の中に広がります!そのまま食べても、後て頂いたジュースはもっと濃厚でした!糖度計を見ると15度!

お土産にたくさんのみかんを頂きました!田中様ありがとうございます!

みかん狩りのあとは、男の子女の子に分かれて民泊先に向かいました。松浦市は全国に先駆けて、熱心に民泊を推進している地区だそうです。その中でも小学生の民泊は初めてじゃと笑っていました。こちらも何か壊さないかひやひやです…。

お手伝いの気合は人一倍!空回りしないように…。

お父さんお母さんのお手伝いをするの図。

お手伝いしながらおいしそうなものが並ぶの図。

大好きな火おこしの図。民泊先は立派なピザ釜と五右衛門風呂がありました。どちらもお父さんの手作りだそうです。今回は五右衛門風呂を頂きました!気持ち良かったですね( ´∀` )

お風呂から上がると布団も敷かれていて至れり尽くせりです。この後オセロで何連敗したことか。早く寝ましょう。

翌朝は少し冷え込んできましたが、みんなお父さんお母さんと記念撮影。今日は仕事しますよ!

二日目の松浦民泊体験は、山の中腹に作られた、畑の小屋に看板を作る制作です。美術制作なら子供たちと山王学舎にお任せということで、綿密に?話し合いながら子供制作が始まりました!

その後の完成の様子や、11月に「収穫祭」があり、再度松浦市に訪問をするので、その時に再度皆さんに様子をご紹介したいと思います。

山王学舎は、放課後児童クラブとして、学校帰りの子どもを預かる場所ですが、様々な体験や学びも多く取り入れています。その取り組みを応援して下さる自治体や地域の方で成り立っています。是非このような取り組みにお子様も参加されたいとお考えの保護者の皆様、お気軽にご連絡・ご相談ください。

山王学舎の看板が付きました!
どうしても外観は、大衆酒場のようにしか見えないので(笑)、前を通る人たちが、「何屋さんだろう?」と気にしている様子です。御夫婦や子供連れも多く覗きに来るので、やはりここは看板が必要でしょうということで、こんな看板にしました!

ジャーン!

入り口ポストの上に取り付けてみました。山王学舎のメインカラーは深緑なので、良い感じです。なんといっても子どもたちが頑張って書いてくれました。

なんてことはない黒板ですが、一人書き出すと「自分がやる」「私が書きたい!」うるさいうるさいですね(笑)。結構字が上手な子も板書は苦手なのか、だいぶ偏りが…。

これから毎日行う学舎の行事やイベントによって、毎回書き直す黒板です。「学び舎子ども読書会」や「学び舎子ども料理教室」「自学と美術の会」など単発の事業もたくさん山王学舎では行っています。皆さん興味を持たれた方は、いつでもお問い合わせください。

10月14日(日)に山王学舎子ども食堂の第1回目を行いました!

山王学舎では福岡市子ども未来局総務企画課、福岡市博多区社会福祉協議会と連携して「福岡市食と子どもの居場所事業」として子ども食堂を開設しました。

当日は、山王学舎の男性スタッフが力こぶで頑張ってくれました。普段隠しておいた料理の腕前を披露すべくエプロンも自前でばっちりです。今回は「カレー」ということで食材を確認して、調理スタッフの手順と調理手順を打ち合わせしました。方向が決まれば、後は手際よく!山王学舎の調理器具は、業務用を入れているので火力が強いです。その分サクサク料理が出来るのが強みです。

 子どもたちも2階で勉強しながらソワソワ。お手伝いしたいことは無いか聞きに来る子どももいたり、普段お家でもしているのでしょうね。頼もしい限りです。料理が出来れば、2階に集まってみんなで元気よく「いただきます!」。

 今回は、山王学舎に関わっていない地域の子や、これから通いたい子も来て頂きました。少しずつ私達の取り組みを、食堂を通じて地域の方々にご理解頂けると幸いです。

夜も更けていく頃にはようやく子ども食堂は閉店となりました。子どもたちが食後にわいわいがやがやしている姿を見て、これからの姿が想像できました!来月も頑張ります!

昨日提携している、フードバンク福岡に出向きまして14日(日)に開催する「山王学舎子ども食堂」の食材を受け取りに行きました。全ての食材を自費で賄うのはなかなか難しく、また様々な団体と連携しながら福岡の子どもの健全育成事業に取り組むという考えから、フードバンク福岡と食材についての提携を結ばせて頂きました。

 その第一弾として、お米、バナナ、パン、お菓子等子どもが喜ぶ食材を頂きました。ここから不足している食材を調整して購入し、10月14日(日)の第1回子ども食堂の調理を行います。

子ども食堂というと先行している報道から、経済的に厳しいご家庭やサポートが必要な子どもに向けた取り組みと解釈されていることが多いようです。それは取り組みの深い部分で合って、もっと広い視野でみる子ども食堂もたくさんあります。地域の集まる場が高齢者だけの場になっていたり(それも重要な社交の場です)、子どもだけ、所属している人だけ、の属性に縛られている事を一度緩やかな地域に集まりの場として機能させてみませんか?そうするとお互いが良く見えてきたり、今まで知らなかった地域のことが見えてくるのではないでしょうか。

 もちろん常に地域の結びつきを強く求めているのではなく、ふとした時に緩やかなつながりがここにはあるなぁと「感じて」くれることからで十分です。強制でも必須でもない、出来るときに、思い出した時に。そのくらいからこの場所を捉えて頂ければ十分です。