「遠隔(リモート )授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」
新型感染症の拡大によって新たな社会生活、様式が生み出され、子ども達も否応なしに適応を求められています。山王学舎でも緊急事態宣言中も放課後児童クラブは休業要請しない施設として運営を続けてまいりました。しかし感染の恐れを考え、多くの保護者が来所を見送り、自宅自粛を余儀なくされました。解除後もまだ来ることが出来ない子ども達がいます。
山王学舎では、6月末よりこのような環境を考え、子ども達が無理なく学べたり、子ども同士が連絡しあったり、会話できる環境づくりに取り組みます。
福岡市NPO活動推進補助金における「新型コロナウイルス対策支援」として採択された本事業は、同時に福岡県共同募金会「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援 全国キャンペーン」としてもご支援いただく活動となります。
具体的には学校が再開されても感染の第2波も予想される中、子ども達は様々な場所で非接触の活動が求められています。そのストレスを軽減するために、自宅にいても先生やお友達と繋がり、一緒に学んだり報告しあったり相談することが出来ます。自宅にばかりいると情報源が少なくなり、価値判断も偏りがちになりかねません。今回の取り組みで少しでも多様な価値観や情報ソースを子ども達に共有してもらうこと。またその一方で、「おうち」という素晴らしい自分の居場所に他者が入り込んでくることの危うさも検討しつつ、これからの新しい生活様式を試行錯誤していかなくてはなりません。
是非この活動に興味を持たれた方はご連絡いただきたいと思います。
「遠隔(リモート )授業を取り入れた新しい子どもの居場所事業」
2020年6月22日(月)より順次取り組みがスタートします。
取り組む内容例
〇家庭環境にデジタルデバイスがない方は山王学舎より貸出(要Wi-Fi環境)
〇タブレットを使ったホームルーム
〇タブレットを使ったリモート学習(eラーニング含む)
〇山王学舎の先生が作る様々な子ども向け動画配信
〇子どもたち同士のリモート交流会
※タブレット貸し出しも含めて月額1,000円
お問い合わせは特定非営利活動法人山王学舎まで
電話092-515-8752
mail:info@sano-gakusha.or.jp
HP:http://sanno-gakusha.or.jp/
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