8月30日(日)に行われた学び舎子ども料理教室の様子をお伝えします。
今月のテーマは「お魚」。
今年で3年目になる学び舎子ども料理教室ですが、初年度からテーマがお魚の際は、包丁使いがとても勉強になるアジの三枚おろしを行ってきました。
ですので、メニューはアジフライ、それに➕エビフライを作ることにしました。
調理を始める前に、まずは簡単な鯵と海老のお勉強。
これから触る魚の内臓の仕組みや、人間の内臓との共通点をクイズ形式で学んでもらいました。
(ちなみに、8月末に増築工事を終え、↑写真でもわかるように2階に黒板が設置されました。これから、子ども達との勉強やお絵かきで存分に活用していこうと思います。)
そして、実践へ。
毎年参加してくれている子は、手つきや要領も慣れた様子でしたが、中には初めて生魚を触るという子達もいたので、キッチンからはかわいい悲鳴があがっていました。
(これまたちなみに、キッチンテーブルは木製からステンレス製に替り、衛生面の心配が軽減されました。)
アジ特有の硬く鋭いうろこ・ぜいごを削ぎ取る作業は、手を滑らせないか見ていて少しひやひやしましたが、みんなゆっくり丁寧に包丁を進めていました。
骨を切り取り三枚におろす作業でも、身を切りすぎないようにみんなゆっくり丁寧に行っていました。
食べやすいように、小骨もピンセットで取り除いてもらいました。
海老は皮をむき、背わたと腹わたを取り除く下処理を行いました。
海老もただ揚げるだけではいけないのですね。
爪楊枝で取り除くこの作業は、簡単で子ども達も楽しんでいる様子でした。
そして、仕上げの揚げる作業。
キッチンペーパーで水分を取り、小麦粉、パン粉をまぶす作業は工作感覚で楽しんでいる様子でした。
実食では、ご飯も貰いみんなもりもりと食べてくれていました。
ぼくも味見程度に分けてもらいましたが、サクサク、フワフワでとても美味しく揚っていました。
自分で作った出来立ての味は、格別に美味しく感じてくれたと思います。
これを機に魚の三枚おろしを習得し、料理への関心が深まってくれたら嬉しく思います。
そして、家族や友達にそのスキルを存分に自慢してもらいたいものです。
参加してくれたみんな、お疲れ様でした。
次回は、9月27日(日)、テーマは「野菜」です。
●ご予約、お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話:092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp
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