10月6日(日)は子ども食堂の日でした。今回の子ども食堂では、長崎県松浦市から送られてきたアジフライを頂く料理メニューとなりました。山王学舎は松浦市とご縁がありまして、現在長崎県松浦市福島町にある、今は使われなくなった小学校木造校舎「旧養源小学校」を活用して、林間学校やお泊り読書会など、子ども達がワクワクする取り組みを行っています。

そのお礼に頂いたアジフライなんですが、なんといっても松浦市は現在アジフライの聖地として注目急上昇の街です。私も食べますが、松浦のアジフライは、肉厚で衣がサクサクで、そして魚の臭みが全く無くて子どもも大好きな一品です。

揚げたてです。とっても美味しそう!調理場でつまみ食いしたいくらいです(;^_^A

今回もたくさんのボランティアの皆さんがお手伝いに来てくださいました。地域の調理を担ってくださる方々、福岡女学院大学のボランティア学生、そしてリッツカールトン福岡に勤務しながらボランティアに参加頂いているヴァンさん。いつも皆さんありがとうございます!

こちらは同時にいなりずしを作り始めている図です。甘めのお稲荷は子ども達がいつ食べても、美味しい!と言ってくれるやつです。

炊き上げた炊き込みご飯をお稲荷さんに詰めていきます。大勢で食べる子ども食堂なので衛生面にはいつも気を使います。本当は子ども達も手伝うと食育の面からも良いのでしょうが、事故を起こさないことがまず第一ですね。

調理しながら皆さんよもやま話に花が咲いています。大学生ボランティアの皆さんは、調理の皆様やヴァンさんのお仕事のお話に興味津々です。このような交流の場でもあります。

あっという間に美味しそうないなり寿司と副菜が出来ましたよ!

今日のメニューはこんな感じです。少ない感じですって?(;^_^Aいえいえ。子ども達は少ない数を複数回お替りするのがたくさん食べるコツですね( ´∀` )。一度に大盛りの子はあんまり食べないですね。美味しく食べれる量の盛り付けで、お替りしてくれると嬉しい。

つーんとしている男子学生たちもいつも食べに来てくれるからうれしい。

ボランティアの皆さんもお手すきの時に実食です。自分たちの作った料理はどんなものでしょう?

食べ終わった後から子ども達は本番です!学生ボランティアのお姉さんと一緒にトランプです。ここからが長い!

子ども達には本気で遊ばないとですね!しかし手札が悪い(;^_^A

いつも食べに来てくれる子どもが率先して茶碗洗いのお手伝いを‼‼‼‼

楽しく手伝いが出来ると良いですよね。食べている最中に食器をひくのはやめてくださいm(__)mそれだけお手伝いモードに夢中なんですよね。いつまで続くかな( ´∀` )

山王学舎の子ども食堂では、出来る限り「フードバンク福岡」と連携して、食事のほかにもフードパントリーを実施しようとしています。スタッフの都合が合わない時もあって、フードパントリーを実施しない子ども食堂開催日もありますが。少しでも今の物価高の家計負担が少なくなるとよいですね。

あらあら西村さん( ´∀` )。キャンプ飯いつも美味しそうですよね。西村さん監修の調味料も今回お配りすることが出来ました。

次回子ども食堂は、10月27日(日)17:00~20:00です。どうやら照り焼きチキンを作るみたいですよ!

参加ご希望の方は、山王学舎メール(info@sanno-gakusha.or.jp)に、参加人数(大人○名、子ども○名)とお名前を記載してご予約下さいね。

山王学舎は「秘密基地」みたいとよく言われます。確かに子どもがワクワクするような居場所作りを目指しています。今日はちょっとその様子を点描してみます。

山王学舎は、1階と2回があるメゾネットタイプの建物に入っています。昔は料理屋さんだったそうで、そこを子ども達がゆっくりで出来たり、勉強出来たり、本を読んだり、映画を見たりなど、自由に過ごせる空間作りを目指しています。

2階にはこんな大きな黒板が設置されています。ラクガキしたり計算したり。将来は数学者か画家かどちらでも( ´∀` )

山王学舎の昭和テイストに合わせて、時計もゼンマイ時計です。毎回ねじ巻は大変ですが、風情を感じます。子ども達の中には「ボーン・ボーン」が怖いと言っている子どももいますが、すぐになれちゃいます。

ここはいつも先生が鎮座している場所になります。この場所はもともと押し入れだった場所をテーブルにして事務所としています。

その反対側です。山王学舎は美術関係に携わっている方々が多いので、マップケースには美術制作の材料がたくさん入っています。机の上の棚には美術書籍がびっしり!さらにその奥にはミロのビーナス像まで!(;^_^A何に使いましょう。

1階は…ほぼ居酒屋ですね(;^_^A。時には大人同士で話し合ったりする場所でもあります。子どもの場所でもありながら大人も参加できる仕組み作りを目指しています。

さあ、また美術や工作を行う時間、宿題を行う時間、自学を行う時間を作りたいですよね!まだまだ小さい学舎なので、マンパワーが減ったり増えたりして、中々皆さんが求めている、期待している姿にはなっていませんが、出来るときや時間から少しずつ触れ合う時間を作っていきましょう。