最終日の朝。
さすがに疲れが溜まって熟睡している先生達をよそに、この日もキッズ起こし隊は6時前からぞろぞろと起き出してきました。
ですが、7時まではどうか寝かせてあげようと促すと、起こし隊はすんなりと撤退の意思を表明してくれました。
小さいことかもしれませんが、子ども達がちゃんと気をつかってくれている、と成長を感じた朝でした。
そして、朝食は鐘哲先生お得意のホットサンド。
中身のピザソース、ハム、ブラックペッパー、チーズがとろけています。
今日でやっとここから抜け出せる!という安堵感からなのか、みんなの表情もやわらかく感じます。
そして、朝食後はみんなで山王学舎内を掃除、帰り支度をしました。
お泊りイベントでは必ず何かしら出てくる忘れ物。
今回も片付け後に押収された落とし物オークションが開催されました。
毎回なにか失くしてしまう子は、とりあえず名前さえ書いていれば誰かに落札されてしまうことはないでしょう。
その後は、この四日間のお互いの労をねぎらい合いながら、みんなでの最後の時間をのんびりと過ごしました。
そして、有難い事に今回の林間学校では、誰ひとり脱落することなくみんなでゴールを迎えることが出来ました。
もちろん、途中で些細なケンカがあったりもしましたが、その都度子ども達で話し合って仲直りをすることができていました。
すべてを許すことはないと思いますし、それぞれいろんな不満も少しずつ溜まった4日間だったかもしれません。
ぼくら先生からは、みんないろいろあれど、とても円滑にコミュニケーションをとっているように見えていたので、今思えば、仮に不満を押し殺しながら頑張っていたのなら、とても大人な子ども達だったのかもしれません。
孤立する子が出ることなく、しっかりとチームで助け合い、ぼくらが用意したスケジュールにも積極的に取り組んでくれた子ども達にはとても感謝しております。
今回みんなが発揮していた自主性と協調性は、きっと学校生活でも役立っていくはずです。
みんなそれぞれキャラ立ちしたおもしろい子達だったので、また山王学舎の何かしらのイベントでお待ちしております。
本当にお疲れさまでした、そしてありがとう。
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