このイベントは、3泊4日の宿泊体験を山王学舎で行います。
普段とは違う友達との交流、共同料理、また一緒の学びと体験を通じて、子ども達の自主性と協調性を図るプログラムです。
先生、お手伝いをしてくれるお兄さんやお姉さんと一緒に過ごす夏の体験は、都市部の子ども達にとって、異年齢のコミュニケーションの発達や、思いやりを育むことができ、地域で子どもを見守る狙いです。
ということで、8月5日(月)から行われた学び舎林間学校・前期の様子をお伝えします。
初日は13時に集合しました。
初めてのお泊りでうしろ髪を引かれ合っている親子、初めて訪れる山王学舎の内装を物珍しそうに見渡す子、既に帰りたそうな表情をしている子、親子共にみんなそれぞれ不安を少し抱えながら敷居をまたがれていました。
そんな親子を見て、ぼくらスタッフもいよいよ始まるのだな、とグッと身が引き締まりました。
まずは3チームに分かれ、それぞれチームでの役割分担、チーム名、この林間学校での目標を、時間を掛けてじっくりと話し合ってもらいました。
こうして生まれた春住チーム、りんチーム、ポニータゴリラチーム。
初対面同士の子が多かったであろう中、真面目に話し合い、チームごとにそれぞれの指針を発表してもらいました。
その内容から、「これからみんなでやっていくんだ」という気概が感じ取れ、とても頼もしく思えました。
そして、自由時間。
お菓子が配られ、少し緊張が取れてきたのか、一気に学舎内のボリュームが上がり、この辺りから柔らかい表情が見え出してきました。
そして、16:30からは宿題タイム。
みんな嫌々ながらも、しっかりと静かに宿題に向かってくれていました。
その宿題チームの裏では、りんチームが夕飯の買い出し&調理を開始。
今回の林間学校では、夕飯の献立から調理までを子ども達が決めてやってもらうルールだったので、初日はりんチームが担当してくれました。
献立は、唐揚げ、スープ、梅ひじき、オレンジ。
揚げ物のみで終わらず、ぼくの主観だと少し渋い梅ひじき、というサッパリおかずを持ってくるあたりが、女子だなぁと感心しました。
先生達と協力して、お腹を空かせたみんなの為に一生懸命作ってくれた唐揚げ定食。
いつも残しがちな千切りキャベツでさえ、愛おしく思えるようになったのではないでしょうか。
みんなモリモリ食べてくれ、大盛況の夕飯となりました。
そして、食後は銭湯へ。
近所の老舗銭湯へ歩いて行く予定だったのですが、スタッフが下見に行ってみると、まさかの臨時休業の張り紙。
ということで、急遽車で少し遠いスーパー銭湯へ行きました。
長風呂する子が続出する程みんな広いお風呂を楽しんでくれていたようで、予定は狂いましたが結果的にとても良かったです。
そして帰舎後は、すぐさま就寝準備。
緊張等で疲れたのでは?という心配もよそに、まだまだ眠る気配のないパワフルな子ども達。
コソコソ話しが微かに聞こえる中、まずは初日の夜が更けていきました。
まだまだ続く林間学校。
ブログもその2へ。
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